ユリ・アルベアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ユリ・アルベアル
Yuri alvear.jpg
基本情報
ラテン文字 Yuri Alvear Orjuela
コロンビアの旗 コロンビア
生年月日 1986年3月29日(29歳)
身長 176cm
選手情報
階級 女子70kg級
 
獲得メダル
コロンビアの旗 コロンビア
女子 柔道
オリンピック
2012 ロンドン 70kg級
世界柔道選手権
2009 ロッテルダム 70kg級
2013 リオデジャネイロ 70kg級
2014 チェリャビンスク 70kg級
テンプレートを表示

ユリ・アルベアルラテン語: Yuri Alvear1986年3月29日 - )はコロンビアバジェ・デル・カウカ県ハムンディ出身の女子柔道家[1][2]

来歴[編集]

最初はバレーボール陸上競技に取り組んでいたが、14歳の時に柔道の指導者に素質を見込まれたことがきっかけで柔道を始めた[3][4]。2009年には明治大学出身の早川憲幸が指導者となった。早川によれば、他の選手と異なりアルベアルだけは時間を厳守して練習も休まずに、疑問に思ったことは次々と質問しに来る熱心な選手であったという。まだ試合の駆け引きには疎い側面があったものの、原石と呼べる存在であった。ただ、世界選手権まではそれほど時間がなかったことから、日本式のオーソドックスな柔道スタイルではなく、アルベアルが得意にしていた双手刈朽木倒肩車などを徹底的に行使する指導が行われた。また、対戦相手を混乱させるため相手とはけんか四つになるような組み手指導も行われた[5]。その結果、世界選手権ではオール一本勝ちして、コロンビア初、南米女子としても1984年の世界選手権61kg級で優勝したベネズエラのナターサ・エルナンデス、2003年の世界選手権63kg級で優勝したアルゼンチンのダニエラ・クルコウェルに続く史上3人目の世界チャンピオンになった[5]。2010年はパンナム選手権で膝を負傷した影響もあって、世界選手権には出場しなかった。2011年の世界選手権では初戦で敗れた。2012年のロンドンオリンピックでは準々決勝で世界チャンピオンのリュシ・ドコス内股で敗れたものの、その後の3位決定戦で中国の陳飛を技ありで破って銅メダルを獲得して、柔道競技でコロンビア初のメダルを獲得することになった[1][5]。2013年の世界選手権では、2度目の優勝を飾った[6][7]。2014年の世界選手権では決勝でヌンイラ華蓮小内刈で破って2年連続3度目の優勝を成し遂げた[8][9]。但し、これだけの実績を残しながらコロンビア政府からは満足な金銭的支援を受けていない。そのため、2014年からはミキハウス所属の選手となって、その支援を受けながら3ヶ月に1度は来日して、帝京大学山梨学院大学などで稽古を積んでいる[10]

IJF世界ランキングは2720ポイント獲得で2位(15/5/25現在)。

主な戦績[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]