リアルシャダイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
リアルシャダイ
Real Shadai.jpg
2000年9月、社台スタリオンステーション
英字表記 Real Shadai
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1979年5月27日
死没 2004年5月26日(25歳没)
Roberto
Desert Vixen
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
馬主 吉田善哉
調教師 J.Cunnington Jr.(フランス)
競走成績
生涯成績 8戦2勝
獲得賞金 91万1400フラン
テンプレートを表示

リアルシャダイ (Real Shadai) はフランス競走馬アメリカ合衆国で、父ロベルトと母デザートヴィクスンの間に生まれた黒鹿毛サラブレッドである。引退後は日本種牡馬となり成功した。

競走馬として[編集]

母はG1を6勝した名牝で、父はエプソムダービー優勝馬、アメリカの2歳セリにて吉田善哉が競り落とした。以後はフランスで競走生活を送る。戦績はドーヴィル大賞典 (G2) を含む8戦2勝だが、ジョッケクルブ賞2着、サンクルー大賞典3着、凱旋門賞5着など、一流どころとも差のない競馬をしていた。

種牡馬として[編集]

引退後は日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入り、1993年には日本リーディングサイアーに輝いた。代表産駒にはライスシャワー天皇賞(春)2回、菊花賞)、シャダイカグラ桜花賞)、イブキマイカグラ阪神3歳ステークス)、ステージチャンプハギノリアルキングムッシュシェクルらがいる。

比較的距離を問わず活躍馬を送り出しているが、本質は堅実な成長力と抜群のスタミナを伝える晩成・長距離型の種牡馬である。とくに晩年は多くの優秀なステイヤーを輩出している。例としては1995年の天皇賞(春)では1 - 3着を独占し、そのほかにも1997年の菊花賞2着のダイワオーシュウや2003年の天皇賞(春)2着のサンライズジェガーなどが高配当を演出した。近年では母の父として本馬を持つイングランディーレ2004年の天皇賞(春)を制している。しかし単なる長距離偏重の種牡馬ではなく、ライスシャワーやイブキマイカグラなどはGIレースをレコードタイムで走破するなど、水準以上のスピードも持ち合わせていた。

また、代表産駒の筆頭であるライスシャワー(レース中の故障により予後不良)をはじめ、イブキマイカグラ(骨折でダービー出走を断念、後に屈腱炎を発症し引退)、シャダイカグラ(レース中に故障を発生し引退)など足元が弱い産駒が多かったことでも有名である。現役時に常に脚部不安に悩まされ、出世を阻まれたままターフを去った例も少なくないといわれている。

2001年には種牡馬を引退し、2004年蹄葉炎による衰弱で死亡した。代表産駒に晩成のステイヤーが多いこと、前述の通り後継として期待されていたライスシャワーが夭逝したことなどにより、2009年現在リアルシャダイを父に持つ種牡馬は登録されていない。またリアルシャダイを父に持つ種牡馬で中央競馬の重賞勝ち馬の父となった者が1頭もいないなど後継種牡馬も結果を残せず、2013年現在競走馬の父系としては完全に途絶えている。

GI級競走優勝馬[編集]

グレード制重賞優勝馬[編集]

地方重賞優勝馬[編集]

  • 1986年産
    • ロングマスターズ(出羽路賞)
  • 1995年産
    • ビッグコマンド(大天山賞)
  • 1997年産

母の父としての代表産駒[編集]

GI・JpnI馬のみ記載

血統表[編集]

リアルシャダイ血統ロベルト系 / Blue Larkspur 5×5=6.25%, Sir Gallahad-Bull Dog 5×5=6.25%, Nearco 5×5=6.25%, War Relic 5×5=6.25%)

Roberto
1969 鹿
Hail to Reason
1958 黒鹿
Turn-to Royal Charger
Source Sucree
Nothirdchance Blue Swords
Galla Colors
Bramalea
1959 黒鹿
Nashua Nasrullah
Segula
Rarelea Bull Lea
Bleebok

Desert Vixen
1970 黒鹿
In Reality
1964 鹿
Intentionally Intent
My Recipe
My Dear Girl Rough'n Tumble
Iltis
Desert Trial
1963 栗
Moslem Chief Alibhai
Up the Hill
Scotch Verdict Alsab
Glen Arvis F-No.2

ノーザンテースト牝馬との好相性[編集]

同じ社台グループ繋養種牡馬であるノーザンテーストを父に持つ牝馬との相性が良く(ニックス)、重賞勝ち馬に限ってもイブキマイカグラ、スピークリーズン、ステージチャンプ、ムッシュシェクル・シクレノンシェリフ兄弟の母は、いずれも父にノーザンテーストを持つ牝馬であった。上記以外にもライスシャワーの母の父はマルゼンスキー、ハギノリアルキングの母の父はダンジグと、ノーザンダンサー系牝馬との相性が良かった。

外部リンク[編集]