ラリー・カールトン
| ラリー・カールトン | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 別名 | Mr. 335 |
| 出生 | 1948年3月2日(65歳) |
| 出身地 | |
| ジャンル | ロック フュージョン ジャズ |
| 職業 | ギタリスト 作詞家 音楽プロデューサー |
| 担当楽器 | ギター、ヴォーカル |
| レーベル | ワーナー・ブラザーズ・レコード MCAレコード GRPレコード RCA Victor 335 |
| 共同作業者 | ザ・クルセイダーズ フォープレイ |
| 公式サイト | 公式サイト |
| 著名使用楽器 | |
| ギブソン・ES-335、フェンダー・テレキャスター | |
ラリー・カールトン(Larry Carlton、1948年3月2日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州トーランス出身のジャズ・フュージョン界を代表するギタリスト、作曲家。
目次 |
歴史[編集]
6歳の頃からギターを始め、ハイスクール時代にはブルース・ギタリストのB.B.キングやジャズ・サックス・プレーヤーのジョン・コルトレーンに影響を受け、ジャズを演奏し始める。スリム・エドワーズやジョー・パスに師事した。1966年から1968年までL.A.ハーバー・カレッジ、1968年から1970年をロングビーチ州立大学で音楽を専攻した。サンディエゴで開かれた南カリフォルニア・ビッグ・バンド・コンテストで最優秀ソロイスト賞を受賞し、1968年にファースト・アルバム「With a Little Help from My Friends」をリリース。その後もソロでの経歴を重ね、1971年から1976年までジャズ・ロック・グループ、ザ・クルセイダーズに参加する。1977年にはワーナー・ブラザーズ・レコードと契約し、1978年から1984年に掛けて、6枚のソロ・アルバムを制作した。その楽曲と演奏に対し、4つのグラミー賞を受賞している。1970年代には、ロサンゼルスでセッション・ミュージシャンとしても活躍し、スティーリー・ダンやジョニ・ミッチェルも含む多数のアルバムに参加している。ローリング・ストーン誌のベスト・ギター・ソロに関する投票では、"Kid Charlemagne"(スティーリー・ダンのアルバム、The Royal Scamに収録)でのプレイが第3位に選ばれている。
1985年には、アコースティック・ジャズ・アルバム制作のために、MCAレコードと契約した。その成果が、アルバム「Alone, But Never Alone」である。この年から1990年の間、カールトンは様々なソロ・プロジェクトで活動し、再度グラミー賞を受賞している。しかし、アルバム「On Solid Ground」の制作中、"Room 335"(南カルフォルニアにある自宅のプライベート・スタジオ)の外にいた青年に銃撃を受けた。この銃撃により彼の声帯は破壊され、彼自身も重大な精神的外傷を負ったが、徹底的な治療とポジティブな持ち前の精神力で、最終的にはこのアルバムを完成させ、1989年に発表した。1991年からはブルース・アルバムのレコーディングを開始するが、ジャズ制作のオファーがあったため、制作は遅れることとなった。このブルース・アルバム「Renegade Gentleman」は、最終的には2年後の1993年にリリースされた。
1994年から1997年に掛けて多くのツアーに参加し、また、1995年にリー・リトナーとのデュエット・アルバム「Larry & Lee」をリリースした。1997年からはリトナーに代わり、スムーズジャズグループであるフォープレイに参加。リトナーと違い、それまであまり他のメンバーとのセッションが無かったため、参加当初は従来からのブルース志向に拍車が掛かるなど、グループ内での音楽性の違いがやや見受けられた。しかし、活動を続けるに従い、双方にリトナー時代と違った融合が生まれた新フォープレイの確立に成功し、ソロ活動においてもフュージョンとブルースをより上手く融合した、新しいカールトン・ミュージックを確立した。
2003年には、10年ぶりとなる全編ブルースとなるアルバム「Sapphire Blue」をリリース。彼自身の原点回帰を行っている。
当時所属していたフォープレイが、BMGのアリスタ傘下のブルーバード・レコードに移ったことにより、カールトンも移籍、2005年に「Firewire」を発表。現在は、メジャー・レーベルから離れ、自主レーベル335レコードを創設、2007年に自己のヒット曲をリテイクしたGreatest Hits Records Vol.1をリリースしている。
2010年にはソロ活動に従事する為、フォープレイを脱退。6月に、B'zのギタリスト松本孝弘との共作「TAKE YOUR PICK」をリリースし、日本ツアーを行い、このアルバムは翌年第53回グラミー賞で最優秀インストゥルメンタル・ポップ・アルバム賞を受賞した。
使用機材[編集]
ES-335を使用していることでよく知られており、'Mr.335'という愛称で呼ばれている。ギブソン社は、カールトンが所有する1968年製のES-335を元に、ラリー・カールトン・シグネチャーモデルを発売している。また、かつてはヴァレー・アーツ社ともエンドースメント契約を結んでいた。
アンプは、ダンブルアンプを使用していたが、現在はブルード・トーン社のブルード・ドライブ・アンプを使用している。(2010年現在)
ディスコグラフィ[編集]
アルバム[編集]
| タイトル | 発売年 | 注釈 | |
|---|---|---|---|
| With A Little Help | 1968 | Uni | |
| Singing / Playing | 1973 | Blue Thumb | |
| Larry Carlton (邦題:夜の彷徨) | 1977 | Warner Brothers | |
| MR.335 Live In Japan (日本版のみ) | 1977 | Warner Brothers | |
| Strikes Twice | 1980 | Warner Brothers | |
| Sleepwalk | 1982 | Warner Brothers | |
| Eight Times Up | 1982 | Warner Brothers | |
| Friends | 1983 | MCA | |
| Alone / But Never Alone | 1985 | MCA | |
| Last Nite | 1986 | MCA | |
| Discovery | 1987 | MCA | |
| On Solid Ground | 1989 | MCA | |
| Christmas At My House (クリスマス企画アルバム) | 1989 | MCA | |
| Collection (ベスト盤) | 1990 | GRP | |
| The Best Of Mr.335 (ベスト盤) | 1992 | Warner Brothers | |
| Kid Gloves | 1992 | GRP | |
| Renegade Gentleman | 1993 | GRP | |
| Larry & Lee | 1995 | GRP | |
| The Gift | 1996 | GRP | |
| Collection Vol.2 | 1997 | GRP | |
| Fingerprints | 2000 | Warner Brothers | |
| No Substitution with Steve Lukather | 2001 | Favored Nations | |
| Deep Into It | 2001 | Warner Brothers | |
| Sapphire Blue | 2003 | Arista | |
| The Very Best of Larry Carlton (ベスト盤) | 2005 | GRP | |
| Firewire | 2005 | Arista | |
| Greatest Hits Records Vol.1 | 2007 | 335 | |
| Take Your Pick with Tak Matsumoto (グラミー賞受賞) | 2010 | Vermillion | |
| Plays the Sound of Philadelphia | 2010 | 335 |
ビデオ[編集]
| タイトル | 発売年 | 注釈 | |
|---|---|---|---|
| Larry Carlton Live | 1987 | ||
| Star Licks Larry Carlton | 1989 | (教則ビデオ) | |
| Star Licks Larry Carlton Vol.2 | 1992 | (教則ビデオ) | |
| Larry Carlton Live At Montreal International Jazz Festival | 1997 |
DVD[編集]
| タイトル | 発売年 | 注釈 | |
|---|---|---|---|
| Carlton Lukather Band - The Paris Concert | 2001 |
関連項目[編集]
- ザ・クルセイダーズ
- フォープレイ
- 原由子 - サザンオールスターズのアルバム『タイニイ・バブルス』の中で、原がメインボーカルを務める「私はピアノ」(詞:桑田佳祐)の歌詞に、敬愛するラリー・カールトンが登場する。後に、高田みづえがカヴァーし、高田自身最大のヒット曲となった。
外部リンク[編集]
- Larry Carlton(英語版)
- LarryCarlton (LarryCarlton) - Twitter
- ワーナーミュージック・ジャパン - ラリー・カールトン