メリダ (ユカタン州)
| メリダ Mérida |
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| 位置 | |||||
州内のメリダの位置 |
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メキシコ内のユカタン州の位置 |
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| 座標 : 北緯20度58分1.5秒 西経89度37分25.7秒 / 北緯20.967083度 西経89.623806度 | |||||
| 歴史 | |||||
| 建設 | 1542年 | ||||
| 創設者 | フランシスコ・デ・モンテホ | ||||
| 行政 | |||||
| 国 | |||||
| 州 | ユカタン州 | ||||
| 基礎自治体 | メリダ | ||||
| 市 | メリダ | ||||
| 地理 | |||||
| 面積 | |||||
| 市域 | ?km2 | ||||
| 標高 | 10m | ||||
| 人口 | |||||
| 人口 | (2005年現在) | ||||
| 市域 | 734,153人 | ||||
| その他 | |||||
| 等時帯 | 中部標準時 (UTC-6) | ||||
| 夏時間 | 中部夏時間 (UTC-5) | ||||
| 郵便番号 | 97000 - | ||||
| 市外局番 | 999 | ||||
| 公式ウェブサイト : http://www.merida.gob.mx/ | |||||
メリダ (Mérida) は、メキシコにある都市で、ユカタン州の州都である。人口は830,732人(2010年)。近年、メリダの人口は周辺の村からの人口流入により上昇を続けており、市の一番外側を走る外周道路(anillo perferico)を越えて宅地造成がなされている。
目次 |
歴史 [編集]
1542年、スペイン人入植者フランシスコ・デ・モンテーホによって都市が開かれた。中央広場(ソカロ)の南側には、今でもモンテーホの宮殿が残されており、現在は銀行として使われている。市の中心部はコロニアル様式の町並みが広がっている。中央広場北側にあるユカタン州庁舎の2階には先住民の生活、寓話、ユカタンの歴史的出来事をあしらった絵画が展示され、ユカタンの歴史を垣間見ることができるかもしれない。
メリダの中心地である歴史地区(Centro Histórico)は、主にスペイン人たちの居住区であった。そしてその周りにメスティソや先住民が住んでいた。数字的には圧倒的少数派であったスペイン人達は、多数派の先住民に対して執拗な警戒心を持ち、先住民の動向に対して神経質であったと言われている。
基本的にメリダ市内のブロックは縦の通りが偶数、横の通りが奇数になっており比較的わかりやすい碁盤の目のような造りになっている。
19世紀~20世紀にはエネケンと呼ばれる竜舌蘭から獲れる繊維の大量買占めが米国資本によって行われ、以前からエネケンから栽培していたメリダ市を含む周辺地域で空前のエネケンブームがおこる。メリダ市のメインストリートであるモンテホ通り(Paseo Montejo)やその他市内を走る立派な道路などのインフラはこの好況によって造られたものである。
観光 [編集]
市内の見所は中心部に集中しており、散策するには適している。ソカロの周りにモンテホ宮殿・ユカタン州庁舎があり、60番通りには土産屋が多数あり、60番通りを北上し、1ブロック右にそれると、メリダのメインストリートであるモンテホ通りにたどり着ける。パリのシャンゼリゼ通りをモデルに作られたモンテホ通りの両サイドには、エネケンで一儲けした資本家の宮殿がまだ残っている。市内観光にはトゥリブス(turibus)と呼ばれる2階建てバスがあり、これに乗れば市内の要所を一度に見て回れて便利。中央広場発着で1時間間隔で出ている。赤い二階建てバスが目印。
市街地西側のイツァエス通り(Avenida Itzaes)には、無料で入れる動物園(地元ではセンテナリオと呼ばれている)があり、ユカタン特有種の動物も展示されており見ごたえがある。
ユカタン州の民芸品を買うには、中央広場の南にある民芸品市場(メルカード・デ・アルテサニーア)があり、豊富な種類の民芸品が販売されている。 またメリダはマヤ遺跡観光の拠点であり、ウシュマルやチチェン・イッツァ、マヤパン、チビルチャルトゥンなどバスで気軽に行ける距離に優れた遺跡が多数存在する。また33キロ北へ行くとプログレソという港町があり、海水浴を楽しめるビーチがある。そして西へ80キロほど行くとセレストゥン国立公園があり、マングローブの林やフラミンゴの大群を見ることができる。乾季で水位が下がりたくさんのフラミンゴがやってくる11月から12月がおすすめ。雨期になる夏は、フラミンゴがほとんど見られない可能性もあるので注意。カリブ海の一大リゾート地であるカンクンへも、1等バスで4時間程で行くことができる。
メリダ市街地の治安はメキシコの他の地域と比較しても良い。 夜、街に出て散策をするのも特には問題ない。 しかし、人通りの少ない通りを歩いたり、高価な物を身につけたりするのは避けるべきである。 観光スポットもなく日本人が訪れる事はほとんどないが、メリダ市の南部は低所得者が住む地帯で、市街地や北部と比べると決して安全な場所ではないので注意が必要。
また州法律によってアルコールを野外で飲酒することは禁止されており、小売店やコンビニエンスストアでは平日は午後10時以降、アルコールの販売が禁止されており、土曜日、日曜日は午前10時から午後5時までのみ購入できる。ただ飲食店での飲酒は曜日、時間を問わず、可能である。
メリダ周辺の村にあるセノーテ(地底湖)への探検も面白い。ユカタン半島の地質は石灰岩で形成されており、しみこんだ雨水が石灰岩でろ過され、地下に透明度の高い湖が存在している。観光に適しているのはメリダからバスで1時間少々南に行ったクサマにあるセノーテである。クサマのセノーテは観光用に整備されており、子供から大人まで気軽に楽しめるのが利点。馬が牽引するトロッコでセノーテまで連れて行ってくれる。3つの大きなセノーテがあり、もちろん遊泳も可能である。ユカタン州を象徴するエネケン大農園も近くにあり、セノーテと大農園の両方が見ることができ、訪れた観光客から人気がある。
交通 [編集]
- マヌエル・クレセンシオ・レホン国際空港 (Manuel Crescencio Rejón International Airport)
- IATA空港コードはMID。メキシコ国内・米国・キューバの便が充実しており、日本から最もロスの無いように訪問するには2006年11月18日から就航したアエロメヒコ航空のメキシコ直行便で成田→ティファナ→メキシコシティ→メリダが一番早いコンチネンタル航空で成田→ヒューストン→メリダも比較的ロスが少なく到着できる。
スカイチームを利用してデルタ航空、アエロメヒコ航空で米国(ロサンゼルス・アトランタ)→メキシコシティ→メリダあるいはアトランタ→マイアミ→メリダという方法もある。 ただ日本からの便数やルートを考えると同じユカタン半島にあるカンクンの方が充実している。
バス路線に関しても非常に充実している。市街地の68番通りと69番通りの交差点に1等バス乗り場があり、メキシコシティ、カンクン、カンペチェ、チェトゥマル等の路線がある。
なおメリダ周辺の村を訪れる際は市街地の50番通りと67番通りの交差点にある2等バス乗り場へいくとよい。 ここからはフヌクマ、ティシュココブ、モトゥル、イサマル、ティクル、ペト、カナシン、シサル、アカンケ、クサマなど多数の村に行くことができる。2等バスのカンクンやチェトゥマル行きのバスもあるが、小さな村を停車しながら進むバスで1等バスよりも2,3時間余計に時間がかかる。特に治安の問題から夜の利用は避けた方がよい。
スポーツ [編集]
ユカタン州では野球の人気が高い。メキシカン・リーグに所属するレオネス・デ・ユカタンLeones de Yucatánがメリダ市内にある球場パルケ・デ・ベイスボル・ククルカンを本拠地にしている。レオネス・デ・ユカタンは2006年にメキシカン・リーグで総合優勝、2007年、2009年もメキシコ南部リーグで優勝した。
気候 [編集]
| メリダ (1951-2010)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 39.5 (103.1) |
39.5 (103.1) |
42.0 (107.6) |
43.0 (109.4) |
43.0 (109.4) |
41.5 (106.7) |
40.0 (104) |
43.0 (109.4) |
40.0 (104) |
39.0 (102.2) |
39.0 (102.2) |
39.5 (103.1) |
43 (109.4) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 30.8 (87.4) |
31.5 (88.7) |
34.0 (93.2) |
35.6 (96.1) |
36.3 (97.3) |
35.3 (95.5) |
35.0 (95) |
34.9 (94.8) |
34.2 (93.6) |
32.7 (90.9) |
31.5 (88.7) |
30.6 (87.1) |
33.5 (92.3) |
| 日平均気温 °C (°F) | 24.0 (75.2) |
24.4 (75.9) |
26.3 (79.3) |
27.9 (82.2) |
29.0 (84.2) |
28.5 (83.3) |
28.2 (82.8) |
28.1 (82.6) |
27.9 (82.2) |
26.8 (80.2) |
25.4 (77.7) |
24.0 (75.2) |
26.7 (80.1) |
| 平均最低気温 °C (°F) | 17.2 (63) |
17.3 (63.1) |
18.6 (65.5) |
20.2 (68.4) |
21.7 (71.1) |
21.6 (70.9) |
21.4 (70.5) |
21.3 (70.3) |
21.6 (70.9) |
20.8 (69.4) |
19.3 (66.7) |
17.5 (63.5) |
19.9 (67.8) |
| 最低気温記録 °C (°F) | 9.2 (48.6) |
9.5 (49.1) |
9.0 (48.2) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
10.0 (50) |
7.0 (44.6) |
7 (44.6) |
| 雨量 mm (inch) | 38.4 (1.512) |
32.2 (1.268) |
22.5 (0.886) |
24.4 (0.961) |
69.4 (2.732) |
138.3 (5.445) |
158.7 (6.248) |
140.7 (5.539) |
183.1 (7.209) |
127.9 (5.035) |
56.2 (2.213) |
45.1 (1.776) |
1,036.9 (40.823) |
| 平均降雨日数 (≥ 0.1 mm) | 4.2 | 3.3 | 2.3 | 1.9 | 4.6 | 10.8 | 13.4 | 12.8 | 13.9 | 9.7 | 5.4 | 4.3 | 86.6 |
| 平均月間日照時間 | 207.7 | 209.1 | 241.8 | 255.0 | 272.8 | 231.0 | 244.9 | 248.0 | 207.0 | 217.0 | 213.0 | 201.5 | 2,748.8 |
| 出典 1: Servicio Meteorologico Nacional[1] | |||||||||||||
| 出典 2: Hong Kong Observatory.[2] | |||||||||||||
脚注 [編集]
- ^ NORMALES CLIMATOLÓGICAS 1951-2010 (in Spanish). National Meteorological Service of Mexico. Retrieved August 30, 2012.
- ^ Climatological Information for Merida, Mexico, Hong Kong Observatory. Retrieved 17 July 2012.