ヨウスコウアリゲーター
| ヨウスコウアリゲーター 揚子江鰐 | ||||||||||||||||||||||||
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ヨウスコウアリゲーター Alligator sinensis
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| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
| CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.2.3 (1994)) |
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Alligator sinensis Fauvel, 1879 | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| ヨウスコウアリゲーター ヨウスコウワニ |
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| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Chinese alligator |
ヨウスコウアリゲーター(Alligator sinensis 揚子江鰐 正体字: 鼉 豬婆龍 土龍)は、動物界脊索動物門爬虫綱ワニ目アリゲーター科アリゲーター属に分類されるワニ。別名ヨウスコウワニ。近年激減し、野生の残り生存数は130匹程度と言われている。
目次 |
[編集] 分布
アリゲーター科では本種のみがユーラシア大陸に分布する。種小名sinensisは「中国産の」の意。和名のヨウスコウ(揚子江)は長江下流域の別名。日本でも大分県安心院盆地にある鮮新世の地層から本種の化石が発見されている。
中華人民共和国(安徽省、江西省、江蘇省、浙江省の長江下流域)固有種
[編集] 形態
最大全長200cm。体色は黒褐色で、淡黄色の不鮮明な帯模様が入る個体もいる。尾では帯模様が明確。
口吻は丸みを帯び短い。後方の歯は球状で、堅い獲物を噛み砕く事に適している。
幼体は体色が黄褐色で、黒い横縞が入る。成長に伴い色彩は黒ずむ。
[編集] 生態
河川や池沼、湿原などに生息する。水辺に深い横穴を掘り、冬季には巣穴の中で冬眠する。
食性は動物食で、主に貝類を食べるが魚類、鳥類の雛、小型哺乳類、昆虫、甲殻類なども食べる。
繁殖形態は卵生。枯草を集めた塚状の巣に、1回に10-40個の卵を産む。
[編集] 人間との関係
中国古典では正体字: 鼉龍または正体字: 鼉他に豬婆龍、土龍という。 淮南子を始め性格は大人しく人間には無害とされることが多く、人間を襲った確実な記録はない。 本種が竜の原型とか、太田辰夫は西遊記に登場する沙悟浄のモデルになったとするなどとされることもある。
皮は革製品に利用されることもあり、紀元前では太鼓の皮に利用されることもあり雅楽の鼉太鼓も本種の皮が用いられていたことが由来とする説もある。
貝類を求めて水田に侵入して稲を倒す害獣とみなされることもある。
開発による生息地の破壊、水質汚染、食用の採集、害獣としての駆除、日本住血吸虫対策における貝類の駆除などにより生息数が激減した。現在は保護区が設けられ、飼育下での繁殖計画が進められている。日本では2001年に札幌市円山動物園で国内初の飼育下繁殖に成功し、同園は、2008年、2009年にも繁殖に成功している。
[編集] 画像
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 今泉吉典、松井孝爾監修 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、150頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、108、197頁。
- 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、155頁。
- 本田直也 「繁殖レポート 殖えました! ~ヨウスコウワニの繁殖~」『クリーパー』第17号、クリーパー社、2002年、68-74頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館、2004年、143頁。
[編集] 外部リンク
- CITES homepage
- IUCN Red List - Home Page -
- Crocodile Specialist Group 1996. Alligator sinensis. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.1.
- 環境省