ついでにとんちんかん
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『ついでにとんちんかん』はえんどコイチによる日本の少年向けギャグ漫画作品。また、それを原作にしたテレビアニメ作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年49号・50号に読切として掲載、1985年14号~1989年22号にかけて連載した。
目次 |
[編集] 概要
- 『フレッシュジャンプ』(後にフレッシュジャンプ休刊に伴い『月刊少年ジャンプ』に移籍)にて連載されていた『死神くん』に続いて発表。前後編読切を経て長期連載となったが、『死神くん』より先に終了した。
- アニメは、『ハイスクール!奇面組』の後番組だった。制作スタッフがそのまま続投した為、作風も漫画では似ても似つかなかったのが、アニメでは演出や美術などに何となく共通点が感じられる。主題歌、エンディングテーマも当初は『~奇面組』に引き続き「うしろ髪ひかれ隊」の楽曲だった。なお、同ユニットの母体であったおニャン子クラブはアニメ開始の1ヶ月前に解散している。
- 連載終了から約3年後、『ブイジャンプ』などで『とんちんかん2』という読み切りを経て、『月刊少年ジャンプ』で続編にあたる『ミラクルとんちんかん』を発表している(連載期間2年8ヶ月、全4巻)。
- 作者であるえんどコイチは連載終了後、とんちんかんのヒットで「コイチはギャグ作家」と認識されるのを快く思っていなかったと明かしている。あくまで「ギャグも描ける作家である」と認識して欲しかったらしく、単行本では何度か、同時に連載していた『死神くん』を宣伝している。なお死神くん自身がゲスト出演した回もある。
- ファミコンゲームの「ファミコンジャンプ 英雄列伝」にて数多い『ジャンプ』作品の中から主人公の間抜作がプレイヤーと共に戦うヒーロー16人の内の1人に選ばれている。なお、ギャグ漫画の主人公は16人中、抜作と則巻アラレ(Dr.スランプ)の2人しかいない。
- 単行本は全18巻。文庫版は全6巻。
[編集] あらすじ
連載当初は「怪盗とんちんかん」が大富豪の邸宅にあるゴミに等しいものをわざわざ予告状まで出して盗み出すドタバタなギャグストーリーだが、次第に学園もの・クイズ・各キャラクタに焦点を合わせた話などにシフトし、盗みに関する話は少なくなる。そのことを自身でネタにもしている(珍しく盗みの話が連続すると「2週続けて盗みネタが…」と作者が出てきて言ったりした)。また終盤はダジャレばかりという批判もあった。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] 怪盗とんちんかん
名前の由来(作中の設定)は実はリーダー以外のメンバーから取ったものではなく、泥棒と間違えられた時に抜作先生が口走ったことからこの名前になったようである。なお、リーダー以外の各メンバーの名字は、麻雀の三元牌(白、發、中)からとっているものと思われる(コードネームから連想される色も牌に刻まれている文字の色に準じている)。
予告状通り、必ず実行する。
リーダー以外の3人が力を合わせて「へのかっ波」を放つことができる。しかし、対大家のババー戦では『へのかっ波の上をいく、うんこのかっ波』に圧倒されてしまう。
- リーダー/間抜作(あいだ ぬけさく)
- 声:吉村よう
- メンバーが通う礼院棒(れいんぼう)中学の教諭。2年5組の担任。科目はホームルーム、通常の教科は担当していない(但し、落雷を受けた時には、1次と2次を含む連立方程式を教えている)。奇妙キテレツな性格をしていて、世間一般の常識というものが全く通用しない究極の「アホ」。そのため彼の周りでは常に騒動が起きる。まともなことを言うと気絶する時がある。髪型はスキンヘッドで、いつも口を空けて間の抜けた顔付きをし、両手を猫かがみに曲げている。頭の中は基本的に空で、脳が入ってない(「抜作vsとんちんかん」の時のみそれらしい中身が入っており、引飛先生が味噌を足していた)。頭の中を自由に見せることができる。中から外を見ると、着ぐるみのようになっており、目を裏から突くと障子のように破ける。肉体は不死身で、体内で1日に1個は命が作られている。ファイヤーダンスの大会で3年連続優勝している。身長48ページ、体重3,829ダース、血液型ホンコンB型。年齢は200億歳とされている。得意のギャグは「いきなり尻見せ」。
- 抜作のキャラクターは作者の学生時代の落書きから生まれたもので、作者の最初の連載作品『アノアノとんがらし』に『阿呆作(あ ほうさく)』という似たようなプロトタイプキャラクターがいる。
- レッド/中東風(ちゅん とんぷう)
- 声:塩沢兼人
- 礼院棒中学の学生。転校生で、グリン・シロンと同時期に転入してきた。カンフーの達人。やや長髪。連載が進むにつれ、甘子とラブラブになる。クラス内では密かに女子に人気が高い。性格は面倒臭がり。また、短気でもある。美術が苦手。誕生日は5月5日。身長165cm、体重51kg、血液型B型。家族構成は祖父(中拳法道場を営む。その妻は故人)の存在が明らかになっているが、その他の家族は一切作中に登場しない。
- グリン/発山珍平(はつやま ちんぺい)
- 声:金丸淳一
- 礼院棒中学の学生。転校生で、レッド・シロンと同時期に転入してきた。発明が得意で自作メカなどでメンバーをサポート。天然パーマ(?)+茶髪がかっている。IQ200だが、得意なのは理系のみ。どんより雲や近所のノラ犬より人気がないのを気にしている(キャラクター人気投票で実際に負けている)。作者がメカを描くのが苦手なため、なかなか活躍できない。作中、私服姿が全く見られず、いつも学生服と学帽を身に着けている(水着・浴衣はあり)。本田ぽんというガールフレンドがいる。身長・体重は非公開、血液型O型。家族構成は父・江治損(えじそん)、母・新(しん)、妹・明(あき)。妹も中学生らしい。
- シロン/白井甘子(しらい かんこ)
- 声:日髙のり子
- 礼院棒中学の学生。転校生で、レッド・グリンと同時期に転入してきた。紅一点。緑髪蒼眼。超能力者。使える能力は、念動・読心術・透視など。ただし、通常では大体80kg以上のものは動かせないが、怒りが爆発するなどした場合に暴走(?)して建物を半壊させるくらいの威力を出す。カエルや蛇・ゲジゲジなど、爬虫類・両生類・昆虫の類が苦手。猫などの動物が好き。焼き芋が好物。普段は頭にカチューシャを付けている。コイチの他の作品(例・『死神くん』の「カーテンコール」というエピソード)に時々カメオ出演している。身長154cm、体重43kg、血液型A型。スリーサイズは「何で私だけそんなこと聞くの?」(本人談)。家族構成は父・母・兄だが、父・母は兄・玉夫に「フレンチ甘々」を任せるシーンのみの登場で、その他の詳細は不明。
- えんどコイチはアニメ放映時、マンガに彼女役の声優まで後ろ姿で登場させ、途中から急に出番がなくなることが多かった脚本を心配する解説を入れた。もちろんギャグとしてであり、ずっこけた姿での登場ではあったが、この時代は漫画原作者が声優にこのような配慮を示し、脚本に注文をつけるのは大変珍しいことだった。
[編集] 大日本警察署の人々
怪盗とんちんかん逮捕に命をかける警察署、大日本警察署の人たち。天地くんを除き盗みの話が減るにつれて出番がなくなる。
- 天地無用(あまち むよう)
- 声:塩屋翼
- 通称「天地くん」。抜作に勝るとも劣らない「アホ」、元々は警察学校の始まって以来のアホとして問題児扱いされていたが、リーダーとも互角にやりあえる人材として大日本警察署に配属された。顔は元阪神の掛布似。実は抜作先生のかつての教え子であり、似た者同士の2人は固い絆で結ばれているが、抜作は天地くんの自分を脅かす程の人気振りが内心気に入らない様子。1+1すら分からず、頭を使うと嵐を起こしてしまうという危険な体質。その一方で、複雑な演算はなぜかすぐにこなせてしまう一面もあるものの、作中ではそれが生かされる事はなかった。世田谷の近くにあるという天地県南天地郡大字天地村字天地に住んでいる家族は両親から兄、飼い犬に至るまで全員同じ顔をしている。いつもズボンの股間の中に両手を入れている。得意のギャグは「いきなり前見せ」。キャラクター人気投票第2位。
- 縄間田内蔵(なわまだ ないぞう)
- 声:大竹宏
- 大日本警察署の署長。あまり目立った出演はないが、時々寒いオヤジギャグをかます。『ついでにとんちんかん』では「署長」という呼び名で統一されていたが、『ミラクルとんちんかん』でやっと本名が判明。ハゲ頭に1本だけ残った髪をとても大切にしている。実はシロンの隠れファン。
- 毒鬼悪憎(どくおに あくぞう)
- 声:青野武
- 大日本警察署の警部。名前の通りの悪人面。幼少の頃から抜作を追い続けている、怪盗とんちんかんの永遠のライバル。相棒の天地くんと共にリーダーとまともにやりあえる唯一の男だが、詰めが甘くいつも逮捕出来ない。その他にも何をやっても酷い目に遭う、報われないキャラ。『ミラクルとんちんかん』の最終回では自分自身の身も心も大アホに改造し、メンバーを苦しめたが、後に元に戻ってしまった。キャラクター人気投票第11位。当初の名前の案は「溝出不婆次(どぶでぶばばじ)」。
- 白鳥ひよ子(しらとり ひよこ)
- 声:山本百合子
- 新人の婦警さん。初対面の天地くんを子供だと勘違いした際に、彼から一目惚れされてしまい、その後交際期間を経て結婚することになる。『ついでにとんちんかん』終了後のわずか2年間で、天地にそっくりな3人もの子供を生んでいる。
[編集] 編集者
作者の歴代編集者をモデルにしたキャラが登場する。またコマの端っこで作中の強引な展開やギャグにツッコミを入れていることもある。
- 茨木氏(いばらき-し)
- 声:屋良有作
- 通称「イバちゃん」。世界中のガラクタ同然の珍品をコレクションしている大富豪。それらのコレクションは全て怪盗とんちんかんの標的にされている。また、彼が社長を務める「イバちゃん株式会社」は様々な分野に手を出すものの、アルバイトの抜作によって毎回倒産寸前に追いやられている。抜作曰く「種なしカボチャ」。モデルは当作品の第1、3代目担当編集者茨木政彦(後の第8代目編集長・当時は編集者)。
- 尚子夫人(なおこ-ふじん)
- 声:鶴ひろみ
- 茨木氏の奥さん。アニメ版の設定によれば、旧姓は「群馬」で薬剤師免許あり(「サマースペシャル 南の島の大陰謀!!の巻」で「ケロケロバーム」を開発する)。
- 高橋氏(たかはし-し)
- 通称「タカちゃん」。東風達の元クラスメートで下着泥棒のプロ。転校する記念にクラスの女子のパンツを盗んだが、超能力が使える甘子のパンツだけは手に入れ損ねてしまった為、毎回色んなキャラを買収しては甘子の下着を狙っている。ちなみに抜作はその技術に感動して彼に弟子入りした。元横綱・大乃国に似ている。モデルは第2代目担当編集者の高橋俊昌(後の第7代目編集長・当時は編集者)。コミック文庫版では実際の高橋の死を悼み(コミック文庫版の発売が高橋の逝去の翌年)、高橋の登場する回は一切収録されていない。
- 近藤氏(こんどう-し)
- 通称「コンドーちゃん」。当作品の第4代目担当編集者。コイチへのツッコミのみでキャラクターとしては登場しない。
[編集] 怪盗あんぽんたん
怪盗とんちんかんと張り合うライバル。ただし中盤以降は急速に出番が無くなる。
- アンディ・ジョーンズ
- 声:島津冴子
- アメリカ出身の天才少女で、13歳(来日時)でありながら巨乳。とんちんかん逮捕のため来日するが捕まえられず。以降、礼院棒中学に転入し、怪盗あんぽんたんを結成するが、中盤以降はただの同級生と化す。得意技は「ぷるぷる(胸を揺らす)」
- 本田ぽん(ほんだ ぽん)
- 声:松井菜桜子
- 背が低く、ちょこまか動く(が、それだけである)。後に、珍平のガールフレンドになる。『ミラクルとんちんかん』にも出演。
- 口中たん(くちなか たん)
- 声:江森浩子
- アニメでは「松本丹紅(まつもと たんく)」。アニメ版名前の元ネタは当時の人気女子プロレスラー、ダンプ松本をもじったものである。眼鏡+迫力ある顔+巨体が特徴。脂肪が厚く、レッドのカンフーも跳ね返す。体重が重いため、シロンの念動力も通じない。何を考えているのかよく分からない。密かに東風に思いを寄せていたという描写があった。
[編集] 礼院棒(れいんぼう)中学・教諭
- 校長
- 声:龍田直樹
- あまり目立った出演はない。抜作先生の考えをすべて先読みする能力を持つ。抜作先生を利用して色んなものを調達している。面倒そうな転校生はすぐ抜作先生に押し付ける。
- 明石奴(あかし やつ)
- 声:西村知道
- 教頭。チョーク投げが得意。校長から「赤シャツ教頭」と呼ばれている。
- 吉沢狂子/今日子(アニメ版)(よしざわ きょうこ)
- 声:川浪葉子
- 2年2組の担任教諭。音楽を担当。抜作先生に一方的に惚れているが、その愛情表現は時として暴走し周囲を震え上がらせている。
- 森田元作(もりた げんさく)
- 声:池水通洋
- 2年4組の担任教諭。数学を担当。吉沢先生が好きで、そのため抜作先生とそのクラスに対抗意識を燃やしている。バレーボールやコマ回しなどが得意。
- 引飛未司質飛(ひっぴ みししっぴ)
- 2年1組の担任教諭。美術を担当。名の通りヒッピーのような身なりで、美術以外の万事に投げやり。
[編集] 礼院棒中学・生徒
実は、作中で2年生から3年生に進級している。
- 毒鬼醜憎(どくおに しゅうぞう)
- 声:龍田直樹
- 毒鬼警部の息子。とんちんかんのメンバーと同じく、抜作先生のクラスの生徒。とんちんかんの正体に勘付いており、それを示唆する「あやしい」の一言に命をかけている。が、抜作先生にはいつも「こやしい」とはぐらかされる。かなりのスケベ。『ミラクルとんちんかん』では未登場。
- 五十嵐ゆみ(ごじゅうあらし ゆみ)
- 声:神代智恵
- 抜作先生のクラスに転入した転校生。転入直後は東風を好きになったと周囲に思われたが、実際には本名をきちんと言ってくれた抜作先生を好きになっていた。同じく抜作先生のことを好きな吉沢先生と対立する。
- 呂理子(ろりこ)
- 姓は不明。車に轢かれそうなところを東風に助けられた後に一目惚れ、そのためストーカー的(連載終了後に登場する語句)な行為をし、中学生らしからぬ大胆な性的行動を取る。そのために東風に嫌がられている。ボディーガードが大量にいる。東風のガールフレンドである甘子と激しく対立している。
- 部活活子(ぶかつ かつこ)
- 名前通り、部活一筋の快活美人。しかし、新体操部→漫研→ソーイングクラブの順に抜作先生に潰され、ソフトボール部はいつの間にか雑技団状態になっている。
- 素歩落太(すぷ らった)
- 声:難波圭一
- 怪談話・オカルト研究会・肝試し大会などを主催する怪談好きのように見せかけて、実はギャグに走る。代表ギャグは「歯槽のうりょう(膿漏)」「きみょぅ(奇妙)だめし(=肝試し)」など。顔が大きい。
- コイチお気に入りのキャラクターで、続編『ミラクルとんちんかん』にも出演していた。
- 虚弱美女子(きょじゃく みなこ)
- 「庭の木の葉が全部落ちるとポックリいってしまう病」「突発性アホ疾患」「海が見たいとダダこねる病」などの奇特な奇病に冒されており、登場シーンは必ずベッドに臥せている。母親は母親で「コーフンするとプロレスをしてしまう病」「コーフンすると剣道してしまう病」などのやはり奇特な奇病にかかっているが、娘と違い病臥するほど体力を奪われる病ではない。
[編集] アパート久荘
- 大家のババア
- 声:青木和代
- 抜作先生が住んでいる「アパート久荘(くそう)」の大家。その戦闘力は名なしのゴンベエをも凌ぎ、超能力・ギャグなどもほとんど通用しないなど、この作品で最大最強の人物であり、抜作・ゴンベエの天敵である。高齢のためごくまれに腰痛などを起こす。必殺技は「四連波」「うんこのかっ波」。孫娘を抜作先生と見合いさせた事がある。孫娘の名前が「大矢 孫子」であるところから、苗字は「大矢」だと思われる。後半、とんちんかんのメンバーが全員で互格に対戦出来た。
- 寝田切(ねたきり)
- アパート久荘の住人。高齢な故に病弱なために寝たきり状態である。大家のババアに家賃が払えないといじめられている。
- 大田(おおた)
- アパート久荘の住人。長髪で眼鏡をかけた大柄な男。大木凡人のパロディと思われる。
- 極道(ごくどう)
- アパート久荘の住人。名前通り、極道の姿をしている。
[編集] 七志野家
- 名なしのゴンベエ
- 声:島田敏
- 空手の達人で東風を凌ぐ腕前の23歳。超が付くほどの貧乏。「道場やぶり道場」の道場主。抜作・天地の次に印象の強いキャラで、彼が登場すると抜作以外のとんちかんメンバーが絡まないエピソードが存在しており、主役を張ることもある。ごみ箱から残飯を漁って食い繋ぐ生活をしているが、近所のおばさん達には嫌がられている。さらには生活費による莫大な借金をしており、いつも家に借金取りが押し入って来る。人が落としたコインを高速で奪いに来る。当初は普通の金銭感覚の持ち主だったが、中盤以降になると500円を大金、1000円だと大富豪という感覚になってしまい、1万円を目の前にすると気絶してしまう。初登場時に名前が付けられていなかったため、以後周囲から「名なしのゴンベエ」と呼ばれるようになる。本人は登場する時には自分で勝手につけた名前(毎回違う)風林火山、竜、時にはジングルベイ等を名乗るが、やはり「ゴンベエ」呼ばわりされる運命である。本当の苗字は「七志野(ななしの)」らしい(父親の名前から)。アンディの「ぷるぷる」に弱い。
- 七志野拳之介(ななしの けんのすけ)
- ゴンベエの父親。初登場のとき、作者が顔を適当に描いてしまい、以降登場するたびに顔が変わっている。ゴンベエ・とんちんかんのメンバーより戦闘力が上で大家のババアに次ぐ戦闘力を誇る。
- ゴンベエの母
- 姿がない(=幽霊)。たまに死体を借り、仮の姿にしている。
[編集] 白井家
- 白井玉夫(しらい たまお)
- 甘子の兄。両親に任され、喫茶店「フレンチ甘々」を経営する。いつも赤字で困っている。女物の下着を着用する、客が残したものを食べるといった(悪)趣味がある。店の新装開店時に、まつもと泉とパンチパーマ協会から花輪が届いている。『ミラクルとんちんかん』では「フレンチ甘々」は登場するも彼自身は未登場。
[編集] 呂満素組
- 野々山礼子(ののやま れいこ)
- 声:富沢美智恵
- 貧乏ヤクザ(?)「呂満素組(ろまんすぐみ)」の組員。髪型はポニーテールで、服装は大抵セーラー服を着ている。ヤクザの一員のためか口が悪い。とある筋では要注意人物に指定されているらしい。ゴンベエに恋をする。最終話を見ると、とんちんかんのメンバーと同級生のようにも見えるが、詳細は不明。作者の最初の連載作品『アノアノとんがらし』の主人公『野々亜乃亜』が原型と思われる。
[編集] 地球人以外の生物
- 宇宙人(隊長)
- 声:大竹宏
- ナマズのお化けみたいな色黒の宇宙人。体格は太め。抜作先生や天地君を信用して地球人はバカだと思い込み、あっさり撃墜された。後にぬけちゃんロボを作る。最低でも月1回は登場しないと忘れ去られるということで、犬役・電柱役・郵便ポスト役などチョイ役で度々現れる。後にイバちゃん株式会社の社員になる。アニメでは最終回で運動会の賞金を抜作先生&天地君から譲ってもらい、それで船を直して母星に帰って行った。コミック文庫版ではあるエピソードでポスターのチョイ役で登場したが、黒人差別であると指摘されて名無しのゴンベエに書き直された(宇宙人自体は問題なかった。またコミック文庫版や一部重版のものでは、明らかに間違った黒人を意識したものは、大幅に書き直されている)。
- 宇宙人(助手)
- 声:亀山助清
- ナマズのお化けみたいな色黒の宇宙人。体格は細め。ダッコちゃんに似ているため、抜作にギャグにされた。隊長に対して「隊長」と呼ぶが時々「兄貴」と呼ぶことがある。
- ぬけちゃんロボ
- 声:吉村よう
- 宇宙人によって作られた抜作先生そっくりのロボット。抜作先生同様アホ(なのだが、常識的な回路を装備すると、一転して真面目な性格に変わる)。抜作先生そっくりではあるが、頭からアンテナが生えていたり、下あごに3本目の歯が生えていたりと、細部に違いがある。抜作先生暗殺の為に「アホ探知機」と「地球こっぱみじん爆弾」を内蔵して向かったが、抜作先生と天地君とロボ自身の3人のアホパワーで探知機が壊れ不発、以来3人でトリオを組む様になった。最期は別の宇宙人を撃退するために自爆した後、イバちゃん株式会社のメインフレームに頭が合体し、社内システムを混乱の渦に陥れた。
- 近所のノラ犬
- 脇役で登場する犬。話には全然絡まないのだが、妙に人気が高い。「ワンワンストーリー」など時々エピソードの主人公になる事も。人気投票でグリンよりも人気が上だった。
- どんより雲
- 雰囲気が悪くなったときに現れる雲。時折雷を起こす。人気投票でグリンよりも人気が上だった。
[編集] その他
- 不気味トリオ(ぶきみとりお)
- 抜作先生の魂・背後霊・エクトプラズム。時々、楽器を持っていたりする。初期は魂だけだったが、中盤からトリオが揃う。抜作先生を苦しめていたり、抜作先生の身代わりになっていたりする。人気投票でグリンよりも人気が上だった。
- 抜作の悪の心
- 抜作が様々な局面を迎え、どうすべきか迷う時に様々な悪事をアドバイスする。顔は抜作で悪魔みたいな格好をしている。
- 抜作の良心
- 抜作に悪事をそそのかす悪の心を蹴散らす。しかし大抵それよりも悪どいアドバイスをする。顔は抜作で天使の格好をしている。たまに他人の心にも入って来て、しゃしゃり出る。
- アンネナプタンポポホフ
- ファイヤーダンスに命を懸けている劇画調の男。ペッチョチョチョチョリゲスと一緒に3回目の登場時に初めて名前が明かされた。リンボーダンス風のファイヤーダンスが得意。3年連続優勝者である抜作先生をマークしている。
- ペッチョチョチョチョリゲス
- アンネナプタンポポホフに同じくファイヤーダンスに命を懸けている劇画調の男。1人SM風のファイヤーダンスが得意。3年連続優勝者である抜作先生をマークしている。
- 苦労沢明(くろうさわ あきら)
- 映画監督。ゴンベエを主人公にパロディ映画を撮ろうとする。『ついでにとんちんかん』と『ミラクルとんちんかん』の両方で1回のみ登場という生粋の一発屋。名前のモデルは黒澤明。
- 死神くん(No.413号)
- 別作品からのゲスト出演。死神として抜作を迎えに来て、あの世へ連れて行くが、抜作が地獄をメチャクチャにした為に閻魔大王から「こいつは二度と連れて来るな」と叱られた。
- アニメでは一般的なイメージの死神(黒衣を着た骸骨)に置き換えられている。
[編集] ギャグ
主に抜作先生や天地くんなどから発するもので、下ネタが多く、場の雰囲気を無視したギャグが多い。代表作に「いきなり尻みせ」「いきなり前みせ」(急にズボンを下ろし、尻や股間を見せ付ける)、「頭もっこり」、「頭どっかん」(頭部がクラッカーの様に爆破。『ミラクルとんちんかん』のネタ)など。中期以降になると新たなギャグが増え、ファイヤーダンスやSM、「このカレーはカレー(辛ぇ)」などの物を使ったギャグもある。後期になると抜作が「ゴジラ」をパロディ化した「大怪獣ぬけゴン」(抜作がゴジラの着ぐるみを着て巨大化した物)となって、「アンギャー」と叫びながら、町の中を只管暴れるネタが登場した。
『ジョジョの奇妙な冒険』などのジャンプ作品のパロディも時折見せ、楽屋オチのギャグなども多い。中期~後期には明らかに無理矢理な展開などに「うーん無理の無い○○」と作者が自画自賛する自虐的なギャグも幾度となく使われた。
連載当時(1985年~1989年)に小学生だった読者達には理解出来ない過去の人と化した人物(山崎ハコ・美樹克彦・エンタツアチャコなど)によるネタも多いが、本作で知ったと言う読者も多かった。ギャグでは済まない女性下着窃盗ネタ、抜作による黒人原住民ネタもあり、後者については黒人差別をなくす会からもクレームが来た。(安藤健二薯の封印作品の謎より)
また作者が新潟県出身であることから、新潟を題材とした話題も度々登場する(例:白根大凧合戦)。
[編集] テレビアニメ
1987年10月17日から1988年10月1日まで、フジテレビ系列で放送された(放送枠:毎週土曜日19:30~20:00)。全43話。
本放送中の1988年9月19日に昭和天皇が吐血、バラエティやギャグ番組が自粛になったが、この番組も影響を受けた。その週(9月24日)の放送は他番組に差し替えられ、第42話は放送されなかった。初期から中盤は次回予告(20秒)が流れたが、後期は放送時間の関係で次回予告がサブタイトル部分のみの表記と「ついでにとんちんかん、次回お楽しみに!」といった抜作のナレーションだけ(5秒)となった。また後期では放送終了後のヒッチハイクで日本船舶振興会のCMが流れていた。
[編集] スタッフ
- 企画:清水賢治(フジテレビ)
- 原作:えんどコイチ
- チーフディレクター:山田雄三
- キャラクターデザイン・総作画監督:金沢比呂司
- シリーズ構成:小山高生
- 美術監督:河野次郎
- 撮影監督:森下成一
- 音楽:菊池俊輔
- オーディオディレクター:山崎宏
- 編集:岡安肇
- プロデューサー:片岡義朗(NAS)、茂垣弘道(スタジオコメット)
- 脚本:小山高生、山田隆司、柳川茂、荒川稔久、三井秀樹、川崎裕之
- コンテ:三沢伸、高林久弥、横山広行、前園文夫、湖山禎崇、藤川茂、佐々木裕之、小島正幸、岩田六、山田雄三
- 演出:三沢伸、高林久弥、藤川茂、山崎友正、前園文夫、湖山禎崇、天羽贋王、山田雄三
- 作画監督:金沢比呂司、佐々木敏子、奈須川充、一川孝久
- 動画チェック:東出大、山本実、他
- 背景:スタジオユニ
- 色指定:岸村弘明、鈴木美佐子、金井義和、他
- 彩色:スタジオトップガン、スタジオロビン、他
- 特殊効果:義山正夫
- 撮影:スタジオトゥインクル
- 編集:小島俊彦、中葉由美子、村井秀明
- ナレーター:屋良有作
- 協力:青二プロダクション
- 音響プロデューサー:原田一男
- 効果:依田安文
- 調整:村田博之
- 録音:ニュージャパンスタジオ
- 現像:東京現像所
- オープニング・エンディングアニメーション:福富博
- 制作担当:田島章雄
- 制作進行:高田晋也、名嘉邦夫、村上隆、小林弘靖、他
- 制作事務:小松悦子
- タイトル:マキ・プロ
- 広報担当:重岡由美子(フジテレビ)
- 制作協力:スタジオコメット
- 制作:フジテレビ、NAS
[編集] テレビ主題歌
[編集] オープニングテーマ
[編集] エンディングテーマ
- メビウスの恋人(うしろ髪ひかれ隊)
- 誰も知らないブルーエンジェル(うしろ髪ひかれ隊)
- 夢に逢いたい(生稲晃子)
[編集] 放送日と放送内容
- (1987年10月17日) 完全アホ100%! 怪盗とんちんかん参上!!
- (1987年10月24日) 集合の合図はバカ笑い/由緒ある鐘をねらえ!
- (1987年10月31日) 激突ゴンベエVS東風/投げナイフにご用心
- (1987年11月7日) 天才少女アンディ登場/恐怖の目覚し時計
- (1987年11月14日) 勝手にあんぽんたん/10年に一度のワラ人形
- (1987年11月21日) ぷるんぷるんアンディ/帰って来たアホー鳥
- (1987年11月28日) パソコン作戦大混戦/抜作先生の授業開始
- (1987年12月5日) ライバル天地くん登場/大乱戦!!ミラクル迷路
- (1987年12月12日) 吉沢先生のラブラブ騒動/海を夢みる少女
- (1987年12月19日) 出た!!大家のばあさん/カミナリサンタさん
- (1987年12月26日) 犯人捕らえてみれば…!?/東風・甘子の純愛物語
- (1988年1月16日) アッと驚く新春初仕事/東風の修行はツライ!!
- (1988年1月23日) ポリスあほデミー/雪に消えた抜作先生
- (1988年1月30日) ゲゲゲの妖怪屋敷!!/校内ウルトラ俳句大会
- (1988年2月6日) 恋の嵐を呼ぶ転校生/ニセモノはホンモノ!?
- (1988年2月13日) 恐怖の本気チョコ/挑戦!!道場やぶり道場
- (1988年2月20日) シロン危機一髪!!/久しぶりのあんぽんたん
- (1988年2月27日) 抜作先生の人間ポンプ/最後の必殺スキップ
- (1988年3月5日) ウーパーパーパーを盗め!!/リーダー対殺し屋
- (1988年3月12日) 女子プロレスに挑戦!!/抜作先生は名医!?
- (1988年3月19日) 毒鬼警部の大逆襲!!/どんより雲の悪夢
- (1988年3月26日) 天地くんの春/抜作先生と怒りのエンマ大王
- (1988年4月9日) 京都に参上とんちんかん/激突!!京都夢芝居
- (1988年4月23日) 四代目はセーラー服/怪奇!!ホラー教室
- (1988年4月30日) モテモテ東風くん/ニセ物を捕まえろ!!
- (1988年5月7日) よけいなおせわの天地くん/お絵かきは嫌い!!
- (1988年5月14日) 初デート初キッス/助けて!!幸福の女神さま
- (1988年5月21日) 愛の奇跡パワフル吉沢先生/世界最強は誰か
- (1988年5月28日) ワンワン・ラブストーリィ/ドジな吸血鬼
- (1988年6月04日) あほ忍法みだれとび!!/変な外人おもしろ日本
- (1988年6月11日) 爆笑ファッションショー/先生の一日署長
- (1988年6月25日) あわれな宇宙人/抜作先生のドキドキ大特訓!!
- (1988年7月2日) 珍平のガールフレンド/アホロボット登場!!
- (1988年7月9日) パニック!抜作・甘子の珍騒動/君の名は…
- (1988年7月23日) 怪談ユウレイ騒動/出た!!なぞなぞバーサン
- (1988年7月30日) 天地くんがいっぱい/クラス対抗アホ泳ぎ!!
- (1988年8月6日) サマースペシャル 南の島の大陰謀!!
- (1988年8月13日) 好きと言えない二人だから/燃えろ毒鬼警部
- (1988年8月27日) 笑撃!!マツタケ狩り/青春してソフトボール
- (1988年9月3日) 髪の毛一本秘(まるひ)攻防戦/恐怖のお笑いバクダン
- (1988年9月10日) すべて見せます華麗なる テクニック!!
- (----年--月--日) モテモテ抜作先生/新メンバー!?トン吉くん ※1988年9月24日放映予定、昭和天皇重病で中止。一部地域では再放送で放送された模様。
- (1988年10月1日) 激突!!大運動会/とっておきのジ・エンド
[編集] 放送局
[編集] 本放送
フジテレビ、北海道文化放送、秋田テレビ、仙台放送、山形テレビ(当時FNS)、福島テレビ、新潟総合テレビ、長野放送、テレビ静岡、東海テレビ放送、富山テレビ放送、石川テレビ放送、福井テレビジョン放送、関西テレビ放送、岡山放送、山陰中央テレビジョン放送、テレビ新広島、テレビ愛媛、テレビ西日本、サガテレビ、テレビ長崎、テレビ熊本、テレビ宮崎、沖縄テレビ放送、(以下遅れネット)テレビ山口(JNN)、テレビ大分(当時FNN/FNS・NNN/NNS・ANNクロスネット)、鹿児島テレビ放送(当時FNN/FNS・NNN/NNSクロスネット)
[編集] 再放送(フジテレビ系列局を除く)
[編集] 映像ソフト化
2008年6月18日、スーパー・ビジョンからDVD-BOXがDVD-BOX 1、DVD-BOX 2と2つに分けてリリースされた。DVD-BOX 2には、本放送では放送中止になった第42話も特典映像として収録されている。
| フジテレビ系 土曜19時台後半 | ||
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