リアル鬼ごっこ
| リアル鬼ごっこ | |
|---|---|
| 著者 | 山田悠介 |
| 発行日 | 2001年12月15日 |
| 発行元 | 文芸社 |
| 国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 形態 | 上製本 |
| ページ数 | 325 |
| 公式サイト | 書籍詳細 : リアル鬼ごっこ - 文芸社 |
| コード | ISBN 978-4-8355-2579-2 |
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| 文学 |
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| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
『リアル鬼ごっこ』(リアルおにごっこ)は、山田悠介のホラー小説。または、それを原作とした漫画、映画、ゲーム作品。
目次 |
[編集] 概要
山田悠介のデビュー作。2001年に文芸社から自費出版本として刊行され、発行部数100万部を超える話題作となった。2004年に幻冬舎文庫の文庫版(改訂版)、幻冬舎コミックスの漫画版が刊行されている。
2008年には映画『リアル鬼ごっこ』、2010年にはその続編『リアル鬼ごっこ2』が上映された。
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[編集] あらすじ
西暦3000年。ある島国の王様は、全国の佐藤姓を捕まえて処刑する『リアル鬼ごっこ』の計画を発表した。 大学生の佐藤翼(主人公)は新聞を読んでいる最中、『リアル鬼ごっこ』のニュースを知った。 横浜市在住の佐藤翼と大阪在住の妹・佐藤愛の二人は、ゲーム終了まで生き残ることができるのか?
[編集] 主な登場人物
- 佐藤翼(さとう つばさ)
- 本作の主人公。横浜の大学に通っている男子学生。陸上部所属。
- 父・輝彦と2人で暮らしている。
- 佐藤愛(さとう あい)
- 翼の妹。大阪府在住。母親である益美の事故死をきっかけに、叔父夫婦(登場せず、「鬼ごっこ」で死亡したことが語られている)に養子として引き取られたため、佐藤姓に戻り、王様が提案した「リアル鬼ごっこ」の捕獲ターゲットとなっている。元は明るい性格だったが、「鬼ごっこ」開始後は塞ぎ込んでいた。
- 漫画版では仁のチームに所属している。
- 佐藤輝彦(さとう てるひこ)
- 翼と愛の父親。酒を飲んでは暴力を振るっていたが、内心では子供達を思っていた。
- 「鬼ごっこ」第二日目終了後に心不全を起こし、死亡。
- 佐藤益美(さとう ますみ)
- 翼と愛の母親。旧姓・鈴木。夫の暴力に耐え切れず、愛を連れて家出するも、直後にトラックに轢かれて死亡。
- 佐藤洋(さとう ひろし)
- 大阪府在住。翼の中学時代の同級生。当時、翼とつるんでいたことから「ダブル佐藤」と呼ばれていた。
- 漫画版では「鬼ごっこ」終了後に愛と交際する。
- 王様
- 本作の黒幕で第150代目の国王。姓は佐藤。我侭な性格で悪政を行うため、「馬鹿王」のあだ名を付けられている。
- 漫画版では詩を嗜んでおり、「鬼ごっこ」開始前に朗読していた。
- 王様の弟(王子)
- 兄と対照的な人物で自身の発言から「鬼ごっこ」が起きたことを悔やんでいた。
- 漫画版では未登場。
- じい
- 王様の側近。王様の命令に従い、「鬼ごっこ」に関する諸事を担当。
- 佐藤仁(さとう じん)
- 漫画版に登場する元・日本軍事スペシャリスト。チームの仲間に鬼の居場所や逃げ道などを伝えている。
[編集] 「リアル鬼ごっこ」のゲーム内容
- 王国の中に住んでいる「佐藤」(501万3223人)は、王国の兵士、囚人、生物兵器扮する100万人の鬼から追いかけられる。
- 鬼ごっこの期間は、12月18日から24日までの一週間。
- 実施される時間は、このうち午後11時から12時までの1時間。
- 開始はサイレン、終了はベルで全国のスピーカーから女性の声で終了、開始の合図が出される。
- それ以外の時間は何をしていてもかまわない。
- 鬼ごっこで王国側の鬼に捕まった「佐藤」は極秘処刑場に連行され、処刑されることになっている。
- (漫画版1作目、映画版のみ)確保された「佐藤」はスタンガン(漫画版1作目)もしくはワイヤーナイフ(劇場版一作目)で逃亡を阻止した上で専用のトラックもしくは護送車に収容される。無理に逃げようとすると、その場で殺される。映画版第2作目では確保されるとその場でスタンガンアームで殺される。
- 鬼は終了と同時に鬼ごっこを終了させ、王宮、もしくは鬼ごっこセンターに帰還する。
- 「リアル鬼ごっこ」の最中、「佐藤」は乗り物に乗ってはいけない。時間帯は国内にある全ての道路で車両の通行を禁止し、公共交通機関はすべてストップする。そのため、佐藤は走ることでしか逃げることができない。
- 車両を使った逃走や武器を使った鬼への抵抗した者はその場で確保され、テレビで見せしめ処刑の様子が放送される。(映画版1作目)
- 佐藤を1人も確保できなかった鬼は死刑に処される。また、佐藤を捕まえた数によって多額の賞金を与えられ、減刑、もしくは釈放される。
- 7日間のゲームを無事にクリアした「佐藤」は、王様の手によって夢や願いを叶えてもらうことができ、また欲しい物をもらえる。
- 漫画版 オリジナルのルール
- 王様が鬼ごっこを発案する動機が異なるため、ルールも変更されている。
- ゲーム期間中に改姓、海外渡航などの「鬼ごっこを終わらせる行為」を禁止する(原作では特に禁止されている様子は無かった)。
- 「佐藤」姓の人間以外は、鬼ごっこの手助けをしてはならない。手助けした者も殺される。
- 王様曰く、「鬼ごっこが成立しなくなるようなズルをする人は、こっちもズルしてどんどん捕まえる」とのこと。
- 鬼の「パワーアップ」と称し、3日目と6日目に巨大兵器が投入される。
[編集] 鬼の装備
- 小説版は全身迷彩服、王国のマークがプリントされた帽子、佐藤探知機ゴーグル、トランシーバー、拳銃。
- 漫画版は軍服、佐藤探知機ゴーグル(通称:SODNA)が装備されたマスク、スタンガン。
- 映画版は黒のレインコート、GPS、ワイヤーナイフ、笑った表情のマスク。
- 映画版第2作は革のコート、ガスマスク型の知覚発達装置、スタンガンアーム。
[編集] 既刊一覧
書籍
- 『リアル鬼ごっこ』初版 ISBN 4-8355-2579-5
- 『リアル鬼ごっこ』文庫版 ISBN 4-344-40513-7
- 『リアル鬼ごっこ+』DVD付き限定盤 ISBN 978-4-286-00009-1
漫画
- 『リアル鬼ごっこ』(杉山敏画、山田悠介他原作)バーズコミックス・リミックス版 ISBN 978-4-344-81197-3
- 『リアル鬼ごっこ』(杉山敏画、山田悠介他原作)バーズコミックス・スペシャル版 ISBN 4-344-80383-3
[編集] 改訂版の特徴
小説版では、文法の間違い(主語と述語の対応がおかしい、重複表現があるなど)があったが、幻冬舎文庫版(改訂版)では、文法の間違いなどについて全面的に改訂が行われている。
[編集] 漫画版の変更点
王様が「リアル鬼ごっこ」を提案した動機が異なり、ストーリー展開が大幅に変更された。
[編集] 映画
| リアル鬼ごっこ | |
|---|---|
| 監督 | 柴田一成 |
| 脚本 | 柴田一成 |
| 製作 | 吉田浩二 川崎隆 |
| 製作総指揮 | 中沢敏明 柳舘毅 |
| 出演者 | 石田卓也 谷村美月 大東俊介 松本莉緒 吹越満 柄本明 |
| 音楽 | 岩代太郎 |
| 主題歌 | 『リアル鬼ごっこ』 KOTOKO |
| 配給 | ファントム・フィルム |
| 公開 | |
| 上映時間 | 98分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 製作費 | 1億円 |
| 次作 | リアル鬼ごっこ2 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
ジェネオンエンタテインメント、電通製作。製作費は1億円。 ファントム・フィルムの配給により2008年2月2日に公開された。 原作とは異なる設定の作品となっている。
[編集] ストーリー(映画第1作)
全国で最も多い苗字である佐藤姓の人物が変死する事件がおきていた。そんな中、不良の佐藤翼は対立グループの佐藤洋に捕まったが、気が付いた彼は別の平行世界、パラレルワールドに飛ばされていた。近くの同級生も話を聞いてくれない、そのとき、洋が自分に向かって突進してくるが、洋も何かに追いかけられていた。捕まえて話を聞くが自分のことを知らないという。この国の国王が佐藤を捕まえて死刑にするリアル鬼ごっこを強要していた。残りは2日。翼は訳の分からないゲームに強制参加させられてしまう。
[編集] 登場人物(映画第1作)
- 佐藤翼:石田卓也
- 主人公。ゲーム残り日数3日間の「リアル鬼ごっこ」を体験することになっている。
- 佐藤愛:谷村美月
- 主人公の妹。パラレルワールドの分身と意思疎通する能力をもっている。
- 佐藤洋:大東俊介
- 主人公・佐藤翼の元親友。ヤクザの舎弟。
- 渡辺かをり:松本莉緒
- パラレルワールドの世界で生きている女性キャスター。
- 佐藤輝彦:吹越満
- 主人公の父親。アルコール中毒である。
- 佐藤益美:渡辺奈緒子
- 主人公の母親。パラレルワールドと元の世界を往来する能力を持っている。
- (渡辺奈緒子は次作にも別役で出演している)
- 王様:柄本明
- 『リアル鬼ごっこ』を開催しているパラレルワールドの支配者。
- 王様の側近:品川徹
[編集] スタッフ(映画第1作)
- 原作:山田悠介
- 監督・脚本:柴田一成
- アクション監督:谷垣健治
- VFXスーパーバイザー:小田一生
- 音楽:岩代太郎
- 撮影:早坂伸
- 照明:鈴木秀幸
- 録音:松本昇和
- 美術:大庭勇人
- 特殊造型・特殊メイク:マイケル.T.ヤマグチ
- 配給:ファトム・フィルム
- 宣伝:角川メディアハウス
[編集] 主題歌(映画第1作)
[編集] CM出演(映画第1作)
映画「リアル鬼ごっこ」DVD(2008年8月22日発売)の販売告知用テレビCMは、柴田一成監督によって撮影された30秒間のショートドラマである。
現在、ショートドラマ版のCMは映画版「リアル鬼ごっこ」の公式サイトにて無料配信されている。 このショートドラマに出演しているエキストラは公開募集によって集められた「苗字が『佐藤』の人間たち」である。
[編集] 関連商品(映画第1作)
鬼のマスク(生産中止)
[編集] リアル鬼ごっこ2
| リアル鬼ごっこ2 | |
|---|---|
| 監督 | 柴田一成 |
| 脚本 | 柴田一成 |
| 出演者 | 石田卓也 吉永淳 三浦翔平 蕨野友也 渡辺奈緒子 永島敏行 霧島れいか |
| 主題歌 | 「△」High Speed Boyz |
| 配給 | ファントム・フィルム |
| 公開 | |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | リアル鬼ごっこ |
| 次作 | リアル鬼ごっこ5 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
「第2ラウンド、始まりました」をキャッチコピーとする劇場版第二弾。 原作エンディングの続きとして半年後の世界が描かれている。
上映初日・2日目の2日間で大量の観客動員数を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社)では初登場11位となった[1]。
[編集] ストーリー(映画第2作)
殺人ゲームから半年後のパラレルワールドでは、またしても佐藤さんが追いかけられるリアル鬼ごっこが行われていた。佐藤翼と妹の愛、親友の洋は、鬼ごっこを提案した独裁者に対するレジスタンスとして活動していたが、ある日突然翼が鬼3匹を連れて現実世界にスリップしてしまった。
[編集] 主要キャスト(映画第2作)
- 佐藤翼:石田卓也
- 主人公。現実世界とパラレルワールドを往来することができる唯一の人間。
- 佐藤愛:吉永淳
- 主人公の妹。
- 佐藤洋:三浦翔平
- 主人公・佐藤翼の友人。
- 佐藤明:蕨野友也
- 『佐藤怪死事件』の捜査を担当している刑事。
- 佐藤美沙:渡辺奈緒子
- 看護師。※渡辺は前作にも別役で出演している
- 鈴木新太郎/将軍
- 佐藤明の上司。職業は警察官(警部)である。
[編集] スタッフ(映画第2作)
- 原作:山田悠介
- 監督・脚本:柴田一成
- アクション監督:横山誠
- 音楽:佐東賢一
- 撮影:富田伸二
- 照明:田村文彦
- 美術:黒川通利
- 特殊メイク・特殊造形:小此木謙一郎
- 編集:正木良典
- 製作:「リアル鬼ごっこ2」製作委員会(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、電通、ファントム・フィルム、ディー・エヌ・エー)
[編集] リアル鬼ごっこ5
| リアル鬼ごっこ5 | |
|---|---|
| 出演者 | 井上正大 |
| 主題歌 | |
| 公開 | |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | リアル鬼ごっこ2 |
| 次作 | |
2011年12月22日、第3弾の制作が発表された[2]。現在撮影中、2012年春公開予定。
タイトルが『リアル鬼ごっこ3』でないのは意図的なもの。
[編集] 主要キャスト(映画第3作)
- 草野大地:井上正大
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 『告白』2日で2億超えでどっかーんとトップに降臨!『アリス』が首位から陥落【映画週末興行成績】シネマトゥディ 2010年6月8日
- ^ 発表ーーMASAHIRO INOUE OFFICIAL BLOG 2011年12月22日

