ムッソリーニとお茶を

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ムッソリーニとお茶を
Tea with Mussolini
監督 フランコ・ゼフィレッリ
脚本 ジョン・モーティマー
フランコ・ゼフィレッリ
製作 フレデリック・ミューラー
リカルド・トッツィ
ジョヴァンネーラ・ザノーニ
クライヴ・パーソンズ
製作総指揮 マルコ・キメンツ
出演者 シェール
ジョーン・プロウライト
リリー・トムリン
ジュディ・デンチ
マギー・スミス
音楽 ステファノ・アルナルディ
アレッシオ・ヴラド
撮影 デヴィッド・ワトキン
編集 タリク・アンウォー
配給 イギリスの旗日本の旗 UIP
公開 イギリスの旗 1999年4月2日
イタリアの旗 1999年3月26日
日本の旗 2000年5月27日
上映時間 114分
製作国 イギリスの旗 イギリス
イタリアの旗 イタリア
言語 英語イタリア語
製作費 $12,000,000[1]
興行収入 イギリスの旗£123,788[1]
アメリカ合衆国の旗 $14,401,563[2]
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ムッソリーニとお茶を』(原題:Tea with Mussolini)は、1998年制作のイギリスイタリア映画

ムッソリーニ時代のイタリアフィレンツェを舞台に、イタリア人の少年とイギリスの婦人たちの交流を描いた作品で、フランコ・ゼフィレッリ監督の自伝的作品である[3]

あらすじ[編集]

1935年イタリアフィレンツェ。服地商パオロの秘書を勤める英国人メアリーは、彼の私生児ルカを英国式教育で育ててほしいと頼まれ、困惑しながらも彼の教育を始める。

現地の英国人コミュニティには、メアリーの友人の芸術家アラベラ、元大使の未亡人レディ・レスターを筆頭とする英国貴婦人グループや、考古学者ジョージー、元踊り子のエルサら米国人女性の一団がいた。ルカはそこで彼女たちから愛と芸術の素晴らしさを教えられる。

やがて時代はムッソリーニ独裁政権のもと、第二次世界大戦の足音が迫り、イタリアでは外国人排斥運動が起こる。ルカは時流を読んだパオロの勧めで、ドイツ語を学ぶためオーストリアに行く。

時は流れ1940年、成長したルカが帰国すると、メアリーら育ての親の貴婦人たちは強制収容所に移送されようとしていた。

キャスト[編集]

役名、俳優、日本語吹替。

その他の日本語吹替 - 岡本章子神奈延年堀川仁小林恭治堀部隆一さとうあい緒方愛香廣田行生川島得愛定岡小百合中澤やよい河相智哉高塚正也、松下惇

評価[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Tea with Mussolini (1999) - Box office / business
  2. ^ Tea with Mussolini (1999) - Box Office Mojo
  3. ^ フランコ・ゼフィレッリは、フィレンツェに住むイギリスの上流階級の人々のコミュニティで育った。

外部リンク[編集]