ムギワラギク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ムギワラギク
Helichrysum bracteatum6.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: ムギワラギク属 Helichrysum
: ムギワラギク H. bracteatum
学名
Helichrysum bracteatum (Vent.) Andrews (1805)
シノニム

Xerochrysum bracteatum (Vent.) Tzvelev

和名
ムギワラギク(麦藁菊)
英名
bracted strawflower

ムギワラギク(麦藁菊、: strawflower学名: Helichrysum bracteatum)は、キク科ムギワラギク属(ヘリクリサム)に属するオーストラリア原産の植物である。現地では常緑小低木であるが、寒さと高温多湿にやや弱く、日本では半耐寒性一年草として扱われている。別名テイオウカイザイク(帝王貝細工)、ただしカイザイク Ammobium alatum は別属である。「ヘリクリサム」とはラテン語で「太陽の黄金」の意味で、花に独特の金属光沢があることによる。

性状[編集]

草丈は1m位になるが、50cmくらいの矮性種もある。茎は堅く、葉は細長く、つぶすとスパイスのような香りがある。花は、秋まきでは5月から6月に、春播きでは7月から8月にかけて咲き、単生で、花径は3~5cmある。他のキク科植物と同じ頭状花序であるが、花びらのように見える部分は、舌状花ではなく、総苞片といい、さかなの鱗のようである。

栽培[編集]

種まきは、東京より暖かい地方では、秋の彼岸頃にまき、霜よけをして越冬させ、春に咲かせる。それより寒い地方では、ソメイヨシノが散ってから種まきする。タネは比較的細かいがよく発芽する。育苗箱や苗床にまき、タネが見え隠れする程度に覆土する。日当たりがよく、特に排水の良い土を好む。

利用法[編集]

ドライフラワー用の花として最も有名である。切り花特に仏花としても用いられる。