ヨーゼフ・ベーア

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ヨーゼフ・ベーア
Joseph Beer
基本情報
出生 1774年5月18日
Flag of the Habsburg Monarchy.svg ハプスブルク君主国ボヘミア
死没 1811年
プロイセン王国の旗 プロイセン王国ポツダム
ジャンル クラシック
職業 クラリネット奏者、作曲家

ヨーゼフ・ベーアJoseph Beer1774年5月18日 - 1811年)は、国際的に有名になった最初のヴィルトゥオーゾクラリネット奏者の1人。同時代の多くの有名な作曲家との繋がりによっても記憶される[1]

生涯[編集]

ベーアはボヘミアに生まれた。元々はオーストリアトランペット奏者をしていたが、七年戦争の際にフランスの軍隊で演奏するようになる。1771年パリへと赴いて手にしたクラリネットによって、ベーアは瞬く間に同時代で最初の有名演奏家となった。1782年にパリを離れたベーアは、オランダイタリアロシアハンガリーを旅して回った。

ベーアは演奏家としてクラリネットに5番目のキーを導入するという大改良を施し、この楽器に重要な革命をもたらした。ベーアは50歳近くなるまでフランス人奏者の演奏を聴いたことしかなかったが、ブリュッセルドイツ人演奏家のシュヴァルツ(Schwartz)の演奏を耳にし、クラリネットの持つ音色の可能性に開眼させられる。その後、演奏そのものに加え、音色のやわらかさと濁りのなさ、特にデクレッシェンドにおけるニュアンスの繊細さで高く称賛されるようになった。彼の作品には2つのクラリネットのための協奏曲が3曲、変奏曲や二重奏曲が数曲ある。

ベーアはポツダムで没した。

参考文献[編集]

出典[編集]