メリケンカルカヤ

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メリケンカルカヤ
Andropogon virginicus
メリケンカルカヤの穂(2009年10月16日)
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
亜科 : キビ亜科 Panicoideae
: Sacchareae
亜連 : ウシクサ亜連 Andropogoninae
: メリケンカルカヤ属 Andropogon
: メリケンカルカヤ A. virginicus
学名
Andropogon virginicus
L.[2]
英名
broomsedge bluestem
変種
  • A. v. var. decipiens
  • A. v. var. glaucus
  • A. v. var. virginicus

メリケンカルカヤ(米利堅刈萱、学名: Andropogon virginicus)は、イネ科メリケンカルカヤ属雑草の一種。和名は、アメリカから侵入したカルカヤということで名付けられた。

形態・生態[編集]

草丈は50-100cmとなり、を作り、その根本はやや扁平になる。

葉鞘上部以外はが無い。

(9-10月)に直立したを伸ばし、を多数つける。小穂は2花で、一つだけ種子をつくる、20mm位のをつける。種子をつくる花の基部に白い綿毛が多数ついて、風にのり飛散する。晩秋から赤褐色になって越冬することが多い。

畑地水田あぜ果樹園牧草地空き地などに発生する。

分布[編集]

原産地は北アメリカで、南アメリカ東アジアオーストラリア太平洋諸島にも外来種帰化植物)として分布する[3]。オーストラリアなどでは侵略的な外来種として扱われている[3]

日本における本種の導入経路は不明だが、第二次世界大戦後の1940年愛知県で確認され、現在では、関東地方以西に広く分布している[4]。各地で増加しており、在来種農作物競争し駆逐する危険性がある[4]。したがって、外来生物法により要注意外来生物に指定されている[4]

保全状況評価[編集]

似た名を持つもの[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b Romand-Monnier, F. (2013年), Andropogon virginicus, IUCN Red List of Threatened Species. Version 3.1 (International Union for Conservation of Nature), http://www.iucnredlist.org/details/13506888 2014年1月22日閲覧。  (英語)
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Andropogon virginicus L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2014年1月22日閲覧。
  3. ^ a b 国立環境研究所. “メリケンカルカヤ”. 侵入生物データベース ―外来種/移入種/帰化動植物情報のポータルサイト―. 2014年1月22日閲覧。
  4. ^ a b c 自然環境研究センター編著 『日本の外来生物 : 決定版』 多紀保彦監修、平凡社2008年、404頁。ISBN 978-4-582-54241-7

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]