ラファイエット級フリゲート

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ラファイエット級フリゲート
FS Surcouf.jpg
艦級概観
艦種 フリゲート
建造期間 1990年 - 1999年
就役期間 1996年 - 就役中
前級 フロレアル級フリゲート
次級 最新
性能諸元
排水量 満載:3,600t
全長 125m
全幅 15.4m
吃水 4.8m
機関 CODAD方式
ディーゼルエンジン(5,250hp) 4基
推進器 2軸
速力 最大:25ノット、巡航:15ノット
航続距離 7,000海里/15ノット
9,000海里/12ノット
行動日数 50日
乗員 152名(さらに海兵隊員25名)
兵装 100mm単装砲 1基
20mm単装機銃 2基
クロタル短SAM8連装発射機 1基
エグゾセMM40 Block3SSM4連装発射機 2基
艦載機 NH90 or AS565パンサー 1機

ラファイエット級フリゲートFrégate classe La Fayette)は、フランス海軍が建造したフリゲート

概要[編集]

設計段階からステルス性を重視して建造された最初の実用艦(ステルス艦)であり、レーダー反射率は従来の40%程度に抑えられているといわれる。

海外領土の警備・EU域外における初期作戦への投入が主目的であるため、対潜兵装は装備していないが、特殊部隊の投入能力を有している。また、将来の改造を容易にし、かつ輸出国の要求に迅速に応えられるようにするため、船体構造のモジュール化が積極的に取り入れられている。

搭載ヘリコプターとしては、主にNH90AS565パンサーが用いられるが、シュペルフルロンの搭載も可能とされている。

派生型の輸出も積極的で、台湾海軍サウジアラビア海軍シンガポール海軍に採用、輸出されている。

同型艦[編集]

派生型[編集]

康定級フリゲート[編集]

対潜任務にも適応した、汎用型。台湾海軍の他の艦船との装備の共通化が図られているほか、小型船対策の為に40mm機関砲を装備するなど、武装を中心に他のラファイエット級と異なるが、これらの武装はステルス対策をとっておらず、結果としてステルス性は損なわれている。搭載機はS-70B

アル・リヤド級フリゲート[編集]

満載排水量が4,500tに達する拡大改良型であり、防空任務に主眼をおいている。アスター15の装備、主砲のステルス76mm砲への変更、固定対潜長魚雷発射管4基の装備、機関の強化(28,000馬力)速力の低下(24.5ノット)などの差異がある。搭載機はAS365ドーファン

  • 812 アル・リヤド(Al Riyadh) - 2002年7月就役
  • 813 メッカ(Makkah) - 2004年4月就役
  • 814 アル・ダンマン(Al Dammam) - 2004年10月就役

フォーミダブル級フリゲート[編集]

アル・リヤド級の縮小改良型で、満載排水量3,200t。対艦ミサイルハープーンに、対潜長魚雷発射管4基を短魚雷発射管3連装2基にそれぞれ変更し、速力が27ノットに向上、乗員は86名に減少している。搭載機はS-70B。1番艦はフランスで建造されたが、2番艦以降は国産化されている。

  • 68 フォーミダブル(Formidable) - 2005年就役
  • 69 イントレピッド(Intrepid) - 2005年就役
  • 70 ステッドファスト(Steadfast) - 2006年就役
  • 71 テネイシャス(Tenacious) - 2007年就役
  • 72 ストルワート(Stalwart) - 2008年就役
  • 73 シュープリーム(Supreme) - 2009年就役

外部リンク[編集]