メルダーズ (宇宙戦艦ヤマト)

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メルダーズは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』及びPS2用ゲーム『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』の登場人物。声優中田浩二

概要[編集]

暗黒星団帝国マゼラン方面総司令官。謎の支配者グレートエンペラーの部下で、マゼラン方面第一艦隊司令官デーダーの上司。皮膚は灰色で、細面の頭部には毛髪が無い。

口調は慇懃で、敵ながら見事な戦いぶりを見せたヤマトへ敬意を表している。また、警告した上でヤマトを退去させようとするなど、無駄な交戦を避けようという面もある[1]。しかし、ひとたび交戦の意思を見せた敵へは情け容赦のない苛烈な攻撃を行ってもいる。

名前の由来は、ナチス・ドイツ空軍でエース・パイロットとして活躍したヴェルナー・メルダース。準備稿での設定名は「ガボーチン」だった[2]

『イスカンダルへの追憶』以降の媒体では「メルダース」と改名されており、YAMATO CREWでもそう紹介されている[3]

劇中での活躍[編集]

宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち
旗下のデーダーがガミラシウムとイスカンダリウムの採掘中にヤマトに破れたため、乗艦の自動惑星ゴルバで打って出る。ただし、総司令らしく戦略を重視して無駄な交戦を避けようと考えており、狙いはあくまでイスカンダリウムとしてそれさえ手に入ればそれ以上の危害は加えないことや、退去しなければイスカンダルにいるスターシャ古代守サーシャを攻撃することを通告した上で10分間の猶予を与え、ヤマトに退去を勧告する。
しかし、その猶予の間にガミラス残存艦隊が攻撃を開始。メルダーズはそれを圧倒的戦力で一蹴し、デスラー砲すら「石ころのようなエネルギー弾」と評する。その後、警告どおりにイスカンダルへ攻撃を開始するも、デスラー戦闘空母の体当たりで主砲と開閉装甲を封じられ、ヤマトの波動砲を防ぎきれない窮地に立たされる。そこで、デスラーの身を案じたスターシャが戦闘停止と引き替えにイスカンダリウム譲渡を呼びかけると、これに応えてデスラー戦闘空母を解放してイスカンダルへ降下するが、スターシャが惑星自爆装置を作動させたため、乗艦もろとも消滅した。
宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶
ゴルバと共に登場してスターシャを屈服させるまでは原作通りであるが、口調はやや威圧的なものへ変更されている。スターシャの真意を見抜いた真田志郎とデスラーが機転を利かせ、イスカンダルの暴走を食い止めていたマイクロブラックホールを使ってゴルバの押さえ込みに成功する。
しかし、ヤマト以下地球・ガミラス連合艦隊による反撃の中、イスカンダルが暴走を再開して恒星サンザーへ突入し始めるという危機的な状況を迎える。残された猶予時間はわずか10分。メルダースは身動きが取れないまま、マイクロブラックホールのコントロールのために身動きの取れないガミラス艦隊やヤマト以下地球艦隊へ、大型戦闘艇テンタクルスα砲で反撃する。ヤマト率いる地球防衛軍艦隊は時間内にこれらの反撃を潜り抜け、ゴルバ唯一の弱点であるデスラー戦闘空母が離脱した後のα砲砲門破損孔を、波動砲で撃ち抜く。砲門を撃ち抜かれたゴルバが次々に内部誘爆を起こして爆散する中、メルダースは敗北を信じられないまま、運命を共にした。

脚注[編集]

  1. ^ ヤマトと相対する敵キャラクターはもっぱら、ヤマトの撃沈ないし妨害を任務としているために交戦を避けようとすることはなく、休戦関係等の理由なくヤマトとの交戦を避けようとした敵は『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』ではかなり珍しい。
  2. ^ 月刊OUTS54年8月号P9。
  3. ^ 登場人物|YAMATO CREW、ヤマトクルー、最終閲覧日2014年10月1日。なお、個別ページの閲覧は会員登録が必要。

外部リンク[編集]

  • メルダーズ - 宇宙戦艦ヤマト発信!(インターネットアーカイブ2008年6月11日分キャッシュ)