マーズ・ローバー
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マーズ・ローバー(Mars rover)とは火星着陸後に火星表面を自動で走行するローバーのこと。日本語では火星探査車とも呼ばれる。
ローバーは着陸地点から移動しないランダーに比べ、いくつかの利点が存在する。例えば、より広い範囲を探査できること、興味深い物体に近寄れること、太陽電池による発電を効率よくするために日当たりのよい場所に移動できること、などである。
火星に着陸して運用に成功したローバーは2011年現在3台のみで、すべてアメリカによるものである。
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火星探査車一覧 [編集]
2012年8月までに計6台のローバーが火星に送られた。
マルス2号および3号はソ連によって打ち上げられ、ともに同一設計の「Prop-M」ローバーを搭載していた。4.5kgの機体はランダーとケーブルでつながれており、機体下部の左右に取り付けられたスキー板のようなもので移動する予定だった。しかしマルス2号は地表と激突[1]、3号は着陸から1分と経たずに通信が途絶してしまった[1]。
ソジャーナ:マーズ・パスファインダーに搭載。1997年7月4日に着陸成功。1997年9月27日に通信ロスト。
スピリット(MER-A):マーズ・エクスプロレーション・ローバーに搭載。2004年1月4日に着陸成功。約6年後には7.73kmを走破したが、ホイールが砂にはまってしまった[2]。2010年1月26日時点でNASAは救出作戦に失敗したことを認め、現在は定点観測プラットフォームとして機能していると述べた[3]。2010年3月22日にローバーからの通信が途絶した。復帰が試みられたが失敗に終わった。[4]。
オポチュニティ(MER-B):スピリットと同じくマーズ・エクスプロレーション・ローバーに搭載。2012年7月時点で未だ運用中[5][6]。
キュリオシティ:マーズ・サイエンス・ラボラトリーに搭載。2012年8月5日に着陸成功。2火星年の運用が予定されている。
以下のローバーは開発中のものである。
MAX-C:Mars Astrobiology Explorer-Cacherに搭載。NASAは2018年の打上げを予定している。
エクソマーズにはESAのローバーが搭載され、2018年の打上げを予定している[7]。
スピリットが撮影したパノラマ写真
脚注 [編集]
- ^ a b “Mars 2 Lander”. NASA NSSDC. 2008年6月25日閲覧。
- ^ Boyle, Alan. “Good moves on Mars”. MSNBC 2010年1月22日閲覧。
- ^ Times, International Business (2010年1月26日). “NASA concedes defeat in effort to free rover” 2010年1月26日閲覧。
- ^ Mars Exploration Rover Mission (NASA/JPL)
- ^ “NASA's Mars Rovers Set Surface Longevity Record”. NASA. (2010年5月19日)
- ^ Spirit Rover Marks Seven Years On Mars, Still Stuck (Fox News, 03 January 2011)
- ^ Michael A. Taverna (2009年10月19日). “ESA Proposes Two ExoMars Missions”. Aviation Week 2010年6月24日閲覧。
関連項目 [編集]
- マーズ・エクスプロレーション・ローバー
- Comparison of embedded computer systems on board the Mars rovers
- Radiation hardening