ヨゴレ (魚類)
| ヨゴレ | |||||||||||||||||||||||||||
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ブリモドキを伴って泳ぐヨゴレ
Carcharhinus longimanus |
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| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Carcharhinus longimanus (Poey, 1861) |
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| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Oceanic whitetip shark | |||||||||||||||||||||||||||
ヨゴレの生息域
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ヨゴレ(Carcharhinus longimanus、汚、英名:Oceanic whitetip shark)は、メジロザメ目メジロザメ科に属するサメ。ヨゴレザメ(汚鮫)とも呼ばれる。世界中の暖海の外洋に生息する大型のサメ。全長4m。鰭の先端が白くなっていることが特徴である。魚類を中心に、見つけたものは何でも貪食する。胎盤を形成して子どもを産む。資源量は減少しており、一部では規制対象になっている。人を襲うこともあり、危険性がある。
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分布 [編集]
最も広く分布するサメの一つで、分布域は全海洋の熱帯から亜熱帯海域に広がる。外洋性で、沿岸部には少ない。海表面から水深152m(500フィート)の水深帯でみられる。20℃以上の水温を好む[1]。
形態 [編集]
最大で全長396cm、体重167.4kg[2]。ほとんどは3mに満たない[3]。メジロザメ類の中では特徴的な外見で他種と区別しやすい。体型は流線形。背側の体色は灰色から褐色で、オリーブがかることもある。腹側は白色。吻は平らでカーブする。背鰭、胸鰭は非常に大きい。円いカーブを描く各鰭の先端部には、明瞭な白斑が見られる。境界は不鮮明で、汚れのように見えることからその名がついた。両顎歯は異形。上顎歯は幅広の三角形で鋸歯縁をもつ。下顎歯は細身の三角形で、先端付近のみ鋸歯縁をもつ。いずれも単尖頭である。
生態 [編集]
外洋性のサメで、普段は海表面近くをゆっくりとしたスピードで遊泳する。基本的には単独で行動し、ブリモドキやコバンザメ、シイラを伴うことが多い[3]。またコビレゴンドウの群れに混じって行動することも報告されている[3]。餌生物は主に硬骨魚類で、他に頭足類や甲殻類、海鳥、ウミガメ、エイ、哺乳類(鯨類)の死骸などが含まれる[1][3]。また海に浮遊するゴミを口にすることもある。外洋という餌が乏しい環境に生息するヨゴレは機会選択的捕食者であり、好奇心旺盛と見なされるかもしれない。餌を見つけると動きが活発になり狂乱索餌と呼ばれる状態になることもある。
胎生で、胎盤を形成する。妊娠期間は10-12ヶ月で、産仔数は1-14尾だがそれ以上の胎仔をもつ可能性もある[1]。産まれたときの大きさは60-65cm[1]。雄は1.7-1.9m、雌は1.8-2.0mで成熟し、このときの年齢は6-7歳に相当する[3]。成熟年齢は4-5歳という報告もある[1]。
人との関わり [編集]
水産 [編集]
日本では毎年6トン程度が水揚げされ、そのほとんどがマグロ延縄による混獲である[4]。資源量は減少傾向にあり、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の規制対象になっている。2010年のCITES第15回締約国会議では附属書IIへの掲載が提案されたが、否決された。
肉はフィレの他、干し肉、薫製、魚肉練製品などに加工される。鰭はフカヒレに利用される。脊椎骨や皮も利用される。
危険性 [編集]
成魚は人に対して、やや危険である。海中で遭遇した場合は、細心の注意を払って行動する必要がある。沿岸性のものではホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメが人間に危険とされているが、外洋性の種ではヨゴレが最も危険である。実際に太平洋戦争中、魚雷に撃沈された艦船の乗組員を次々と襲った記録もあり、人間を食べた数はこのサメが一番ともいわれている[要出典]。 2010年11月下旬から12月にかけて、エジプトの紅海で海水浴客が連続してサメに襲撃され[5] 、死傷する事件が起こったが、犯人はヨゴレであるとされている[要出典]。
参考文献 [編集]
- ^ a b c d e f Baum, J., Medina, E., Musick, J.A. & Smale, M. 2006. Carcharhinus longimanus. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species Version 2009.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 24 July 2009.
- ^ Carcharhinus longimanus Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2011.FishBase. World Wide Web electronic publication. www.fishbase.org, version (02/2011).
- ^ a b c d e Biological Profiles: Oceanic whitetip shark Florida Museum of Natural History Ichthyology Department.
- ^ 「平成22年度国際漁業資源の現況 No.41 その他外洋性サメ類」 水産庁・独立行政法人水産総合研究センター
- ^ しかし、他のサメと同様、こちらが脅かさなければ攻撃されることはない。
関連項目 [編集]