ミニッツレーサー

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ミニッツレーサーのレース

ミニッツレーサー京商1999年から販売している小型(1/27.52スケール)ラジコンカーモデルである。派生商品である(ミニッツレーサー フォーミュラカー シリーズは1/24スケール、ミニッツオーバーランド シリーズは1/28スケール、ミニッツモンスター シリーズは1/30スケール、ミニッツバギー シリーズは1/24スケールとなっている。 表記は「MINI-Z」であり、これをミニッツと読む。ラジコンカーの主流である1/10スケールの物と同様に、車体改造の各種オプションパーツが京商をはじめ、数社から販売されており、小スケールながら本格的な仕様となっている。なお公式レースとして「MINI-Z CUP」が販売元の京商により開催されている。

2014年4月現在 世界累計販売台数が150万台を超え、近年のR/Cカーモデルでは異例の販売台数を記録する。


ラインナップ[編集]

ミニッツレーサーシリーズ
ミニッツレーサーシリーズ 
ミニッツシリーズの主軸商品である、スポーツカーレーシングカーのシリーズ。
  • MR-01シャシー1999年に発売された、初代ミニッツレーサー。MR-015シャシーの発売により現在は廃盤。
  • MR-02シャシー2003年に発売。幅が広く低重心、主にスーパーカーをラインナップしている。モーターをミッドシップに搭載可能なMMモーターマウントが追加された。
  • MR-015シャシー2005年に発売。シャシー幅はMR-01シャシーと同じであり、MR-02シャシーのパーツを多く流用できるようになった。
  • MR-02LMシャシー2007年12月に発売された、MR-02シャシーの改良バージョン。主にル・マン カーのボディーを載せる。また、2.4GHzの電波帯を使用するASF基板を搭載し、クリスタル不要で最大40台まで走行可能になった。
  • MR-02EXシャシー:MR-03が発売された後、廉価版としてMR-02EXが発売される。2.4GhzASF基板としては当時唯一送信機が同梱された。同梱の送信機はKT-18。MR-02シャシーASFとはシャシーの色、ラベルが違うのみで基本的にはMR-02同じ構造であった。
  • MR-03シャシー2009年に発売された。2012年4月現在での最新モデル。2.4GHz対応機種だが、BODY&CHASSIS SET(送信機レス)だけの販売。従来からのホイールベース長の可変に加え、トレッドの変更も可能となり、これまでに発売されてきた全てのミニッツレーサー用ボディの装着が可能。また、車体のステアリング、スロットルを車の挙動にあわせて抑制するジャイロユニットをオプションで搭載することが可能になった。
  • MR-03VEシャシー2012年12月発売。MR-03シャシーをベースに従来のブラシモーターから専用のブラシレスモーターに変更された。根本的なモーターの構造変更によって、制御するための基板も変更された。基板のサイズが従来のASF基板より大きくなったためそれに伴い、アッパーカバーの形状もセパレート型から一体型に変更された。
  • MR-03Sportsシャシー2013年10月発売。MR-03系シャシーに専用基板を搭載したレディセット、従来のMR-03とは電波方式に互換性がなく、ジャイロユニットを搭載することができないが、価格を従来のレディセットと同等の金額に抑えられた。
ミニッツフォーミュラカーシリーズ 
フォーミュラカーのシリーズ。
  • MF-010シャシー: 2001年発売。フォーミュラ1(F1)形状のボディを搭載することができるシャシー。当初24Mhz帯のAMバンドのみであったが、後にASF基板を搭載したモデルも発売される。
  • MF-015シャシー:2012年2月1日発売。近年のフォーミュラカーの形状に対応するため、MF-010シャシーをベースにスリム化された。その際、TikiTikiモード搭載の基板となり、ジャイロユニットを搭載可能となった。
ミニッツオーバーランドシリーズ 
主にパジェロ、ハリアーなどのクロスカントリーのシリーズ。2002年発売。
ミニッツモンスターシリーズ 
モンスタートラックのシリーズ。2003年発売。
ミニッツAWDシリーズ
  • MA-010シャシー:2005年発売。ミニッツレーサーの派生モデルで、4輪駆動となった。殆どのMR-01・015用ボディが流用できる。オプションパーツを装着することによって一部のMR-02用ボディも使用することができる。後にASF基板が搭載されたモデルも発売される。
  • MA-015シャシー:TikiTikiモード搭載するRA-23T基板に変更。それによってジャイロユニットを搭載可能となった。初心者でも安易にドリフト走行ができることを売りとした、MA-015 +D Evoというシリーズも展開された。こちらはシャシー構造はMA-015と同じ構造で、ジャイロユニットとドリフトタイヤを同梱したものである。
  • MA-020シャシー:。2013年12月発売。MR-03シリーズ同様、フロントのトレッドの変更が可能になる。リアにはダブルウィッシュボーンサスペンションが標準装備されるようになった。発売1ヶ月でリアのトレッドもフロント同様、ワイドトレッドに変更できるオプションパーツが発売された。このリアトレッドの幅はMR-03およびMR-02シリーズにおけるLMモーターマウントを搭載した幅と同じとなる。
ミニッツリットシリーズ 
軽自動車、コンパクトカーのシリーズ。2006年発売。専用のバッテリーを使用。
ミニッツバギーシリーズ MB-010シャシー 
レーシングバギーのシリーズで、4輪駆動。発売当初の車種はOPTIMA。後にLAZER ZX-5などが発売される。2011年発売。

ボディ[編集]

ミニッツシリーズに使用されているプラスチック製ボディは、従来のポリカーボネイト製ボディに比べ、RCカー用としては非常に精密な作りとなっている。商品としては塗装済みの物と未塗装のホワイトボディとに分かれている。以前の塗装済み商品にはグロスコート(光沢処理)がなされ、ペイントやデカールが保護されていたが、、2008年9月以降の物からは、手によって磨き処理される「ファインハンドポリッシュ」に変更された(ただし、表面にトップコートがなされていないためデカールが剥がれやすくなっている)。なお、これらのボディは販売停止になっている物も多く、再発売の回数が少ないため、一部の人気・有名車種はネットオークションなどで高値が付くことがある。なお、ミニッツバギーシリーズは今までのミニッツシリーズと異なり、シリーズで唯一ポリカーボネイト製ボディが採用されている。

送信機[編集]

送信機がセットになっているものと、別売りになっているものとがある。 付属の送信機については、以下の通り。

AM 27MHz

  • PERFEX KT-2(旧標準送信機)、MR-01に付属
  • PERFEX KT-5(標準送信機)MR-02、MR-015、フォーミュラ等殆どのAM方式で採用)

FM 27MHz BETバンド

  • PERFEX KT-7(ミニッツLit用/FM方式 BETBAND)

ADバンド 25MHz

  • EX-5AD(ADバンド仕様のレディセット同梱、近藤科学製オプションとは違い液晶部分が省かれているなどコスト低減されている。)

ASF 2.4GHz

  • PERFEX KT-18
  • KT-19 (ミニッツモトレーサー、ミニッツスポーツシリーズ専用)

レース[編集]

公式レースとして2003年から「MINI-Z CUP」、2010年から「地元カップ」が販売元の京商により開催されている。

レースカテゴリー 
レースカテゴリー(クラスと呼称)は主にシャシー別にカテゴライズされており、毎年いくつかのクラスに分けられている。主にボディ、モーター、シャシーの種類によって分類される。なお、これまでにオーバーランド、モンスター、リットのシャシーはレースカテゴリーとして開催されていない。
  • オープンクラス:京商製ミニッツレーサーシリーズすべてのボディが使用可能。モーターはXSPEED Vモーター及び、2013年度からはTeam ORION XSPEED VEモーターが使用可能になった。
  • GTクラス:実車界における、GTカテゴリ(SUPERGT、DTM)等、市販車をベースにレース用車両に改良されたボディを搭載したクラス。使用可能なボディは毎年レギュレーションにて指定される。
  • コンパクトクラス:HMモーターマウントを使用し、ミニクーパーSや、ビートルなど、コンパクトカーボディを使用したクラス。使用可能なボディは毎年レギュレーションにて指定される。2013年度現在ではノーマルモーターのみ使用可。
  • JSCCクラス:JSCCとは(Japan Sport Car Challenge)の略であり、日本国産の市販車モデルのボディのみ使用可能としたクラス。使用可能なボディは毎年レギュレーションにて指定される。2013年度現在ではノーマルモーターのみ使用可。
  • AWDクラス:ミニッツAWDを使用したクラス。
  • フォーミュラクラス:ミニッツF1を使用したクラス。
  • ミニッツバギークラス:ミニッツバギーを使用したクラス。

外部リンク[編集]