ムクノキ
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ムクノキ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Aphananthe aspera (Thunb.) Planch. (1848) |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ムクノキ(椋、椋木) | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Aphananthe |
ムクノキ(椋木、椋の木、樸樹、 Aphananthe aspera)はニレ科ムクノキ属の落葉高木。東アジアに分布する。単にムク(椋)、またはムクエノキとも言う。成長が比較的早く、大木になるため、日本では巨木が国や地方自治体の天然記念物に指定されている例がある。また地名や名字(椋本など)となっている例も多い。APG植物分類体系ではアサ科に分類される。
目次 |
[編集] 特徴
- 分布
日本では関東以南の本州から四国、九州でごく普通に見られ、琉球列島ではまれで屋久島、種子島、沖縄島に分布する。日本国外では、朝鮮、台湾、中国に分布する。特に人家周辺の神社などによく見かける。
- 生育環境
- 形態
雌雄同株で高さは20m以上、幹の直径は1m以上になり、板根が発達する場合もある。樹皮は淡灰褐色で、表面は平滑だが樹齢に伴ってすじや割れ目が生じ、老木では樹皮が剥がれてくる。葉は互生し、長さ4-10cmの卵形又は狭卵形で、縁は先端まで鋸歯状、葉脚はくさび状、3行脈を持つ。葉の質は薄く、表面は細かい剛毛が生え、紙やすりのようにざらついている。
花期は4-5月頃。花には雄花と雌花がある。葉と展葉とともに葉の根元に淡緑色の小さな花を咲かせる。花の後に直径7-12mmの球形で緑色の果実(核果)をつける。熟すと黒紫色になり食べられる。味は非常に甘く、美味である。ムクドリなどがよく果実を食べに集まり、種子の散布にも関与している。
- 利用
木材の質はやや堅く粘りがあるが、耐久性は低い。道具材、楽器材などに使われる。
[編集] 保護上の位置付け
[編集] 天然記念物(日本)
- 椋本の大ムク(三重県津市) - 樹齢1500年、国の天然記念物
- 二見の大ムク(奈良県五條市) - 国の天然記念物
- 旭神社のムク(大阪府大阪市平野区) - 大阪府指定天然記念物
- 三日月の大椋(兵庫県佐用郡佐用町) - 樹齢800年、兵庫県指定天然記念物
- 与田寺のムク(香川県東かがわ市) - 香川指定天然記念物
- 蛭子神社のムク(香川県さぬき市) - 香川県指定天然記念物
- 大津山椋の木(熊本県南関町) - 樹齢500年、熊本県指定天然記念物
[編集] レッドデータブック
下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。
[編集] 参考文献
- 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
- 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、ISBN 4-87378-522-7。
- 林弥栄編 『山溪カラー名鑑 日本の樹木』 株式会社山と溪谷社、1985年、ISBN 4-635-09017-5。
- 京都市街地における樹洞を有する樹木の特徴(平成18年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(24)) [in Japanese][2]
[編集] 外部リンク
- oNLINE植物アルバム - ムクノキの写真