ミストラル

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マルセイユで発生したミストラルによる嵐
2008年11月13日に発生したミストラルの風向きと風速を表した地図

ミストラル (フランス語: mistral) は、フランス南東部に吹く地方風アルプス山脈からローヌ河谷デュランス川流域を吹いて加速度を増し、カマルグ周辺の地中海に吹き降ろす、寒冷で乾燥した北風である[1]ラングドック北東部平野からプロヴァンストゥーロン東部の間に影響を及ぼす風もミストラルであるが、強い西風と感じられる。この風はフランスの地中海沿岸全般に影響を与えており、しばしばコルス島バレアレス諸島の間の地中海に突然嵐を引き起こす[2]

隣接地域のイタリア北西部で吹く同じ風は、イタリア語でマエストラーレ(maestrale) と呼ぶ。ミストラルとは南フランスのプロヴァンサル語から由来しており、「見事な」を意味する。

羅針方位(32方位)では、北西を表す。

ミストラルは常にカラリと晴れた新鮮な空気をもたらすので、プロヴァンスの気候をつくる重要な役割を担っている。特にローヌ川谷において、ミストラルは時速90kmの速さに達する。日中の平均速度は時速50kmに達し、夜間に著しく沈静化する。ミストラルは通常冬から春にかけて吹くが、全ての季節に発生する。時には丸一日から丸二日続き、数日間続くことも頻繁にあり、時には数週間以上続く[3]

脚注[編集]

  1. ^ The Petit Larousse Illustre (1997), defines Mistral as "Vent violent, froid, turbulent et sec qui souffle du secteur nord" (Violent, cold, turbulent and dry wind which blows from the north)". See also definition of Meteo France on their website and the U.S. Navy Marine Meteorology site, which describe the mistral as a strong, cold northwesterly wind
  2. ^ Definition from the Website of Meteo France, the national weather service of the French government. (see external links.)
  3. ^ Internet site of Meteo France, article on the mistral.