ミレトス

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ミレトスの劇場跡

ミレトス(Μίλητος Milētos ミレ-トス ラテン語Miletus)は、エーゲ海をはさんだギリシア本土の対岸、アナトリア半島(小アジア)西海岸メンデレス川河口付近にあった町(ギリシア人の植民市)である。青銅器時代から人が住んでいた。タレスなどミレトス学派をうんだことで有名である。

紀元前5世紀初頭、イオニアの反乱が起こりペルシアに鎮圧されたが、紀元前334年に、アレクサンドロス3世(大王)によって解放された。

最終的にオスマン帝国が支配して港として利用したが、 港が沈泥でふさがれた時、ミレトスは捨てられた。 現在、都市の跡は海から約10キロメートル奥にある。

植民[編集]

ガイウス・プリニウス・セクンドゥスは『博物誌』の中で(5.112)、ミレトスは(黒海マルマラ海沿岸に)90もの植民地を作ったと書いている。

例を挙げると、アポロニア(現ソゾポル)、オデッソス(現ヴァルナ)、トミス(現コンスタンツァ)、ヒストリア、ティラス、オルビアパンティカパイオン(現ケルチ)、テオドシア、タナイス、ファナゴリア、ピティウス(現ピツンダ)、ディオスクリア(現スフミ)、ファシス(現リオニ川)、トラペズス(現トラブゾン)、ケラソス、コティオラ、アミソス(現サムスン)、シノペ(現シノップ)、キュトロス、セサモス、などである。

関連項目[編集]