ミヒャエル・ハラース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミヒャエル・ハラースMichael Halász, 1938年 - )は、ハンガリー出身の指揮者

略歴[編集]

フィルハーモニア・フンガリカの首席ファゴット奏者としてキャリアをスタートさせた。同楽団に8年在籍したあとドイツエッセンにて指揮を学び、1972年から1975年までミュンヘンゲルトナープラッツ州立劇場にてオペレッタの指揮を受け持った[1]

1975年よりフランクフルトに移り、クリストフ・フォン・ドホナーニのもとでカペルマイスターの職を得て様々なオペラを指揮した。1977年にドホナーニがハンブルクに転出すると彼に随行しハンブルク国立歌劇場のカペルマイスターとしてオペラ指揮者の活動を続けた。1978年から1991年までハーゲン劇場の音楽総監督を務め、1991年から2012年までウィーン国立歌劇場の常任指揮者を歴任した[2][3]

ナクソス及びマルコ・ポーロレーベルにベートーヴェン交響曲リスト交響詩全集を初めとする多数の録音があり、『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、『フィガロの結婚』といったモーツァルトの歌劇も同レーベルに録音している[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b Halász's profile”. Naxos. 2013年10月18日閲覧。
  2. ^ Michael Halász Artist Biography by Erik Eriksson”. allmusic. 2013年10月18日閲覧。
  3. ^ Monika Willer (2013年3月29日). “Michael Halász - „Provinz ist überhaupt kein Schimpfwort“”. WAZ. 2013年10月18日閲覧。


先代
ラインハルト・シュヴァルツ
ハーゲン劇場
音楽総監督
1978年 - 1991年
次代
ゲルハルト・マルクソン