ラベルプリンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
brother P-Touch 540

ラベルプリンター(label printer)は、粘着性のあるラベルまたはカードに印刷するための、電子機器の1つである。ラベルライターラベラーなどとも呼ばれる。ラベルプリンターが通常のプリンターと異なる点は、ラベルロールを給紙する装置や、シート状のラベルを切り取る装置が必要なことである。

ラベルに連続して印刷すると少しずつ印刷位置がずれてしまうことがあるが、ラベルプリンターはラベルの隙間、切り欠き、切り取り線などを検知するセンサーを搭載している。このセンサーによりラベルの位置を調整して、ラベル上に正確に印刷することができる。

ラベルプリンターは小売業、輸送用ラベル、研究用の標本につけるラベルなど様々な目的に用いられている。

感熱・熱転写方式 [編集]

ラベルプリンターに用いられるラベルの素材はいくつかあるが、合成樹脂などがある。

ブラザー工業は、ラミネートシール式のラベルプリンターをはじめて開発した会社で、1988年より自社ブランド「ピータッチ」を製造、販売している。また、国内トップシェアの「テプラ」は、発売当初からキングジムOEM供給している。ライバル企業はカシオ計算機である。

感熱方式
感熱紙FAXで用いられているものと同様)を用いる。感熱印刷は6~12ヶ月程度で薄くなってしまう。直射日光や薬品類にさらされるとさらに寿命が短くなる。そのため、輸送用ラベルなどの短期間に使うラベルに用いられる。
熱転写方式
インクリボンから熱でラベルの表面にインクを転写し、変色しないラベルを印刷することができる。

インクリボン [編集]

熱転写プリンターで用いられるインクリボンには以下の3種類がある。

  • ワックス - 最もよく用いられる。多少の汚れへの耐性があり、つや消し~半光沢紙のラベルを用いる。
  • ワックス/樹脂 - 汚れへの耐性があり、半光沢紙や樹脂製のラベルを用いる。
  • 樹脂 - 引っかきや化学物質に強く、コーティングされた樹脂製のラベルを用いる。

関連項目 [編集]