ランタナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?ランタナ

ランタナ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: クマツヅラ科 Verbenaceae
: シチヘンゲ属 Lantana
: ランタナ L. camara
学名
Lantana camara
和名
ランタナ、シチヘンゲ(七変化)
英名
Lantana

ランタナ(Lantana、学名:Lantana camara)はクマツヅラ科の常緑小低木。中南米原産。観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)。赤、橙、黄、白など鮮やかな色のをつけ、また花の色が次第に変化することに由来する。

[編集] 特徴

多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。

果実は黒い液果で有毒といわれるが、が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。は断面が四角で細かいとげが密生する。は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。

ランタナ属は中南米や南欧原産の約150種の低木または多年草を含む。熱帯亜熱帯では広く野生化し、オーストラリア東南アジアではやっかいな雑草として問題になっている。ややツル状に横に這って茂みを作り、茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。他方、花には多くのチョウが集まり、見応えがある。

ランタナ属でよく栽培されるものとしては、ランタナの他に、小型で地面を這い赤、紫などの花をつけるコバノランタナLantana montevidensis)、あるいはこれらの雑種がある。

[編集] ギャラリー

ウィキメディア・コモンズ
ウィキメディア・コモンズ