ユカギール諸語
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ユカギール諸語(ユカギールしょご)とは、シベリア東部のコリマ川流域に住むユカギール民族が話す言語の総称。現在ほとんどの人々がロシア語やサハ語を使うようになって、話者は200人以下に減り(1989年)、絶滅の危機に瀕している。現在残っているのは2つの言語だけである。
- 北部ユカギール語(ツンドラ・ユカギール、部族名としてはヴァドゥル):話者は30ないし150人。コリマ川下流部で使われるが、かつてはさらに広く、西のレナ川付近でも使われた。
- 南部ユカギール語(タイガ・ユカギール、部族名オドゥル):話者は10ないし50人。コリマ川上流部で使われ、サハ共和国とマガダン州の方言に分けられる。
孤立した言語であり、他言語との関係は明らかでない。ウラル語族と遠い関係があるとの説もあるが、一般に支持されてはいない。文法的にはウラル語に似た膠着語であるが、名詞には接尾辞がつくのに対し動詞には接頭辞がつく特徴がある。