ヨーロッパクサリヘビ

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ヨーロッパクサリヘビ
Vipera berus (Marek Szczepanek).jpg
ヨーロッパクサリヘビ Vipera berus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: クサリヘビ科 Viperidae
亜科 : クサリヘビ亜科 Viperinae
: クサリヘビ属 Vipera
: ヨーロッパクサリヘビ V. berus
学名
Vipera berus
(Linnaeus, 1758)
和名
ヨーロッパクサリヘビ
英名
European adder

ヨーロッパクサリヘビ(欧羅巴鎖蛇、Vipera berus) は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目クサリヘビ科クサリヘビ属に分類されるヘビ。特定動物。有毒。

分布[編集]

ユーラシア大陸の北部地域に広く分布し、グレートブリテン島アイルランド島では確認されていない)、フランスイタリアの北部地域から、東ヨーロッパロシアスカンジナビア半島中央アジアモンゴルを経て、東はサハリン北朝鮮中国北部にまで達する。

総じて生息地域はユーラシア大陸の亜寒帯から温帯にかけての冷涼な地域であり、中東地域やインド亜大陸インドシナ半島、中国南部といった亜熱帯熱帯気候の地域には分布していない。

本種は最も北に生息するクサリヘビで、スカンジナビア半島では北緯60度の北極圏付近にも見られる。

なお、日本列島、及び琉球列島には生息していない。

形態[編集]

全長は60cmほどで、最大は104cm。背面に暗色の鎖状の斑紋が入る。

オスの体色は灰色で、メスの体色は褐色。

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本種の毒は、アスプクサリヘビに比べるとそれほど強くはなく、現地ではそれほど恐れられていない。死者も極めてまれである。 その主成分は出血毒で、神経毒は少ない。そのため、咬まれると激痛と共に患部が腫れあがる。そのため、毒は強くないとは言えども、一刻も早い治療が必要である。

生態[編集]

草原森林に生息し、ステップ地域にも見られる。また、アルプス山脈など、標高の高い地域でも見られる。夜行性

食性は動物食で、小型哺乳類や小型爬虫類等を食べる。

繁殖形態は卵胎生で、2-20頭の幼蛇を産む。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]