メディナ=シドニア公

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メディナ=シドニア公の紋章

メディナ=シドニア公(Ducado de Medina Sidonia)は、スペイン王国カスティーリャ王国)の大貴族(グランデ)。代々サンルーカル・デ・バラメーダ領主であった。

1455年カスティーリャフアン2世が、ニエブラ伯フアン・アロンソ・ペレス・デ・グスマン(es)にメディナ=シドニア公位を授けたのに始まる。称号名はアンダルシア州の自治体、メディナ=シドニアに由来する。

第3代公爵フアン・アロンソ・デ・グスマンの三男ペドロがオリバーレス伯爵家を興したことや、第7代公爵アロンソ・ペレス・デ・グスマン無敵艦隊の総司令官に任命されたこと、第8代公爵フアン・マヌエルの娘ルイサポルトガルジョアン4世の王妃となったことでも知られる。1640年には第9代公爵ハスパルがフェリペ4世への反乱を企て、アンダルシアの独立を目指したが失敗している。

1779年までペレス・デ・グスマン家が代々称号を継承してきたが、第14代公ペドロ・デ・アルカンタラ・デ・ペレス・デ・グスマンが子のないまま死去したことから、近親にあたるビリャフランカ侯ホセ・アルバレス・デ・トレド・イ・ゴンサーガ(第13代アルバ公カイエタナと結婚)が継承した。しかし1796年にホセも子のないまま死んだために、彼の実弟にあたるフランシスコ・デ・ボルハ・アルバレス・デ・トレド・イ・ゴンサーガが第16代公を継承した。その後現在に至るまで、アルバレス・デ・トレード家が継承している。現在のメディナ=シドニア公は、2008年に継承した第22代公レオンシオである。