ラッコケファルス

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ラッコケファルス
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
約2億5,380万- 約2億5,100万年前(古生代ペルム紀最末期)
もしくは
約2億5,100万- 約2億4,970万年前(中生代三畳紀最初期)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
亜綱 : 迷歯亜綱 Labyrinthodontia
: 分椎目 Temnospondyli
上科 : リネスクス上科 Rhinesuchidea
: リネスクス科 Rhinesuchidae
: ラッコケファルス属 Laccocephalus 
Watson, 1919

ラッコケファルスLaccocephalus)は、古生代ペルム紀最末期、もしくは中生代三畳紀最初期[1]の、ゴンドワナ大陸中央部(現在のアフリカ南部を含む)に生息していた原始的両生類分椎目 リネスクス科に分類される。 化石南アフリカ共和国[2]から発見されている。

呼称[編集]

日本では「ラッコファルス」が用いられることもあるので、異名として挙げておく。

特徴[編集]

同じ科の他の種に比べて、頭部の幅が狭い。かつてはウラノケントロドン模式属とするウラノケントロドン科に分類されていたが、同科がリネスクス科にまとめられたのに伴って本種も再分類された。また、本種をペルム紀前期の出現とする説もある。

脚注[編集]

  1. ^ 詳しくは、約2億5,380万- 約2億5,100万年前(古生代ペルム紀最末期〈Changhsingian期〉)、もしくは、約2億5,100万- 約2億4,970万年前(中生代三畳紀最初期〈Induan期〉)。
  2. ^ 発見地の詳細:南アフリカ共和国オレンジ自由州カルー盆地内のビューフォート岩床、ダプトケファルス群集帯Daptocephalus assemblage zone)。cf. Beaufort Group - Karoo Supergroup.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]