ユビキタス・コミュニケータ

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ユビキタス・コミュニケータとは、個人がユビキタスコンピューティングによるシステムから情報を得る為の端末機器の事。

東京大学教授坂村健が提唱する「どこでもコンピュータ」の基礎技術として研究が進められているハードウェアT-Engineボード」、リアルタイムオペレーティングシステムの「T-Kernel」、TRONプロジェクトの1つでセキュリティに関するアーキテクチャ「eTRON」などのプラットフォームと、RFIDの技術を応用してユビキタスコンピューティングを実現する為に開発された、個人情報端末。従来のPDAのような形にとどまらず、携帯電話型の試作機も開発されている。

ユビキタス・コミュニケータの情報の流れは、略図の通り。

  1. ユビキタス・コミュニケータ(以下、UC)がICタグ又はバーコードをスキャンし、個体のID番号(ユビキタスID)を読みとる
  2. ユビキタスIDをユビキタスIDセンター内のサーバへ問い合わせる
  3. 個体の情報を持つサーバの所在をUCへ伝える
  4. 個体の情報を持つサーバへ単体のIDを送信する
  5. 個体の情報を持つサーバ内で単体のIDを基に検索された単体の情報を、UCへ送信する
  6. 単体の情報を表示

通信を行う場合、eTRON認証プロトコルによってセキュリティが保たれており、UCが持つ コンテキストも含めた情報がやりとりされる。

関連項目[編集]