ライオンは寝ている

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ライオンは寝ている
トーケンズシングル
リリース 1961年
ジャンル R&B
ドゥーワップ
ワールドミュージック
時間 2分38秒
作詞・作曲 ソルモン・リンダ
ヒューゴ・ペレッティ
ルイージ・クレアトーレ
ジョージ・デビッド・ワイス
アルバート・スタントン
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ライオンは寝ている」、「ライオンはねている」(英:The Lion Sleeps Tonight)(「Wimoweh(ウィモウェ)」、「Mbube(ンブゥベ)」としても知られる)は、ソロモン・リンダが書いた曲で、主にトーケンズのヒット曲として知られている。

歴史[編集]

「Mbube」(ズールー語ライオンの意味)は、1939年にソロモン・リンダによって書かれ、彼のグループ Evening Birds によって演奏された。「Mbube」は南アフリカで1940年代に10万枚売れるヒットとなった。この曲の名前は、後にアフリカのア・カペラの音楽スタイル「ムブーベ」(その後さらにイシカタミアへ進化した)の元となった[1]

アラン・ロマックスが、フォーク・ミュージック・グループのウィーヴァーズピート・シーガーにこの曲を紹介した[2]。1年以上彼ら(ウィーヴァーズ)がこの曲をコンサートで演奏した後の1951年11月、原曲のコーラス「uyimbube」(ズールー語で「あなたはライオン」の意味)を聞き違えて曲名を「Wimoweh」としたバージョンをレコーディングした。このバージョンは、全米チャートでトップ20を記録し、キングストン・トリオなどの有名グループにもカバーされた。

ピート・シーガーは、この曲の意味について、ズールー王国の最後の王シャカをライオンにみたててヨーロッパがアフリカを植民地政策を進めたときに隠れた民話をあらわしていると述べている。別の説では、この歌はソロモン・リンダが若い頃に文字通りライオンの子供を殺した話が元になっていると Veit Erlmann が述べている[3]

ジョージ・デビッド・ワイスルイージ・クレアトーレヒューゴ・ペレッティが新しい歌詞を書き、トーケンズが1961年に発表したバージョンは、全米シングルチャートで1位を記録した。また、イギリスではカール・デンバーカバーは、高順位を記録した。この曲は人気があり、いくつかのカバー・バージョンがある。

日本では1982年に佐藤ありすが新たに日本語の歌詞を書き、朝倉紀幸&GANG(朝倉紀行)が「ライオンは起きている」の曲名でカバーしたバージョンが、テレビドラマ『刑事ヨロシク』主題歌に起用された。

レコーディング・バージョン別のリスト[編集]

Wimoweh[編集]

Mbube[編集]

The Lion Sleeps Tonight[編集]

ライオンは起きている[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Frith, Simon, Popular music: critical concepts in media and cultural studies, Volume 4, London : Routledge, 2004. ISBN 978-0-415-33270-5. Cf. p.271
  2. ^ Liner notes, Pete Seeger's Greatest Hits, released 1962.
  3. ^ Erlmann, Veit, African stars : studies in Black South African performance, Chicago : University of Chicago Press, 1991. ISBN 0226217221. Cf. pp. 165-167, "Imbube: The Career of Solomon Linda", and various.
  4. ^ De Nederlandse Top 40, week 16, 1982”. 2008年2月18日閲覧。

外部リンク[編集]

先代:
プリーズ・ミスター・ポストマン」 by マーヴェレッツ
Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル
(トーケンズ・バージョン)

1961年12月18日 - 1962年1月1日
次代:
ザ・ツイスト」 by チャビー・チェッカー
先代:
悪意と呼ばれる街」 by ザ・ジャム
全英シングルチャート ナンバーワン・シングル
(タイト・フィット・バージョン)

1982年3月6日 - 1982年3月20日
次代:
「Seven Tears」 by グームベイ・ダンス・バンド