マーク・ホーミニック

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マーク・ホーミニック
基本情報
本名 マーク・ジェフリー・ホミニック
(Mark Jeffrey Hominick)
通称 ザ・マシーン (The Machine)
国籍 カナダの旗 カナダ
生年月日 (1982-07-22) 1982年7月22日(41歳)[1]
出身地 オンタリオ州ロンドン[1]
所属 チーム・トンプキンズ
身長 173 cm
体重 66 kg
リーチ 174 cm
階級 フェザー級ライト級
バックボーン ムエタイキックボクシング
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マーク・ホーミニックMark Hominick1982年7月22日 - )は、カナダ男性総合格闘家オンタリオ州ロンドン出身。チーム・トンプキンズ所属。第3代TKO世界フェザー級王者。

来歴[編集]

2006年1月28日、TKO世界フェザー級王座決定戦で藤本直治と対戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収め王座獲得に成功した[2]

2006年5月5日、TKO 25の世界フェザー級タイトルマッチで日沖発と対戦し、三角絞めで見込み一本負け[要出典]を喫し王座陥落した。

2007年2月9日、TKO 28で日沖発の持つ世界フェザー級タイトルに挑戦し、0-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2007年7月28日、シュートボクシング「日本SB×北米MMA対抗戦」の副将戦で菊池浩一と対戦し、2-0の判定勝ち。判定のコールを聞いた後、腕立て伏せのパフォーマンスを見せるなどした[3]

2008年7月19日、Afflictionの第1回大会「Affliction: Banned」でサヴァン・ヤングと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。

2009年8月1日、「Affliction: Trilogy」でデイヴィダス・タウロセヴィチュスと対戦予定であったが、大会が中止された[4]

WEC[編集]

2010年1月10日、1年半ぶりの試合となったWEC 46ブライアン・キャラウェイと対戦し、腕ひしぎ三角固めで一本勝ち。

2010年6月20日、WEC初のカナダ大会となったWEC 49でイーブス・ジャボウィンと対戦し、2ラウンドTKO勝ちでカナダ人対決を制するとともに[5]、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[6]

2010年9月30日、WEC 51レオナルド・ガルシアと対戦し、2-1の判定勝ちを収めWECでの連勝を3に伸ばした[7]

UFC復帰[編集]

2011年1月22日、UFC復帰となったUFC: Fight for the Troops 2でジョージ・ループと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた[8]

2011年4月30日、UFC 129の世界フェザー級タイトルマッチでジョゼ・アルドに挑戦し、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年4月21日、UFC 145でエディ・ヤギンと対戦し、1-2の判定負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年11月17日、UFC 154でパブロ・ガーザと対戦し、0-3の判定負け。4連敗となり試合後に引退を表明した[9]

戦績[編集]

総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
32 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
20 9 7 4 0 0 0
12 3 5 4 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× パブロ・ガーザ 5分3R終了 判定0-3 UFC 154: St-Pierre vs. Condit 2012年11月17日
× エディ・ヤギン 5分3R終了 判定1-2 UFC 145: Jones vs. Evans 2012年4月21日
× ジョン・チャンソン 1R 0:07 KO(右ストレート→パウンド) UFC 140: Jones vs. Machida 2011年12月10日
× ジョゼ・アルド 5分5R終了 判定0-3 UFC 129: St-Pierre vs. Shields
【UFC世界フェザー級タイトルマッチ】
2011年4月30日
ジョージ・ループ 1R 1:28 TKO(左ストレート→パウンド) UFC: Fight for the Troops 2 2011年1月22日
レオナルド・ガルシア 5分3R終了 判定2-1 WEC 51: Aldo vs. Gamburyan 2010年9月30日
イーブス・ジャボウィン 2R 3:21 TKO(マウントパンチ) WEC 49: Varner vs. Shalorus 2010年6月20日
ブライアン・キャラウェイ 1R 3:48 腕ひしぎ三角固め WEC 46: Varner vs. Henderson 2010年1月10日
サヴァン・ヤング 2R 4:25 腕ひしぎ十字固め Affliction: Banned 2008年7月19日
× ジョシュ・グリスピ 1R 2:55 チョークスリーパー WEC 32: Condit vs. Prater 2008年2月13日
ダニー・マルチネス 5分3R終了 判定3-0 TKO 31: Young Guns 2007年12月14日
ベン・グリーア 1R 1:14 TKO(パンチ連打) TKO 30: Apocalypse 2007年9月28日
× ハニ・ヤヒーラ 1R 1:19 チョークスリーパー WEC 28: Faber vs. Farrar 2007年6月3日
× 日沖発 5分5R終了 判定0-2 TKO 28: Inevitable
【TKO世界フェザー級タイトルマッチ】
2007年2月9日
ダグ・エドワーズ 2R 4:08 チョークスリーパー Ring of Fire 27: Collision Course 2006年12月9日
サミュエル・ギレ 5分3R終了 判定3-0 TKO 27: Reincarnation 2006年9月29日
ジョルジ・グージェウ 5分3R終了 判定3-0 Ultimate Fight Night 5 2006年6月28日
× 日沖発 2R 5:00 三角絞め TKO 25: Confrontation
【TKO世界フェザー級タイトルマッチ】
2006年5月5日
イーブス・エドワーズ 2R 1:52 腕ひしぎ三角固め UFC 58: USA vs. Canada 2006年3月4日
藤本直治 3R 2:23 チョークスリーパー TKO 24: Eruption
【TKO世界フェザー級王座決定戦】
2006年1月28日
ライアン・ディアス 3R 4:25 TKO(パンチ連打) TKO 22: Lionheart
【TKOカナダフェザー級タイトルマッチ】
2005年9月30日
ステファン・ヴィニョー 1R 4:35 TKO(パンチ連打) TKO 20: Champion vs. Champion
【TKOカナダフェザー級タイトルマッチ】
2005年4月2日
シェーン・ライス 1R 4:16 TKO(打撃) TKO 19: Rage
【TKOカナダフェザー級タイトルマッチ】
2005年1月29日
× シェーン・ライス 1R 1:46 チョークスリーパー TKO 17: Revenge
【TKOカナダフェザー級タイトルマッチ】
2004年9月25日
ダヴィド・ギギ 2R 4:26 TKO(パンチ連打) TKO 15: Unstoppable
【TKOカナダフェザー級タイトルマッチ】
2004年2月28日
ライアン・ディアス 2R 0:42 TKO(肘打ち) TKO 13: Ultimate Rush
【TKOカナダフェザー級タイトルマッチ】
2003年9月6日
× トミー・リー 1R 0:18 KO(バスター) Extreme Challenge 51 2003年8月2日
× マイク・トーマス・ブラウン 3R 4:27 ヒールホールド TFC 8: Hell Raiser 2003年6月6日
× ステファン・パーリング 1R 0:16 TKO(ドクターストップ) SuperBrawl 29 2003年5月9日
ステファン・ラリベルテ 1R 4:43 腕ひしぎ十字固め UCC 12: Adrenaline
【UCCカナダスーパーライト級タイトルマッチ】
2003年1月25日
スティーブ・クラヴォー 2R 3:24 ギブアップ(パンチ連打) UCC 11: The Next Level
【UCCカナダスーパーライト級タイトルマッチ】
2002年10月11日
リチャード・ナンクー 3R 3:23 TKO(パンチ連打) UCC 10: Battle for the Belts 2002
【UCCカナダスーパーライト級タイトルマッチ】
2002年6月15日

キックボクシング[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
菊池浩一 3分3R終了 判定2-0 SHOOT BOXING 2007 無双〜MU-SO〜 其の参
【日本SB×北米MMA対抗戦・副将戦】
2007年7月28日

獲得タイトル[編集]

総合格闘技[編集]

  • 第2代TKOカナダフェザー級王座(2002年)
  • 第4代TKOカナダフェザー級王座(2005年)
  • 第3代TKO世界フェザー級王座(2006年)

キックボクシング[編集]

表彰[編集]

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • WEC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • SHERDOG ラウンド・オブ・ザ・イヤー(2010年)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]