モンスターハンター (小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 文学 |
|---|
![]() |
| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 |
| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
| お知らせ |
| このテンプレートの解説ページができました。使用されるべき記事が決まりましたので一度ご確認ください。 |
カプコンのオンラインアクションゲーム『モンスターハンター』のノベライズ作品。ファミ通文庫刊。ゆうきりん版と氷上慧一版について記述する。
目次 |
[編集] ゆうきりん版
著者ゆうきりん、イラストコヤマシゲト。全4巻。2007年、ライトノベルアワードでノベライズ部門賞を受賞。
[編集] あらすじ
イャンクックの最速討伐記録を打ち立てた駆け出しハンター、ジーグ・グランエスト。一人前のハンターだと思い上がっていたある日、ジーグは住み慣れた村を離れ、街へ出て「ギルド」に登録する。仲間との出会いや飛竜との戦いを通して、少年は次第に「狩り」とは何か、「ハンター」とは何かを学んでいく…。
[編集] 登場人物
[編集] 主要人物
- ジーグ・グランエスト(Zeeg Grandest)
- 通称ジーグ、武器は大剣のアッパーブレイズ改。初期はまだまだ初心者の防具《レザーライトシリーズ》を身につけていたが現在は《レウスシリーズ》の防具を装備している。村のイャンクック討伐の最速記録を持っていて、自分の強さに自惚れていたが、街に来てそれが評価に値しないものだと気づかされる。『狩りの掟』では金を儲ける為、モンスターは片っ端から狩る様に描写されていたが『狩りの追憶』の過去のジーグは無駄な狩りは避けるというエルメリア的な考えを持っている。ビールが余り好きではない(苦い為)が飲めない訳ではない。別名『牛乳(ミルク)飲みジーグ』
- エルメリア・フランポート(Elmeria Franport)
- 通称エルメリア、武器はハンマーのブレス・コア。ジーグ達のパーティのリーダーで、ミナガルデでは有名なハンター。酒を飲むと少々酒乱となり、どんどん呂律が回らなくなる。ハンマーを軽々と振り回す豪腕の持ち主。ジーグには多少の恋愛感情はある模様。ジーグが装備を『レウスシリーズ』に変えた頃、何故か防具を『レウスシリーズ』から防御力の落ちる『レイアシリーズ』に変えている。
- ガノン・ドノン(Gannon Denon)
- 通称ガノン、武器はランスの角槍ディアブロス。2mを越す様な大男で、戦闘では囮役。ジーグとエルメリアの関係を良く思ってはいない。ハンターだったが貴族を助けたことをきっかけに騎士になり、またハンターへと戻っている。謀殺されそうになった貴族の娘を連れて逃亡した過去を持ち、賞金首となっている。
- フラディオ・ハート(Fradio Heart)
- 通称フラディオ、武器はヘビィボウガンのタンクメイジ改。胴鎧を除いた全身の防具を『ゲリョスシリーズ』で固める程のゲリョス好きである。ゲリョスの事を『彼女』と呼び、ある意味フリーダと通じる部分がある。ゲリョスの専門家を探していたエルメリア達と偶然出会いそれから何となくエルメリアとガノンを気に入り、それ以来共にパーティーを組んでいる。王都の出身である、素顔は一切晒さない凄腕のガンナー。現在はエルメリアのパーティから一時的に離脱している。
- 心の底からフルフルが大嫌いなようで、『英雄の条件』でフルフルに丸のみにされ、消化されそうになったおかげでフルフル嫌いに拍車がかかった模様。
- 炎太朗(Entaro)
- 通称エンタ、武器は双剣のリュウノツガイ。自分のパーティを持ちたいと願ったジーグの面接試験に訪れ、一番初めに決まった忍シリーズを着た双剣使いのハンター。天下無双の剣豪になることを夢見て、修行及び双剣の魅力を広めるためにシュレイド王国へとやってきた。小難しい話し方をし、川柳を会話に取り入れる独特の喋り方をする。武器も本来の名前ではなく「斬鬼」と名付けるなど一風変わっている。片目を閉じているがそれは怪我をしているわけではなく、修行のためと鬼人化の溜めを行っているからである。
- ファミ通WaveDVDで連載されていた『ハンター日誌G』にも登場しているが、あちらは少々軽い性格で描かれている。そのときの使用武器はサイクロン、封龍剣【超絶一門】
- ブラス・ラーグン(Brass Lagoon)
- 通称ブラス、武器は双剣のランポスクロウズ。炎太郎がパーティの一員となった直後にジーグの元に訪れた新米ハンター。自分が臆病者ではないことを証明するためにハンターになった少年。しかしイマイチ自分の行動に自信が持てない。調合が得意でそれをメインとした狩りをする。必要もないのに縁担ぎのために調合書を持ち歩くのをジーグに注意されたことがある。後に炎太郎の弟子となり一緒に行動するようになるが、調合好きなのは相変わらずの模様。片手剣を使用していたが、現在は炎太郎に弟子入りしているため、双剣を使用している。
- ヴィヴィアン・シャロン(Vivienne Sharon)
- 通称ヴィヴィー、武器はライトボウガンのダークフリルパラソル。ジーグの新パーティで最後に決まったプライベートシリーズを着こなすハンターらしからぬハンター。『英雄の条件』では酒場の店員として登場しただけ(武器が修理中だったため)だったが、『長の資格』ではハンターの一人として登場した。パーティのリーダーをご主人様と呼ぶが、本人によるとそれはただの趣味だという。過去に自分を助けたハンターに少なからず因縁があるが、そのハンターがフラディオだということに本人は気付いていない(フラディオが気づいているかは不明)
- フリーダ・エスグランド(Freda Esgrand)
- 通称フリーダ、武器は片手剣のマスターブレイド。ジーグより2つ年上の女の子。幼い頃助けてくれたハンターに憧れ、英雄をめざしている。主に積み荷の護衛を請け負っており、誰であろうとも絶対に見捨てない姿勢から商人達に絶大な人気を誇っている。多人数での狩りは向かないとエルメリアに指摘を受けて以来、一人で狩りを続けている。
- フラディオと似た思想を持っており、フルフルを『彼』と呼び、一種の愛情のようなモノを抱いている。しかしフラディオはそれを快く思っていない様子。
- ベッキー(Becky)
- ミナガルデのハンターズギルドのスタッフで、受付も担当する女性。エルメリアの腕力すら上回る怪力を持っていたり、ギルドマスターと意味深な会話をしている様子からギルドナイトであることがわかる。
- 使用武器はハンマーのおやすみベア。これは酔っぱらったハンター達を鎮めるために使用されるため、戦闘用ではない。
[編集] その他
- ナルミ・ウィンバリー
- 「狩りの掟」にて登場。皇族の娘。第三位王位継承権を持つ。また、飛竜を始めとする、モンスターたちの保護を主張する団体の「顔」でもある。ハンター達の狩場へ行って飛竜の保護を主張するなど活発な性格である。
- ミリオン・ブランダール
- 「狩りの掟」にて登場。第十五位王位継承権を持つエルブレンフォート家に仕える騎士。ガノンの過去を知っている人物。
- 赤鳥の翼
- イャンクックのみを狩る4人組のハンター達の通称。全身をイャンクック装備にしている。
[編集] 既刊一覧
- モンスターハンター 狩りの掟 2004年6月19日発行 ISBN 978-4-7577-1874-6
- モンスターハンター 英雄の条件 2004年9月18日発行 ISBN 978-4-7577-2004-6
- モンスターハンター 長の資格 2005年6月20日発行 ISBN 978-4-7577-2320-7
- モンスターハンター 狩りの追憶 2006年3月30日発行 ISBN 978-4-7577-2666-6
[編集] 氷上慧一版
著者氷上慧一、イラスト廣岡政樹、「疾風の翼」以降のイラストは布施龍太。
[編集] あらすじ
- キオ編
- ジャンボ村にやってきた、新米ハンターのキオ。亡き父を追ってハンターになったものの、ドスファンゴすら狩れない腕前。しかし、仲間との出会い、強敵との対峙を通して徐々に成長していく。
- テアン編
- ポッケ村からやってきたテアンはオトモアイルーのコジローと共に、ドンドルマでハンターを営んでいる。女性ハンターのマディリアとの出会いで物語が動き出す。
[編集] 登場人物
[編集] キオ編
- キオ
- ジャンボ村にやってきた少年ハンター。武器は亡き父の形見である双剣のガノカットラス改、後に片手剣、双剣と武器を変える。ハンターとして名を馳せた父の姿を追いハンターを目指すがドスファンゴ狩りで失敗を繰り返す。ジャンボ村の村長の勧めでクルトアイズに弟子入りしハンターとしての経験と知識を学んでいく。青年となりロッシィやエーデリカとパーティを組み、様々な苦難を乗り越えハンターならば知らぬ者が居ない凄腕ハンターとなる。天性のすばしっこさと優れた状況判断能力を持ち、パーティのリーダーとしてその手腕を振るう。ノーラと結婚しており、キオとノーラの間には二人の子供がいる。幾多の強敵との死闘を通じて誰もが認めるハンターになった。
- クルトアイズ
- キオの教育役となるハンターでイャンクック砲とクックシリーズを身に纏うガンナー。「隻腕」の異名を持つ熟練ハンターであり、始めはキオの弟子入りには乗り気ではなかった。後にギルドナイトとなり古龍迎撃戦では総指揮を執っていた。
- ロッシィ
- 大柄の大剣使いの青年でキオのパーティメンバー。無類の女性好きで出会った女性にはとりあえず声をかける、がその暑苦しい性格から未だに成功した話は聞かない。流れのハンターとしてジャンボ村を訪れ、キオのことを「生涯のライバル」と呼び村付きのハンターとなる。キオとは初めは競い合うだけの仲であったが、一緒に狩りに行くにつれ互いに信頼を置き背中を任せ合うパーティメンバーとなっていく。たまに一人で大陸のあちこちへ狩りに出かけその名を轟かせるようになる。
- エーデリカ
- レイアシリーズを使用する弓使いの女性ハンターでありキオのパーティメンバー。その腕前は動き回るモンスターの眼を射抜くほどの正確さ。ジャンボ村を訪れる前はとある猟団に所属しておりレイアシリーズも旅立つ前に猟団員に協力して貰い揃えた。キオのことを「キオ様」と呼び絶対の信頼をもっているが恋愛感情は無い模様。ロッシィからは「ハニー」と呼ばれアプローチをかけられているがやんわりと受け流し、時には暴走しかけたロッシィを一撃で昏倒させ何事も無かったかのように微笑むなど顔に似合わない一面も持つ。クルトアイズと出会いキオがポッケ村に旅立ちパーティが一時解散になった後は、ジャンボ村で教官となり新人ハンターの育成に力を注いでいる。
- ミモリ
- ポッケ村からやってきた、キオの弟子入り希望の少女。武器はハンターである父親と同じランスを使う。村にただ一人のハンターである父親が大怪我をし村付きのハンターが居なくなり、モンスターの脅威から自分がハンターとなり村を守ると決めたが父親から「リオレウスが狩れるようになったら」と言われ単身ジャンボ村へキオの弟子入りにやってくる。雪国育ちであり鍛えられた足腰を持つためランスの才能はあるが未熟なために時節周りが見えなくなることも。キオと共にリオレウスを討った後はポッケ村に戻り村付きのハンターとして生活している。後に自分の意志でガンランスへと転向する。
- 村長
- 何も無かった土地にジャンボ村を築き上げた竜人族の男性。長い耳と大きな鼻が特徴で、なぜかいつも背中に大きな壷を背負っている。危なっかしいキオ少年を見かねクルトアイズに教育係を依頼する。村の発展と平和を大事にし、時には自ら行商にドンドルマまで足を運ぶ。
- 親方
- ジャンボ村の港で造船所を営む豪快な男性。昔はハンターであったらしいがあるモンスターに大怪我を負わされ現在は造船所の親方として生活している。ジャンボ村にやってきたキオと初めて出会った人物であり、当時少年だったキオを片手で(頭を掴み)持ち上げた。
- ばあちゃん
- ジャンボ村で鍛冶工房を営む小柄な老婆。しかしその実は人間では扱えない技術で武具を鍛える竜人族の鍛冶職人であり、本人よりも大きな鎚を振るい武具を鍛えている。
[編集] テアン編
- テアン
- フラヒヤ山脈(雪山)のポッケ村出身のガンナーでライトボウガンのクックアンガーとイーオスシリーズを使用。腕前的には中堅クラスだが報酬を実家への仕送り(怪我をした父親の薬代と弟と妹の生活費)に当てているため満足のいく装備を揃えられないでいる。オトモアイルーのコジローとは長年の相棒であり、前衛としてはあまり役に立たないコジローに振り回されながらも共に成功も失敗も分かち合っている。ヒプノック狩りの依頼をしようと訪れた酒場でマディリアとなし崩し的に一緒に狩りに行くことになる。
- コジロー
- テアンのオトモアイルーで毛並みは焦げ茶と白。どんぐりメイルを装備し前衛を任されているがいつもモンスターから逃げ回ってばかりいる。
- マディリア
- 女性ハンターで太刀の飛竜刀【朱】とバサルSシリーズを使用。キリンテールの銀髪、蒼眼の美人。他のハンターとは組もうとはせずいつも一人で狩りに出かけている。熟練のハンターであり「片翼のマディリア」と呼ばれているが本人はあまり好ましく思っていない。テアンとコジローを見て何か思う所があるようだが・・・
- 姐さん
- 古龍観測所に所属する竜人族の穏やかな性格の女性。酒場によく足を運ぶ有名人であり皆から「姐さん」と呼ばれている。マディリアにテアンとの同行を勧めた張本人でありまた謎の多い人物でもある。
[編集] 既刊一覧
- モンスターハンター 魂を継ぐ者① 2007年5月30日発行 ISBN 978-4-7577-3422-7
- モンスターハンター 魂を継ぐ者② 2007年8月30日発行 ISBN 978-4-7577-3686-3
- モンスターハンター 魂を継ぐ者③ 2007年11月30日発行 ISBN 978-4-7577-3859-1
- モンスターハンター 魂を継ぐ者④ 2008年3月29日発行 ISBN 978-4-7577-4013-6
- モンスターハンター 魂を継ぐ者⑤ 2008年6月30日発行 ISBN 978-4-7577-4231-4
- モンスターハンター 疾風の翼① 2008年10月10日発行 ISBN 978-4-7577-4442-4
[編集] 外部リンク
|
|||||||||||||||||


