ラグナロクオンラインの舞台

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ラグナロクオンラインの舞台では、オンラインゲームラグナロクオンライン』に登場する舞台について記述する。

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実装日は日本でのもの。

ルーンミッドガッツ王国[編集]

ゲームの主な舞台となる王国で、典型的な「剣と魔法の国」。平地や森が多い自然の豊かな国で、異国や異民族との交流も盛んだが、国土南部には魔王モロクの力によって荒廃した広大な砂漠が広がる。

主神オーディン信仰が盛んで魔法が発展している反面、科学的な知識や技術は乏しい。一般市民は概ね牧歌的でおおらかで、異国の文化も容易に受け入れるが、迷信や偏見にとらわれる者も少なくない。

君主制国家で、現国王はトリスタン3世。過去、プロンテラ大聖堂にて結婚式の神父も務めていたが、現在は行方不明となっている(混乱を避ける為、公には知らされていない)。 クエストを進めていくにつれ、国王の消息と、その後の王位継承の行方が明らかになって行く。

首都プロンテラ (Prontera)
ルーンミッドガッツ王国の首都 (Capital of Rune-Midgarts) 。ゲーム内での最も中心的な都市である。町の南側ではプレイヤーによる露店が多数出店されており、プレイヤー同士の取引の中心的な場所でもある。
ナイト、クルセイダー、アコライト、プリーストへの転職試験が行われる。また、かつてはソードマンへの転職試験が行われていたが、現在はイズルードへ移転した。
北方には悪魔が住む迷いの森、西方には虫モンスターに占拠された地下水道が存在している。
イズルード (Izlude)
プロンテラの衛星都市 (Prontera’s Satellite City) 。アルベルタへの船便、ジュノー、ラヘルへの飛行船の定期便に乗れる。
ソードマンへの転職が行われる。
海底洞窟のあるバイラン島への渡航もここから。
バイラン島 (Byalan Island)
イズルードから渡航可能な、髑髏の形をした島。地下には海底洞窟/海底神殿がある。
フェイヨン (Payon)
山岳の都市 (Mountain City) 。開発元である韓国をイメージして作られており独自の雰囲気を持ち、緑に覆われている。
元々は独立した小国であったが、自治を認める代わりにルーンミッドガッツ王国に併合して現在の形になった。
2005年のアップデートにより地形が大幅に変更された。変更前のフェイヨンはイベント等で限定的に登場していたが、現在は都市内の古い井戸に飛び込むことで任意に移動可能となっている。
テコンキッドおよび拳聖への転職が行われる。また、かつては近隣の竹林の中でハンターへの転職試験が行われていたが、現在はフィゲルに移転した。
弓手村
フェイヨンの北に隣接する村。
アーチャーへの転職が行われる。転職場の近くにはアンデッドとして蘇ったフェイヨンの死者が闊歩する洞窟が存在する。
ゲフェン (Geffen)
魔法の都市 (City of Magic) 。都市の中心にゲフェンタワーがそびえ立つ。
マジシャン、ウィザードへの転職が行われる。また、かつてはブラックスミスへの転職試験が行われていたが、現在はアインブロックへ移転した。
ゲフェンタワーの地下はダンジョンに通じている。また、南方にはオークやゴブリンの村が、北西方向には廃城グラストヘイムが存在する。
特定のクエストをクリアする事で入手できるアイテムを使う事で、ゲフェニアへの扉を一時的に開く事ができる。
アルベルタ (Alberta)
港の都市 (Port City) 。イズルードやファロス灯台島の船便の他、アマツや龍之城と言った諸外国行の船便、: 沈没船のある島やタートルアイランド、ミスティーアイランドへの渡航も発着している。
マーチャントへの転職が行われる。
沈没船のある島
アルベルタから渡航可能な名もなき小島。海賊船と思わしき沈没船が流れ着いている。
ミスティーアイランド
非常に小さい孤島だが、そこにはエンドレスタワーへと通じる道が隠されている。
モロク (Morrocc、iROとkROでは「Morroc」)
砂漠の都市 (Desert Frontier) 。モロクという名は、魔剣士タナトスによってこの地に封印された魔王モロクの名から来ており、ゲーム内のクエストに於いて魔王関連のエピソードが語られている。町の中央に宮殿があるが、王族が居たりするわけではない。非常に庶民的な町で、道端にパンツが干してあったりする。
ソウルリンカーへの転職試験が行われる。また、北西方向にあるダンジョンの中でシーフへの転職が、南東方向にある砂漠の中の建物でアサシンへの転職試験が行われる。
北西にはピラミッドダンジョンが、西にはスフィンクスダンジョンが存在する。
2008年9月9日、Episode7.0「魔王モロク」実装と同時に中心の宮殿が巨大な穴になり、「崩壊」した。これに伴い一部のNPCはピラミッド前に移動し、また街の東は強力なモンスターが出没するようになった。その後、魔王モロクが討伐されたことにより復興が開始、2015年4月21日は崩壊前の姿に戻った。ただし町の東側は変わらず強力なモンスターが出没している。
コモド (Comodo)
2003年5月27日実装。
幻想の島 (Beach Town) 。洞窟の中に存在し太陽の光が差し込まないが、松明の光により神秘的な雰囲気を醸し出している街。
ダンサー、バードへの転職試験が行われる。
周囲三方を洞窟ダンジョンに囲まれている。
ウンバラ (Umbala)
2004年6月8日実装。
ウータン族の村 (Utan Tribe’s Village) 。ジャングルの奥の原住民の村である。訪れた当初は言葉が通じないので住民との会話が不可能だが、一定のクエストをこなすとそのキャラでは普通に会話が可能になる。一応ルーンミッドガッツ王国領ではあるが、王国の管理が行き届いている訳ではない。カプラ職員はちゃんと配置されているが他の町に比べて転送サービスの便も(当初は)かなり悪く、ワープポータル以外でのこの町への行き来には手間を要した(現在はいくらか改善されている)。付近の森を抜けると世界樹イグドラシルへとたどり着き、ニブルヘイムへ行ける。
成人の儀として行われていたバンジージャンプが冒険者の間で流行ったらしく、バンジージャンプ台が一般開放されている。なおこれは現実にスポーツとして存在するバンジージャンプではなく、命綱無しで池に飛び込むものである。プレイヤーもこれに挑む事ができ、バンジージャンプ台とされている高台から下の池まで一気に飛び降りる事ができる。バンジージャンプすると実際に死亡することがあり(町中なのでデスペナルティは無いが、スーパーノービスの無死亡ボーナスは消えてしまう)、さらにこの時一定確率で死者の町ニブルヘイムに送られてしまう。ニブルヘイムは町の形のダンジョンであり、不意に飛ばされると困った事になるが、逆に用があってニブルヘイムに行きたい場合はここで死ぬのが一番手っ取り早いため、時と場合によってはパーティ単位でバンジージャンプを繰り返して死に続ける光景が見られる。

シュバルツバルド共和国[編集]

ルーンミッドガッツ王国の北に位置する国。国土の大半が山岳地帯と峡谷で、それらの地形を利用し工場や研究所などの地下施設が多く作られている。

魔法での発展を見せるルーンミッドガッツとは違い、機械による発展を遂げている。そのため、歴史や遺跡などの神秘を探求する姿勢が強い。経済的には概ね豊かだが、一部の層は貧困に喘いでいる。ルーンミッドガッツとは友好関係にあり、同盟を結んでいる。

共和制国家で、現大統領はカール・テオドール・ワイエルストラウス。しかし国内に本社を置く民間企業「レッケンベル」が、国政に強い影響力を持つとも囁かれる。

アルデバラン (Al de Baran)
国境都市 (Border City) 。排水や船での移動を目的とした運河が作られている。この町はシュバルツバルド共和国領であるが、貿易や冒険者の往来の利便性を考え、国境検問所よりも南側(ルーンミッドガッツ王国側)にある。都市の中心に時計塔がそびえていて、ランドマークのような存在となっている。ゲーム進行のサポート(セーブ、ワープなど)を行うカプラサービスの本社がある。
アルケミスト、スーパーノービスへの転職試験が行われる。
時計塔の内部は地上4階、地下4階のダンジョンとなっている。
首都ジュノー (Juno)
2003年10月7日実装。
シュバルツバルド共和国の首都 (Capital of Schwaltzvald Republic) 。世界創生に関わる神話の研究が進められており、ユミルの心臓の欠片が安置されている場所でもある。ユミルの心臓の力により、都市そのものが空中に浮いている。また空港はハブ空港として機能しており、国内線と国外線を追加料金なしで乗り換えられる。
賢者の都市とも言われるジュノーは、シュバルツバルト共和国の首都として、ルーンミッドガッツ王国と親密な同盟を結んでいる。ジュノーは共和国を治める中央機関の議事堂や、2次職業の一つである“セージ”に転職することが可能なセージキャッスルがある島“ソロモン”と、モンスター博物館、共和国図書館、シュバイチェル魔法アカデミーといった、公国のすべての知識が集約した島“ハデス”中央広場と住宅街が位置した島“ミネタ”といった三つの島が集まって構成される。
セージへの転職試験が行われる。またユミルの心臓の力によりヴァルハラに最も近い町でもあり、転生もここで行われる。
アインブロック (Einbloch、iROとkROでは「Einbroch」)
2005年10月25日実装。
鋼鉄の都市 (City of Steel) 。工場の排煙に覆われたあまり健康に良くない都市であるが、一応上流階級の住む街であるという。リヒタルゼンには及ばないものの、ホテルや空港、その他の施設があちこちに存在する。
ブラックスミス、ガンスリンガーへの転職試験が行われる。
普段から排煙が酷く常に煙に覆われ視界が良くないが、稀に特定のクエストによって「警報発令」として街中に毒ガスの塊のモンスターが発生する事がある。
アインベフ (Einbech)
採鉱の村 (Miner’s Village) 。アインブロックに接している。鉱石を採掘する鉱山がメインであり工場などが少ないため、アインブロックより比較的裕福でない者が住む街であるされ、大気汚染などの環境もアインブロックよりさらに悪いという。ただし、アインブロックが工業都市である事の表現のために煙がかったエフェクトがあるのに対しこちらには何も無いため、ゲーム上でのプレイヤー視点からはアインベフの方が空気が澄んでいるように見える。
アインブロックに住む上流階級とは「上流・下流」「雇用者・労働者」と言う立場の違いが明確に区別されており、末端の労働者は待遇改善を求めて声を上げるものの、中間の管理者が少々の報酬と引き換えにそれらを握りつぶしてしまっているらしく、労働条件はあまり良くなっていないらしい。この鉱山を支えているのは、労働者の「他に行くあてがない」と言う現実のみであると言える。
村の北には鉱山ダンジョンがある。
リヒタルゼン (Lighthalzen)
2006年3月14日実装。
企業都市 (City-state of Commerce) 。元々は山や谷に囲まれた寂れた土地であったが、そこをレッケンベルが買い取り都市として生まれ変わらせた。シュバルツバルド共和国一の商業都市であり、その町に住むのも上流階級のばかりであるが、線路で区切られた北東には貧民街と呼ばれるスラムが存在している。リヒタルゼンは、大きく北の商業地区と南の居住地区に分かれる。
商業地区は、レッケンベル本社と各種金融、商業建物および空港が、居住地区は民家や公園、またレッケンベル直営のホテルなどが存在する。なお、西には錬金術師ギルド、東には商人組合があり、商人ギルドは汽車が発着する駅で荷役される貨物を総括する役割を果たしている。
市民の大部分はレッケンベルで働いている。
都市機構は市民の安全を守るため、資格、確実な身分と職場、一定額以上の財産を持つ者以外の都市への入場を制限した。そのため、都市の東側には、土地を売ってしまった住民と、資格審査で落ちた者たちが集まって広がった貧民街が存在している。
ただし、都市の実質的な権力を持つレッケンベル本社や一部の実力者は、都市機構の方針とは異なり、身分や財産に関係なく訪問者を受け入れる姿勢を示している。
レッケンベル本社の地下に生体研究所ダンジョンがある。
フィゲル (Hugel)
2006年10月24日実装。
田園都市 (Garden City) 。ジュノーやリヒタルゼンとは離れた、北東の山奥に存在する。いわゆる田舎町であり、地理的にシュバルツバルドの他の街と隔絶されていたため、独自の文化が育まれている。「忘れられた町」などとも言われ、行くあてをなくして彷徨う人がたどり着く場所とも言われる。実際人に話せない過去を持つ者も少なくなく、住民の間には「他人の過去には触れない、来るものは拒まない」と言う暗黙のルールが存在する。
細々と農業を営んでいる町だったが、付近にオーディン信仰の聖地であるオーディン神殿が見つかったことから、空港が建設され急激に開発が進められている。また、数少ない娯楽の一つとして、付近で採掘される金属を使ったメダルを賞品に「モンスターレース」を開催していたが、この金属が非常に希少なもので需要も高い事が分かり、訪れる者の増加に拍車をかけている。周辺にはドラゴンの生息する地域があるが、フィゲルのそばまでは近寄ってこないのか、武器防具はあまり用いられない。そのため、武具の存在意義は薄いものとなっている。
ハンターへの転職試験が行われる。
オーディン神殿への渡航はここから。

アルナベルツ教国[編集]

ルーンミッドガッツ王国の北西、シュバルツバルド共和国の西に位置する国。国土の大半は荒野で、多くの国民は貧しい生活を強いられている。

豊穣の女神フレイヤを信仰しており、国土が貧困なため信仰の深さが根強く、主神オーディンを信仰するルーンミッドガッツ王国とは宗教的に対立している。シュバルツバルド共和国も一応オーディン信仰の国であるが、こちらは信仰の対象と言うよりも学術の研究対象という意味合いが強いため、表立って対立はしていない。なお、対立しているのはあくまで宗教面だけであり、同盟を結ぶなど国交はあり、冒険者も普通に行き来している。

フレイヤ信仰に基づく宗教国家で、教皇を頂点とし上位の神官がそれを補佐する。当代の教皇はまだ幼く、施政も上位の神官などによって行われている。しかし神官たちも一枚岩でなく、幾つかの派閥に分かれている。

元々、他国からの移住者による開拓で建国された国であるらしく、国民の人種は多種多様で統一されていないが、その一方で「先住民」と「移住者」のどちらを先祖に持つかと言う階級差別のような風潮が残っている(開拓と建国に貢献した移住者(の子孫)の方が地位が高いとされている)。建前では差別はしていないものの、移住者で尚且つ地位のある者が先住者と結婚するのは大変な恥であるとされるなど、差別は根強い。

首都ラヘル (Rachel)
2007年7月3日実装。
宗教国家アルナベルツ (Study capital of Arunafeltz) の首都。街の北にフレイヤ神殿が存在する。なおこの神殿は元々建造された目的が「来るべき外敵の襲来に備える」という「城」のようなものだったらしいが、当時のラヘルはかなりの小国であり、そもそもラヘルに対して興味を持っている国がなかったため、結局使われずじまいだったらしい。
フレイヤ信教の信徒の礼拝が行われる宗教的中心地であり、国政を司る行政機関でもある。神殿は広大であり、礼拝に使う大部屋から大神官が常駐する個室、教皇の住まう空中庭園まであるが、それだけではなく、ごく限られた上層部の一部の人間しか立ち入る事ができない(建前上は教皇を含めたいかなる者でも立ち入れない)「聖域」と呼ばれる区域が秘密裏に存在する。
ベインス (Veins)
2007年10月23日実装。
峡谷にある砂塵の都市。アルナベルツ教国の第2の都市で、名のとおり砂漠の峡谷にひっそりと、隠れるように存在している。この地では「メタリウム」という価値ある鉱石が採取でき、それを知った多くの人々が訪れるようになった結果、大神殿に認められるほど大きな都市へと発展し、近年では飛行船発着所を建設し飛行船の航行ルートへの編入の計画が持ち上がるまでになった。
メタリウムの用途などは実際に採掘を行う現地住民には一切知らされておらず、またこのメタリウムを扱った事が原因と思われる体調不良に悩まされる者もいるようだが、賃金が現地の他の仕事よりも遥かに高いため、何も言わずに採掘に従事する者も多い。
付近にはアルナベルツの聖地「トール火山」が、さらに街を覆い隠すように聳え立っている。
名もなき島 (Nameless Island)
2008年3月4日実装。
ベインスの南方にある、名も無き小さな島。島の中央には神官が暮らす修道院があり、その周辺には農民が暮らす家屋や畑がある。昔は静かな静養地だったらしいが、今は人影が全く無い。
島に名前がないのは、かつて島の独占を目論んだ狂信者たちによって島の存在が秘匿されたため。現在この島の存在を知るものは上位の神官などごく一部の人間だけであり、何故人が居なくなったのか、何が起こったのか等の事情は殆ど分かっていないのが現状である。
事件が発覚したのは「偶然確保した他国の要人」の扱いに困ったアルナベルツ教国側が一時的な軟禁場所として修道院を選んだが、その後音沙汰が無くなってしまった事がきっかけである。異常に気づき調査団を送り込むこととなったが、調査に送られた人員は殆どが戻ってこず、戻ってきても恐怖のあまり正気を失っており、情報としてはまったく何も掴めていない。なお、ルーンミッドガッツ王国で「ゲオルグの呪い」に見せかけて王子が毒殺された事件で使われた毒の原料の植物がこの島で見つかっている。
朝と夜とでは異なる顔を見せる特殊な街で、夜にはモンスターが徘徊する危険な場所となる。そのため通常の街とは異なり、カプラや道具屋などの補助NPCは設置されておらず、戦闘不能になるとペナルティを受ける。
派遣された冒険者によって集められた、この修道院にかつて暮らしていたと者のものと思わしき日記などから得られた情報によると、この修道院にいた「ヒバム」という大神官が神への信仰を捨て邪教に染まり、異界から悪魔の王「ヴェルゼブブ」の召喚を試みた事が原因であると推測される。結果、ヴェルゼブブの召喚には成功するものの、それは到底人の手で御しえるようなものではなく、島は悪霊とゾンビが跋扈する異界へと変貌を遂げた。召喚を行ったヒバム自身もそれに巻き込まれ、人ならざる物へと成り果てて島を彷徨っている。

アッシュ・バキューム[編集]

正式名称はヨトゥンヘイム。アッシュ・バキュームとはミッドガルドから来た者たちが名づけたもの。魔王モロクが逃亡した際に発生した「時空の裂け目」の先にある異世界。本来は大雪に包まれた寒冷な世界だが、西部は温暖な気候に改造されている。

本来の住民であり木人族と称される巨人「サファ族」と、異世界アールブヘイムからやってきた妖精族「ラフィネ族」が住む。また、詳細不明の異世界から来た猫族が「猫の手サービス」として各種サービスを提供している。そのため原住民はサファ族のみであり、多くの種族は「その他の世界」からアッシュ・バキュームへとやってきたことになる。

ミッドガルド連合軍駐屯地
2009年7月14日実装。
ルーンミッドガッツ、シュバルツバルド、アルナベルツの三大国が連合軍を組み、その布陣を敷いている場所。品物の売買はないが、猫の手サービスや釣りなどを楽しむことができる。
マヌク
2009年11月17日実装。
サファ族の鉱山都市。
スプレンディット
2009年11月17日実装。
ラフィネ族の前線基地。世界樹イグドラシルを守護するため、イグドラシルを傷つけるサファ族の本拠地ヨトゥンヘイムに、巨大な植物を利用した基地スプレンディットを建造した。
この街から程近い場所に、イグドラシルの守護竜ニーズヘッグの巣がある。
首都エルディカステス
2010年10月5日実装。
サファ族の首都。鉱山都市マヌクの坑道を通り抜けた先にある。通るためにはクエストが必要となる。
周辺にはスカラバというモンスターたちの巣がある。
モーラ
2011年11月15日実装。
ラフィネ族の一支族、レシア族の街。ヨトゥンヘイムとアールブヘイムの中継基地となっている。
マラン島
2012年3月27日実装。
猫族がはるか昔に難破し辿り着いた島。難破した当時から島が隆起して出来上がったため、陸地の中央部に難破した船が乗り上げている。
島の地下には海底洞窟が広がっており、その奥には巌窟王と呼ばれるモンスターが潜んでいるとされる。

その他[編集]

ルティエ (Lutie)
2002年12月19日実装。
雪の街 (Snow Village) 。クリスマスをテーマにした街で、一年を通して雪が降り積もっており、毎年クリスマスの時期に盛大なイベントが行われる。
街の北にはおもちゃ工場ダンジョンがある。
ニブルヘイム (Niflheim、iROとkROでは「Nifflheim」)
2004年8月24日実装。
死者の街 (Realm of the Dead) 。神話によれば、世界樹イグドラシルに支えられた4つの世界のうちのひとつであり、人間界とは全く別の世界である。一応は街なので店やカプラ職員(の霊)なども存在はするが、街の中にもかかわらずモンスターが発生しており実際にはダンジョンに近い。ときどき特殊な鎧を纏ったモンスターが闊歩している事がある。
ここで離婚の手続きができる。
ヴァルハラ
2005年2月15日実装。
人間の英雄に新たな生を与えると言う戦乙女ヴァルキリーの居る場所。いわゆる天界であり、ヴァルキリーに認められるだけの資格を持った人間しか入れない。
転生、および転生二次職への転職ができる。
ジャワイ (Jawaii)
2005年4月26日実装。
常夏の島 (Honeymoon Island) 。結婚すると来ることができる。ただし、酒場の外へは出られないという条件付きならば、結婚していなくとも特定のNPCに話しかけることで来ることはできる。たまに浜辺にモンスターの魚が飛び跳ねているが、これらは全てノンアクティブモンスターであるため(自分から手を出さない限り)危険は無い。
港町ラザーニャ (Lasagna)
2018年4月3日実装。
猫獣人族ドラムの故郷パースタ大陸にある港町。ドラムのキャラクターは全てこの街からスタートするほか、ミッドガルド大陸の人間もイズルードやアルベルタから渡航可能。

グローバルマップ[編集]

ROが稼動している各国をテーマにした都市で、ローカルマップとも呼ばれる。

天津/アマツ (Amatsu)
2003年12月3日実装。
泉水の国 (Land of Destiny) 。日本をモデルとした都市。寿司・刺身屋など、日本ならではのものが売っている事が多い。
ひな祭りなど日本独自のイベントが開催される事がある。
忍者への転職試験がここで行われる。
崑崙/コンロン (Konron、kROでは「Kunlun」、iROでは「Gonryun」)
2004年2月17日実装。
神仙の島 (Hermit’s Land) 。台湾をモデルとした都市。
宙に浮く浮き島で構成されており、隅のほうに行くと風がかなり強いらしい。
龍之城 (Castle of Dragon、iROでは「Louyang(ロウヤン)」)
2005年4月26日実装。
古都 (Highland) 。古代中国をイメージして作られた都市。武術の修行を行うものが多数おり、道場のような場所も見受けられる。
アユタヤ (Ayothaya)
2005年7月12日実装。
タイをモデルとした都市。漁業が盛んであり、住民の殆どが漁業に携わっている。東方には人食い虎・スミンタイガーを封じたと言われる大きな遺跡があるが、近づくのはタブーとされている。
モスコビア (Moscovia)
2008年5月27日実装。
ロシアをモデルとした都市。ロシアが独自に開発したマップのため、開発元韓国よりも先に実装されている。
長い間雪が積もっていたため諸外国との接触が少なくなっていたが、この度春になり雪が融けたためルーンミッドガッツ王国等との交易を再開。緑の多い島国であり、城壁に囲まれた城下町と船着場近辺の集落の2箇所で主に人々が暮らしている。人々の間には子供をとって食べる魔女ババヤガの言い伝えや、動く島の噂がある。
ブラジリス (Brasilis)
2010年2月23日実装。
海岸都市。ブラジルをモデルとした都市。厳密にはグローバルマップに含まれない。

フィールド[編集]

実装日は日本でのもの。

ルーンミッドガッツ王国[編集]

聖カピトーリナ修道院
神罰の代行者を称するモンク(修行僧)たちの訓練所。この修道院の地下には、モンクたちの天敵であるバフォメットが封印されている。
モンクへの転職試験が行われる。
ゲフェン大橋
魔法都市ゲフェンへと通じる、3つの巨大な橋。都市を中心に北、東、西の三方に大橋が建設されている。名称は「ラグナロクオンラインDS」から。
フェイヨン迷いの森
アルベルタとフェイヨンを行き交う際に必ず通ることになる複雑な森林。名前の由来は、フェイヨンが外部勢力に対抗するため森林の中に都市を造ったため、アルベルタではなくフェイヨンの名前が使われている。
危険を覚悟で森に足を踏み入れれば、迷って死した者の成れの果てを見ることができる。植物や動物がモンスター化したスポアやウィロー、さすらい狼などが闊歩している。
ソグラト砂漠
プロンテラの南、モロク周辺に広がる砂漠。元は緑の大地だったが、約400年前に魔王モロクとの戦いによって砂漠化した。魔王モロクは復活した際に封印の要素となったものを全て破壊、その余波で砂漠には次元のゆがみが発生している。
サンダルマン要塞
モロク地方の周辺渓谷に天然の要塞として建設されたサンダルマン要塞は、異民族の侵入を防ぐ為に作られたものだった。
だがモロクだけでなく、モロクより西方に在るコモドまでがルーンミッドガッツ王国として統一された後、その重要性は急激に失われ廃棄されてしまう。現在、モンスターに占領され近づく者はほとんどいない。
ファロス灯台島
その名の通り、灯台が建造されている島。サンダルマン要塞を越えた先、コモド側にある。イズルード行、コモド行の船便に乗れる他、カプラや各種販売NPCが設置されている。島の地下にはローグギルドが隠されている。
ローグへの転職試験が行われる。
フムガジャングル
コモドを北上することで行き当たる、ウンバラ村を囲むようにそびえる密林。
ミョルニール山脈
ルーンミッドガッツとシュバルツバルトを隔てる巨大な山脈。大戦時、トールミョルニールで攻撃したことにより山脈が形成された。
ルーンミッドガッツ王国側の麓には放棄された鉱山がある。

シュバルツバルド共和国[編集]

エルメスプレート
ミョルニール山脈を越えた先にある、ジュノー一帯の荒廃した大地の名前。工場やキルハイル学園が建設されている。
死神の渓谷
リヒタルゼンとエルメスプレートの間にある渓谷。地形が危険のため怪我人が多くでることから、この名前がついた。
ノーグハルト
謎に包まれている塔タナトスタワーと天然の要塞アビスレイクを含めたシュバルツバルド共和国の首都ジュノーの北東一帯は、ノーグハルト地域と呼ばれている。
ノーグハルトは近付き難い危険な地域という意味で、タナトスタワーとアビスレイクという二つのダンジョンの存在を物語っている。
ノーグハルトはジュノーとフィゲルを結ぶ要所であるが、この二つのダンジョンがあるため人通りの少ない閑散とした地域となっている。

アッシュ・バキューム[編集]

マヌクフィールド
大雪原。巨大な甲虫や小型の狼にも似たモンスターが闊歩している。
スプレンディットフィールド
巨大な植物や奇妙な形をした植物が生える大地。巨大な蛇や蜂の形状をしたモンスターがうろついている。

その他[編集]

イグドラシル
世界を貫く大樹と呼ばれている。事実、この大樹はミッドガルのウンバラ、ニブルヘイムの秘境の村、ヨトゥンヘイム(アッシュ・バキューム)のスプレンディットフィールドに存在している。尚、スプレンディットからは大樹の中心部へ、ウンバラからはフベルゲルミルの泉と呼ばれる場所へ行くことができる。この泉は、中心部の上方に位置しているという。
ヴァルキリー神殿
ヴァルハラの一角に存在する神殿。そこで戦乙女ヴァルキリーが佇んでいる。

ダンジョン[編集]

実装日は日本でのもの。

なお、ラグナロクオンラインはMMORPGであるため、これらのダンジョンは原則として同じサーバーでプレイする全てのプレイヤー間で共有されている。ただし「メモリアルダンジョン」と呼ばれるタイプのダンジョンは、パーティーごとにダンジョンが生成され、ひとつのパーティーがそのダンジョンを独占的に攻略できるなど、MORPGの「ルーム」に近いシステムとなっている。

ルーンミッドガッツ王国内[編集]

迷宮の森 (Forest Labyrinth)
2001年11月29日実装。地上のみ、全一層。
プロンテラのすぐ北に位置する森。非常に入り組んだ内部構造をしており、そのマップのどこかへランダムに飛ばしてしまうワープポイントがある。最奥には魔族バフォメットが巣食っている。
入り口は南側(プロンテラ北)のみで、無事に通り抜けることができればミョルニール山脈を抜けてアルデバランのすぐ南に出る。
ゲフェン地下遺跡 (Geffen Tower Dungeon)
2001年11月29日/2002年08月14日実装。地下のみ、全四層。通称「GD」「ゲフェD」。
ゲフェン中央に位置するゲフェンタワーの直下に存在する遺跡。悪魔系のモンスターが多く、地下2階にはドラキュラ、地下3階には人間の剣士の姿を模した悪魔・ドッペルゲンガーがそれぞれ君臨している。地下4階は、以前は管理会社が運営する特別なイベントの会場としてのみ入れたが、現在は任意に入場可能。またプロンテラからの直接来ることが可能となった。
遥か昔に存在したエルフの町ゲフェニアを、棲み着いていた悪魔ごと地中に封印した遺跡である。
フェイヨン地下洞窟 (Payon Cave)
2001年11月29日実装。地下のみ、全五層。通称「FD」「フェイD」。フェイヨンの頭文字は「P」だが、ピラミッドの通称と重なる為、あえて「FD」となっている。
正確にはフェイヨンの隣の弓手村の地下に存在する洞窟。ボンゴン・ムナックをはじめとするアンデッドが大量に徘徊する。最下層には、それらの死人を蘇らせた月夜花(ウォルヤファ)が出現する。
大昔に地下に沈んだ旧フェイヨンの村であり、墓地となっている。かつてフェイヨンでは飢饉で死んだ人々を葬りきれず、この洞窟に捨てていた。
ピラミッド (Pyramid)
2001年11月29日実装。地上四層、地下三層の全七層。通称「PD」「ピラD」。
モロクの北西に位置する古代遺跡。アンデッドが大量に徘徊している。最上層をミイラ化した王・オシリスが、最下層をアモンラーが支配している。なお地下1階にはシーフギルドがあり、モンスターはいない。
古代に存在したエジプトという王国の国王が自らの墓として作ったものであり、徘徊するアンデッドは王の従者だったと思われる。
シーフへの転職試験が行われる。
プロンテラ地下水路 (Prontera Culvert)
2001年12月6日実装。地下のみ、全四層。通称「下水」。
プロンテラのすぐ西に位置する地下施設。盗蟲が大量に生息する。最下層には黄金に輝く盗蟲のボス、黄金蟲の幻影が徘徊している。
プロンテラ騎士団から許可されたキャラクターのみ入れる。
最近害虫(盗蟲)が大量発生しており、プロンテラ騎士団が駆除に手を焼いているらしい。見た目からは想像がつかないが、ここは下水ではなく上水道である。
イズルード海底洞窟 (Undersea Tunnel)
2002年1月18日実装。地下のみ、全五層。通称「伊豆D」。2012年3月27日に最下層「海底都市」が実装され全六層となった。
イズルードから渡航できるバイラン島の地下にあるダンジョン。地下4階以降は何らかの神殿の遺跡が存在し、特に「海底神殿」と呼ばれる。魚介類モンスターが数多く生息する。地下5階「海底都市」にはボス「クラーケン」が徘徊している。
「海底都市」にはLv100以上のキャラのみ入る事が出来る。
海の真ん中にある関係で内部は至るところが浸水しており、特に地下4階からは完全に水没している(ただし移動に制限は無い)。
沈没船 (Sunken Ship)
2002年2月23日実装。地下のみ、全二層。
アルベルタから渡航できる、小島に流れ着いた難破船の船内。水夫のアンデッドやヒドラが大量に生息するが、極端に狭いうえ、奥に行くと船長の亡霊ドレイクをはじめ桁違いに凶悪なモンスターが居る。
海賊船が難破し沈没後、海流に乗ってアルベルタ付近の小島へ流れ着いた。
渡航料が安いため、不用意に足を踏み入れて痛い目に遭うプレイヤーも少なくない。
オークダンジョン (Orc Dungeon)
2002年8月14日実装。地下のみ、全二層(階層ではなく並列層)。通称「OD」。
ゲフェンの南方、亜人種オークが生息する村の地下にあるダンジョン。ゾンビ化したオークの群れや、捨てられた奇形種・ゼノークの住処になっている。
ミョルニール廃鉱 (Mt. Mjolnir)
2002年8月14日実装。地下のみ、全三層。通称「炭鉱」。アインベフ鉱山の実装以降は「廃鉱」とも。
ゲフェンの北東に位置する洞窟。ゾンビ化した鉱夫や、毒ガスの塊のモンスターが徘徊する。
昔は良質の石炭が取れる炭鉱として賑わっていたが、事業主の強引なやり方と無計画な採掘により、鉱夫の過労死や毒ガスの発生が相次ぎ、大規模な落盤を機に閉鎖された。
携帯電話アプリ、「ラグナロクオンラインサーガ シーフと禁断の秘術」では邪悪な錬金術師ブザンジャムの魂が封印されており、廃坑の最上部(外)が最終決戦の舞台となった。
スフィンクスダンジョン (Sphinx)
2002年8月14日実装。地下のみ、全五層。通称「SD」。
モロクの真西に位置する古代遺跡。守り神スフィンクスを象ったと思われるスフィンクス像の真下に存在する。古代の民がそのまま蘇ったかのようなモンスターが生息する。最上部には古代の民の王と思われるファラオが君臨している。
蟻地獄 (Ant Hell)
2002年8月14日実装。地下のみ、全二層。通称「蟻」。
モロクの東方、ソグラト砂漠地方に生息する巨大蟻・アンドレ族の住処。女王蟻マヤーもここに生息する。
砂漠の2点間をつなぐトンネルのような構造をしているが、入るときはどちらから入っても同じ場所に出る。
グラストヘイム古城 (Glast Heim)
2002年11月29日実装。全十七層。通称「GH」。
ゲフェン北西に位置する、巨大な廃城。ラグナロクオンライン屈指の巨大なダンジョン。より小さな複数のダンジョンの集合体であり、それぞれ『監獄』『室内』『騎士団』『古城』『修道院』『カタコンベ』『階段』『水路』『最下層(地下洞窟)』と呼ばれる。内部はエリアごとに異なる特徴を持ち、『室内』は騎士の亡霊が乗り移ったような鎧のモンスターが闊歩し、『修道院』や『カタコンベ』は主にアンデッドが生息している。『水路』や『最下層』には泥で出来たモンスターや、ワニのモンスターなどもいる。カタコンベでは闇の王・ダークロードが彷徨っている。
300年ほど前にシュミッツ王によって建てられた城。しかしある時に国王シュミッツが失踪、後に亡者のヴァルキリー・ヒルメルズに侵攻され滅びてしまう。
なお、グラストヘイム古城フィールドの北西には、神々であるバルドゥルが使っていた剣が安置されているが、入手することはできない。
コモド周辺洞窟
2003年5月27日実装。一層が3ヶ所の全三層。方角により「コモド西」「コモド北」「コモド東」と呼び分けられる。
コモドの町の周辺に存在する洞窟。西洞窟カル (Karu - the West Cave) 、北洞窟ルワンダ (Ruande - the Northern Cave) 、東洞窟マオ (Mao - the East Cave) の3つに分かれる。内部は湿気が多いらしく水棲生物や両生類、また洞窟らしく鉱石質のモンスターが徘徊している。モンスター・メデューサは西洞窟にしか出現しない。
北洞窟ルワンダと東洞窟マオはコモドの町と洞窟の外を繋いでいるが、西洞窟カルは行き止まりである。
タートルアイランド (Turtle Island Dungeon)
2003年7月29日実装。地上一層、地下三層の全四層。通称「亀」「亀島」。
アルベルタから渡航できる、その名の通り亀の形をした島の地上および地下ダンジョン。基本的にモンスターのほとんどが亀である。最深部には全ての亀の親玉である亀将軍ことタートルジェネラルが生息している。
渡航するには、アルベルタでタートルアイランドの噂を聞く必要がある。
ちなみに、このダンジョンが存在する島はアークトゥルスにも登場する。ただし、こちらでは亀に酷似した島のような形状を持つ怪物として登場している。
ゲフェニア遺跡 (Geffenia)
2005年10月25日実装。地下のみ、全四層。通称「ニア」。
位置的にはゲフェニアダンジョンの更に奥であるが、繋がっている訳ではないので区別される。3層にはドッペルゲンガーが、4層にはロードオブデス(女王ヘル)が支配している。天使とその怒りの顕現だと言われる魔族が徘徊しているため、聖属性と闇族が入り混じった特殊なダンジョンとなっている。
ニブルヘイムの女王ヘルと、天界の女神ヴァルキリーの双方に認められて初めて足を踏み入れることが出来る。具体的には、The Signクエストをクリアしたプレイヤーのみ、入り口の扉を開けることが出来る(開かれた扉には誰でも入れる)。
次元の狭間
2008年9月9日実装。全三層(階層ではなく、砂漠というフィールドが変異した場所のため並列層)。通称「狭間」。
モロクのすぐ東、実装以前はソグラト砂漠だったフィールドで、魔王モロクが開いたとされる異次元が、ねじ曲がった形で展開された領域。ソグラト砂漠に元々いた生物たちは追い払われ、魔王モロクとその現身が闊歩している。単純に威力が高いスキルを使うだけではなく、こちらの戦闘能力を落としたりするいやらしい敵が多数いる。特に最深部で全てがBOSSクラスの実力を持った現身とモロクだけうろついており、非常に危険な場所となっている。
奥のフィールドへは、モロクでコンチネンタルガードに入団したキャラクターのみ入れる。
古代、緑の大地だった地域の一部が、魔剣士タナトスと魔王モロクの死闘で砂漠と化し、ソグラト砂漠と呼ばれるようになった。そして現代、魔王モロクの復活に伴う魔王と人間の戦いにより、砂漠の一部が生物の住めないものと化してしまった。
事実上、ミッドガルド大陸最後のダンジョンである。
エンドレスタワー
2009年3月31日実装。全102階(通常のマップ1枚分に複数の階を設置して階層化している)。通称「ET」。
アルベルタから渡航できる小島ミスティーアイランドに入口があるメモリアルダンジョン。螺旋状の小部屋1つを1つの階層と見做し、その階に出現する全てのモンスターを倒して塔の最上階を目指す。階層は一方通行で、登ることは出来ても降りることは出来ない。出現するモンスターは各階ごとに決まっており、低層は弱く、高層に行くほど強くなっていく。また、5階ごとにボスモンスターが配置されている。最上階には闇夜の覇王ナハトズィーガーが待ち構えている。
ベースレベル50以上のキャラクターのみ入れる。
エンドレスタワー自体は海の中に聳え立っており、画面の大きさや表示角度を調整すれば、ミスティーアイランドから塔の外観を見ることが出来る。また25層ごとに入手できる「闇の灰」を1Fの松明に使用する事で、前回の続きから挑戦が可能。

シュバルツバルド共和国内[編集]

時計塔 (Clock Tower)
2002年11月29日実装。地上四層、地下四層の全八層。通称「時計」。
アルデバランの中央に位置するシンボルタワー。地上部分は時計の内部機関が見られる機械塔であり、時計を象ったロボットのようなモンスターが多く生息する。地下は整備されている部分もあるが殆どの部分は土がむき出しの洞窟であり、もともと塔を建造したオーク族の末裔の住処になっている部分もあれば、浸水して魚介生物が棲んでいる部分もある。最上層と最下層には魔剣が徘徊している。また近年には時間の捻れた空間が発見され、その中は更に強力な魔物が生息している。
塔内には誰でも入れるが、最上層と最下層へ入るには鍵が必要。鍵は塔内のモンスターを倒せば手に入る。捻れた時間の時計塔はレベル150以上より入場可能。
ノーグロード (Magma Dungeon)
2003年10月7日実装。全三層。通称「ノグロ」「農具」。
ジュノーの南東に存在する、溶岩が流れる灼熱の洞窟。1層は炎や溶岩のような形をしたモンスターが、2層は火の悪魔や竜が棲んでいる。3層は更なる高温のためか、2層までにいたモンスターが硬化して非常に強力になっている。またその中には硬化して環境に適応したムスペルスコールの姿も確認されている。
よく火山と間違われる。
アインベフ鉱山 (Mine Dungeon)
2005年10月25日実装。地下のみ、全二層。通称「鉱山」「炭鉱」。
アインベフの北側に位置する鉱山。ミョルニール鉱山と酷似しているが、こちらはまだ採掘が行われている鉱山である。しかし最近起こった落盤の後、毒ガスの塊に目玉がついたようなモンスターが大量発生して困っているらしい。また、動き出して失踪した大量のクマのぬいぐるみが立てこもっていると言う話も。掘削用機械の成れの果てであろうボス、RSX-0806が機械音を鳴らしながら2層を徘徊している。
この鉱脈資源は広大な範囲に広がっており、ミョルニール廃鉱とアインベフ鉱山は同じ鉱脈である。
以前は良質の石炭が掘れる鉱山として賑わっていたが、ある時ある鉱夫が「ユミルの心臓の欠片」を発見してしまった事により、レッケンベル社に目を付けられ落盤事故を仕組まれた。また、ユミルの心臓の欠片を掘り起こしてしまった事で、「特殊な力を持つ鉱石の周りに棲む」と言われる鉱山の主・ウンゴリアントが同時に鉱山内に出現し、モンスターが徘徊するようになった。また落盤事故の救助に向かって消息を絶った消防隊員たちは、モンスターとして生体研究所に登場している。
生体研究所 (Somatology Laboratory)
2006年3月14日実装。地下のみ、全四層。通称「生体」。
リヒタルゼンにあるレッケンベル本社ビルの地下に存在するレゲンシュルム研究所。実験体のクローンや拉致され実験体にされた冒険者の怨念が実体化して彷徨っている。特に廃棄施設だった3F以降には上位2次職の姿をとった怨念が徘徊しており、上位職でも決して油断の出来ない難易度を誇る上級ダンジョンとなっている。
3Fには転生前:Lv95以上/転生後:Lv90以上 の高レベルの者しか立ち入りできない。
ホムンクルス技術を応用して新型ガーディアン製造のための人体実験を繰り返していた非合法の研究所である。
なおプリーストのスキル、レディムプティオの話に出てくるハイプリースト「マーガレッタ=ソリン」はここで変わり果てた姿で見つけられる。また、他の実験体の怨念にもバックストーリー(生前の話)が存在し、韓国公式サイトに記述されている。
ジュピロス廃墟
2006年3月14日実装。全三層。通称「JD」。
アルデバランの北西、ジュノーの南東に位置する廃墟。ロボットのような姿の機械系モンスターが多数生息しており、最深部では廃墟の警備システムを管理している巨大ロボット・ヴェスパーが冒険者を待ち続けている。
アビスレイク洞窟 (Abyss Lake)
2006年7月4日実装。全三層。通称「アビス」。
ジュノーの東、フィゲルの南に位置する、ぽっかりと大地に穴が開いたかのようなダンジョン。竜族の住処となっており、フィゲル付近を航行する飛行船がたまに襲われるらしい(ゲーム中、飛行船に乗っている時に竜が襲撃をかけてくるということは実際には無い)。最下層には飛行船などからかき集めたと思われる財宝が積み上げられ、それを守る恐ろしく強い竜・データルザウルスが徘徊している。
タナトスタワー (Thanatos Tower)
2006年7月4日実装。地上のみ、全十三層。通称「棚」。
フィゲルの西、ジュノーの北東にある塔。タナトスの負の感情が実体化したと言われるモンスターや、天使のような姿モンスターが生息している。一説によれば、天使の怒り狂った姿が魔族だといわれている。
ジョンダイベントが調査のために強力なモンスターを排除する人員を募っているため、地上13階建てのうちある程度モンスターが排除されている1-2階は自由に立ち入れるが、3階以降は傭兵契約して一定人数以上でパーティーを組んだものしか、7階以降は上位2次職以上でしか足を踏み入れることが出来ない。
最上階では魔剣士タナトスの思念体を降臨させることができる。そのためにはタナトスタワーの謎を解き、特定のアイテムを手に入れる必要がある。
建造理由は不明で、天使が建てたとも魔族が建てたとも言われる。「タナトス」の名が書かれていたため、遥か昔に現れた魔王モロクを封印した勇者タナトスを称えて建造されたという説が有力。
その正体は魔族が建造した異世界とのゲート。ただし現在は繋がる位置を変更したうえで封印されている。ゲートから出現した魔王モロクと「彼女」と呼ばれる謎の人物との戦いの記録が残されている。タナトスは、「彼女」と共に魔王モロクを追ってやってきた仲間の一人であると思われるが、なぜタナトスの名前だけが後世に残っているのかは謎。
機械人形工場 (Machine Doll Factory)
2006年10月24日実装。全二層。
アルデバランの北西、ジュノーの南東にある、キル・ハイル企業の機械人形の秘密工場。学院で教育中の第三世代機械人形をキエル・ハイルの部下カイゾがさらい、レッケンベルと手を結んだキエル・ハイルが機械人形を兵器に改造している。また、キエル・ハイルが自身の新ボディのプロトタイプとして作った第四世代機械人形のプロトタイプであるキエル-D-01が徘徊している。
オーディン神殿(Odin Temple)
2006年10月24日実装。全三層。通称「おでん」。
フィゲルから渡航できる、オーディン神殿の遺跡がある島。戦乙女ヴァルキリーに酷似した戦士ランドグリスが登場する。ヴァルハラにいるヴァルキリーとの関連性は不明。なぜか強力な天使族と悪魔族が混在しており、ランドグリスの分身(ゴースト)も徘徊しているため非常に危険な場所である。
ここに登場するモンスターの名前はランドグリス、スケギョルト、プルス(開発スタッフがÞをPと誤読しており、本来は「スルーズ」である)、スコゴルなど、北欧神話のヴァルキリーの名前を元にしている。
暗黒時代の記憶
2011年11月22日実装。全二層。
PSPソフト『ラグナロク 〜光と闇の皇女〜』(ラグヒカ)との連動を謳ったメモリアルダンジョン。ラグヒカのストーリーを背景にしているものの、ラグナロクオンライン本編との直接的な関連性は無く、ラグヒカをプレイしていなくてもダンジョン攻略に影響は無い。

アルナベルツ教国内[編集]

氷の洞窟 (Ice Dugeon)
2007年7月3日実装。地下のみ、全三層。通称「氷D」。
その名の通り氷に覆われたダンジョン。雪男や氷でできているモンスターが登場する。最深部には氷のトカゲのようなモンスター「クトルラナックス」が何かを守るかの様に待ち構えている。
ラヘルにおけるアルナベルツ教団の教祖を担う人物は「左右で違う瞳の色であり、白い肌・白髪で、神と身近に感じる事が出来る能力を持つ女性」であるが、当代の教祖となるべき少女が男女の双子で生まれてしまったため、少年の方を忌み子として封印した洞窟。最深部には「トールの炎」と呼ばれるトール火山の炎が灯っており、その奥で、少年が氷漬けで封印されている。クトルラナックスはこれを守るために教団によって配置された、ガーディアンのような存在である。フレイヤ神殿聖域に隠された「ルーミン1級の秘密」という秘密文書を見ることで、設定背景を知ることができる。
セスルムニル大神殿地下聖域(Rachel Sanctuary)
2007年7月3日実装。全五層。通称「聖域」。
フレイヤを奉っているセスルムニル神殿の聖域。ワールド内である程度の額の献金が溜まらなければ開放されないという特徴がある(ただし現在は全てのサーバーにおいて献金は完了している)。聖域内にはボロボロになったり、血に塗れたりしたフレイア教信徒の服装をし、凶器を持った人影が徘徊している。最下層にはグルームアンダーナイトというボスがいる。
本来この聖域は、教団の大神官や、教祖ですら立ち入る事が出来ない場所であるとされているが、実際にはそれを利用してこの聖域内で非人道的な実験を行っている者がいる。その実験のうちの一つが「暗黒の意思」という物体による精神支配であり、(本来は大人しく人間を襲ったりしない種も含めて)これを埋め込まれ好戦的になったモンスターが徘徊している。シュバルツバルドの飛行船を襲撃したモンスターと同じ種も見られるため、飛行船を襲撃したモンスターはアルナベルツが操っていた事が分かるが、聖域内に徘徊しているものは暴走している状態にある。また、聖域の奥にはユミルの心臓の欠片が幾つも安置されており、モンスターを利用して飛行船を襲わせたのも、この類の技術を狙っての事だと目されている。
トール火山 (Thor Volcano)
2007年10月23日実装。全三層。
生体工学研究所に次ぐRO屈指のダンジョン。中には凶暴化な炎の精霊たちが棲んでいるほか、ラヘル軍兵やガーディアンが侵入者を排除しようと襲ってくる。
休火山。周辺住民は火山の炎を戦神トールの怒りと考え、近づこうとはしない。
過去、火山に住まう邪悪な精霊と雷神トールとの激しい戦いがあった。トールの怒りが炎となり、魔神イフリートが誕生したと言われている。尚、神話ではイフリートは男性、女性の場合はイフリータと呼ばれる。
奥にはアルナベルツの軍事基地が隠されている。死火山ではないので火山の中に基地を建設するのは危険が伴うのだが、ガーディアンや擬似ユミルの心臓の製造に必要な鉱物の精製に火山熱が必要なため、火山の中に建設されている。軍事国家ではないアルナベルツがなぜこのような大規模かつ近代的な軍事施設を有するのかと言うと、フレイヤ信仰を元にするラヘルの神官達は女神フレイヤの復活を悲願としているが、その手段の一つが「ユミルの心臓の完成」である。ユミルの心臓の完成に向けて「各地に眠っている心臓を発掘し収集する」事と「科学的に人の手で作り出す」事の2通りのアプローチを試み、この基地は前者の「急進派」と呼ばれる派閥が建造・管理している。ユミルの心臓の欠片は各地で発掘されるが、アルナベルツとシュバルツバルドの領地内で発掘される数が余りに少ないため、残りの殆どはルーンミッドガッツ王国内にあると考え、宗教的に対立してきた歴史も相まって、ユミルの心臓の奪取をかねてルーンミッドガッツ王国に侵略戦争を仕掛けるためのものである。
忘れられた修道院 (Monastery)
2008年3月4日実装。全三層。通称「名無し」。
ベインスからさらに南へと船で進んだところにある、名も無き小さな島にある修道院。悪霊と不死者によって埋め尽くされており、最奥には地獄の蝿の王ヴェルゼブブが居座っている。それらの原因となった修道院の大神官ヒバムも、堕落して魔の力に取り付かれた状態で修道院の中をさまよっている。また、事件発覚の発端となった「偶然確保した他国の要人」のその後も見ることができる。
あるときヒバムが興味本位でヴェルゼブブを召喚してしまったため、島そのものが悪霊と住民の成れの果てである不死者によって埋め尽くされ、生還した者も精神に異常をきたしてしまうほどの魔窟と化した(ヴェルゼブブが基本的に「夜」の存在であるためか、今でも昼間は静かな修養地としての面影を見る事が出来る)。

アッシュ・バキューム[編集]

イグドラシル中心部
全二層。
異世界の西部にある巨大な木の内部。そこには様々な生物が闊歩している。ラタトスクやドゥネイール(ドゥネイル)といったいくつかのモンスターは北欧神話のそれと同じ性格と思われる。また、その最奧には北欧神話にてイグドラシルの根をかじっているとされるニーズヘッグの、その影が生息しているが、討伐するためにはいくつかの手段を踏む必要がある。ちなみに、ウンバラからいけるフベルゲルミルの泉は、中心部の上方に位置する場所となっている。
ニーズヘッグの巣
2009年11月17日実装。全二層。通称「ニーズ」。
水を擬人化させたようなモンスターが多数徘徊しており、巨木の巨人であるエンシェントツリーなどはここにしか出現しない。だが、後のアップデートでイグドラシル中心部1層にも出現するようになった。最奥にはMVPモンスターであるニーズヘッグの影が待ち構えている。
イグドラシル中心部の第二層にある「守護者の門」を越えた先に広がるメモリアルダンジョン。
イグドラシルの守護者と呼ばれるニーズヘッグが眠っていたが、今ではニーズヘッグの影から生まれた邪悪な存在が隠れ蓑として使っているに過ぎない。
カミダルトンネル
2010年10月5日実装。全一層。
鉱山都市マヌクからアバランチェの許可を得ると通行可能なダンジョン。首都エルディカスティスにいくためには広大なカミダル山脈を通らなければならないが、あまりにも巨大すぎるため登山できず、首都付近との直通トンネルが設けられた。それがカミダルトンネルの誕生である。
スカラバホール
2010年10月5日実装。全一層。
スカラバと呼ばれる甲虫モンスターが多数徘徊しており、空洞を伝ってカミダルトンネルにも出没している。MVPモンスターである女王スカラバが徘徊する。
カミダルトンネルが地盤沈下を起こし、それによって空洞ができたことで発見されたダンジョン。位置的にはカミダルトンネルの奥になる。
スカラバガーデン
2010年10月5日実装。全一層。通称「庭」。
上記のスカラバホールを数段強化したダンジョン。スカラバの亜種がはびこるダンジョンで、MVPモンスターである甲帝スカラバが徘徊している。雑魚敵の殆どが強力な地属性攻撃を多用してくるため、対策を怠ると一瞬でゲームオーバーとなる。
スカラバホールの更に奥に位置する。
霧の森
2011年11月15日実装。全一層。
ラフィネ族が住む二つの街、スプレンディッドとモーラを繋ぐメモリアルダンジョン。

その他の地域[編集]

おもちゃ工場 (Toy Factory)
2002年12月20日実装。地上のみ、全二層。通称「おもちゃ」「玩具」。
ルティエの北に存在する、さまざまなおもちゃを製造し出荷している工場。1Fの倉庫には、何故かポリン種が大量に生息している。2Fの分類所には、警備ロボットと思われるぜんまい仕掛けのおもちゃの兵隊や、トナカイのような顔をした吹雪の騎士・ストームナイトが徘徊している。
ギルドダンジョン
2003年7月29日/2009年1月27日実装。一層が6ヶ所の全六層。
GvGで砦の所有権を得たギルドのメンバーだけが入れるダンジョン。砦の地下に位置する。フィールドや他のダンジョンのボスモンスターが徘徊する。

グローバルマップ併設[編集]

天津迷宮 (Amatsu Dungeon)
2003年12月01日実装。地下のみ、全三層。通称「アマツ」。
天津城の屋根裏から通じる封印された不思議な空間のダンジョン。戦死者とみられるアンデッドモンスターや妖怪などが巣食っている。最下層には子供の身体を依り代に現世に姿を現した武士の亡霊、怨霊武士が待ち構えている。
天津城主から発行してもらった手形を持っているキャラクターのみ入れる。
崑崙ダンジョン (Konron Ancient Shrine)
2004年2月17日実装。地上のみ、全三層。通称「コンロン」。
崑崙の北に位置する、古い神殿跡とその後ろにある洞窟。邪悪な桃の木である人面桃樹、悪仙である天邪仙人などが大量に住み着いており、最上層には白蛇の化物、黒蛇王が住まう。
元々は仙人の住む洞窟だったようだが、最近は悪仙が住み着いているようである。洞窟なのに途中で空の上に浮かんでいたり、囲碁盤のような地面だったり色々と内部構造が不明なダンジョン。
龍之城ダンジョン (The Royal Tomb)
2005年4月26日実装。地下のみ、全三層。
龍之城の北西から入る地下洞窟。古代の皇帝の王陵であり、炭鉱のような通路を抜けた先にある内部は、水面に浮かぶ巨大な宮殿が存在する。宮殿には天から舞い降りた天女を思わせるボスモンスター、ペクソジンが存在する。尚、人気モンスタームナック・ボンゴンの兄弟(姉妹)だと思われる「ヒェグン」と言うモンスターが登場するが、地理的な関係からか、はたまた本人の性別が分かりづらいからか、ムナックボンゴン程の人気を獲得するには至っていない。
アユタヤダンジョン (Ancient Shrine)
2005年7月12日実装。全二層。通称「アユタヤ」。
アユタヤの町の東に存在する。落ちると即死の落とし穴トラップがあったりする。2層にはタオグンカというボスが潜んでいたが、そのボスはコモド西洞窟に左遷され、現在はレディータニーという少女の姿をしたバナナの木の精がボスとして登場する。
「お守り」を作ってもらわないと近寄ることが出来ない。
人食い虎の悪霊を封じ込めた古代の神殿とされる。
未開の島
2008年5月27日実装。地上のみ、全四層(階層ではなく並列層)。通称「モスコ」。
モスコビアから少し離れたところに位置する島々。植物や野生動物のモンスターが多い。森の奥深く、島の中心部には巨大な三つ首竜のモンスター・ゴピニク(ロシア語では「Змей Горыныч(ズメイ ゴリニチ)」。よって本来は「ゴリニチ」だが、オーディン神殿のプルス同様рをPと誤読している)が生息している。
渡航するには“クジラのような島”を探す必要がある。
文字通り人の手が殆ど入っておらず、草原や鬱蒼とした森が茂っている。どのような地形をしているのかも詳しく分かっていないらしいが、中心部にある沼から接着剤の材料が採れる事などを知っている人物も居り、どの程度未開なのかは不明。
滝の中の洞窟
2010年02月23日実装。地下のみ、全二層。
ブラジリス近辺にある洞窟。滝の中というだけありダンジョン内ほぼ全域が水場である。モンスターも水属性の敵ばかりだが、首なしラバという火属性のモンスターがそれに混じって出現する。最深部には全身に鈴をつけた火を噴く大蛇、ボイタタが生息する。
美術博物館に出没するオバケを退治したキャラクターのみ入れる。

関連項目[編集]