ヨウ化エチル

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ヨウ化エチル
ethyl iodide
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識別情報
CAS登録番号 75-03-6 チェック
RTECS番号 KI4750000
特性
化学式 C2H5I
モル質量 155.97
外観 無色の液体
密度 1.950
融点

-110.9 °C, 162 K, -168 °F

沸点

72.4 °C, 346 K, 162 °F

への溶解度 0.4 g/100 ml at 20℃
エタノールへの溶解度 完全に溶解
ジエチルエーテルへの溶解度 完全に溶解
屈折率 (nD) 1.3903
粘度 7.269 cP at 0 °C
5.925 cP at 20 °C
危険性
MSDS External MSDS
主な危険性 催奇形性、胎児への危険性、吸入・誤飲・皮膚の接触による毒性、麻薬性
NFPA 704
NFPA 704.svg
1
2
1
Rフレーズ R23 R24 R25 R42 R43 R63
Sフレーズ S45 S26 S36 S37 S39 S23
引火点 61℃
関連する物質
関連するハロゲン化アルキル クロロエタン
n-ヨウ化プロピル
ヨウ化イソプロピル
ヨウ化メチル
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヨウ化エチル(ヨウかエチル、ethyl iodide)は化学式C2H5IまたはCH3CH2Iで表される有機ヨウ素化合物。ヨードエチル、ヨードエタンとも呼ばれる。無色の油状液体で、無水エタノールヨウ素黄リンを加熱・蒸留して得られる。引火性であり、61℃以上で空気との爆発性混合気体を生じる。空気との接触や光線により分解し、褐色を帯びる。エタノール・ジエチルエーテルに完全に溶解し、ベンゼンエーテル四塩化炭素にも溶ける。アルキル化反応が良好で、エーテル中でマグネシウムと反応するとヨウ化エチルマグネシウムを生成する。

参考資料[編集]

松岡敬一郎 『ヨウ素綜説(第二版)』 霞ヶ関出版、1992年ISBN 9784760301355 国際化学物質安全性カード” (日本語). 国立医薬品食品衛生研究所 (2004年4月). 2009年9月28日閲覧。