ヨーロッパ室内管弦楽団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヨーロッパ室内管弦楽団(ヨーロッパしつないかんげんがくだん、Chamber Orchestra of Europe)は、イギリスロンドンを本拠地とする室内オーケストラである。

[編集] 経歴

1981年にECユース管弦楽団(現EUユース管弦楽団)の出身者を中心としてクラウディオ・アバドにより自主運営団体として設立。年数回のコンサートやツアー、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭やシティリアルテ音楽祭などの音楽祭に参加している。

音楽監督などは置かず、様々な指揮者・ソリストと共演しているが、アバド、ジェイムズ・ジャッドニコラウス・アーノンクールらが中心に客演している。きわめてレヴェルが高く、現在のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団にはここの出身者も多い。また、団員がとても若いため、保守的なベルリン・フィルやウィーン・フィルの奏者が嫌がるノーノシュトックハウゼンなどの現代音楽も難なくこなすため、アバドなどが好んで録音に起用している。

主なレコーディングは、アバド指揮でロッシーニの歌劇「ランスへの旅」、シューベルト交響曲全集やハイドンの交響曲集、ニコラウス・アーノンクール指揮でベートーヴェンの交響曲・協奏曲全集やバルトーク作品集、ゲオルグ・ショルティ指揮でモーツァルトの交響曲や歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」、マウリツィオ・ポリーニ指揮でロッシーニの歌劇「湖上の美人」、パーヴォ・ベルグルンド指揮でブラームスシベリウスの交響曲全集などがある。

[編集] 外部リンク