マーカス・テイムズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
マーカス・テイムズ
Marcus Thames
IMG 0701 Marcus Thames (9640207511).jpg
2013年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシシッピ州ルイビル
生年月日 1977年3月6日(37歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1996年 ドラフト30巡目
初出場 2002年6月10日
最終出場 2011年7月6日
年俸 $1,000,000(2011年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マーカス・マークリー・テイムズ(Marcus Markley Thames, 1977年3月6日 - )は、アメリカ合衆国ミシシッピ州出身の元・プロ野球選手外野手)。右投右打。現在はMLBニューヨーク・ヤンキース傘下AA級トレントン・サンダーの打撃コーチを務めている。

姓「Thames」は、テイムズ及びテームズと読むのが最も適切。セームズサームズなどの表記も見られるが、一般的にはそのような読みはしない。

略歴[編集]

1996年に、ドラフト30巡目でニューヨーク・ヤンキースから指名を受け、プロ入り。

2002年に、ヤンキースでメジャーデビューを果たした。2002年は7試合の出場に留まったが、初打席初本塁打による本塁打二塁打を1本ずつ放ち、.538という高い長打率を記録した。

2003年は、テキサス・レンジャーズに移籍してプレイ。1年目と比べて、出場試合数はほぼ4倍増となったが、2年目のジンクスに行く手を阻まれた形になり、打率が著しく低下してしまった。シーズンオフには自身2度目の移籍でタイガースに移籍した。

2004年からはタイガースでプレイする事となり、61試合の出場で10本塁打を記録。内に秘められたパワーを一気に開花させた。

2005年は打率が.196まで落ちたが、それでも38試合の出場、107打数で7本塁打を記録するパワーを見せ付けた。

2006年は2004年を超える年度となり、わずか110試合の出場で、26本塁打を記録。13.38打数で1本塁打という凄まじいペースで本塁打を量産。一躍、チームで最もパワーのある選手という認識を周囲から幅広く受けるようになった。

2009年はフル出場し、40本近くのホームランを叩き込む事を期待されていたが、87試合の出場に終わる。

2010年2月にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約。シーズン序盤からメジャーに昇格し、主に控え外野手や指名打者として82試合に出場し、自己最高の打率.288を記録。自身初の三塁守備も経験した。

2011年ロサンゼルス・ドジャースと1年契約を結ぶ。36試合の出場で打率.197、2本塁打、OPS.576の成績を喫し、7月19日に解雇。22日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。

2013年からヤンキース傘下A級タンパ・ヤンキースの打撃コーチを務め、2014年からヤンキース傘下AA級トレントン・サンダーの打撃コーチを務めている。

選手としての特徴[編集]

三振が多い上に選球眼が悪い典型的なフリースインガーで[2]、高打率を期待できる打撃技術も持ち合わせていない典型的なプルヒッターだが、それを補って余りあるパワーの持ち主[3]。2006年の13.38打数で1本塁打というペースは、500打数で約37本塁打となる。固め打ちをする傾向があり、2008年にはフル出場しているわけではないにも関わらず6月だけでOPS1.139を残し、10本塁打を放ったこともある[2]一方で好不調の波が激しく、全く打てない時期もある[4]

ポジションは主に指名打者レフトで、チーム事情でファーストを守ることもある。肩の強さは平均レベルだが、外野守備では目測を誤ることが多く、素人レベルと酷評されるほど[3][5][6]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2002 NYY 7 13 13 2 3 1 0 1 7 2 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .231 .231 .538 .769
2003 TEX 30 84 73 12 15 2 0 1 20 4 0 1 0 1 8 0 2 18 2 .205 .298 .274 .572
2004 DET 61 184 165 24 42 12 0 10 84 33 0 1 0 1 16 0 2 42 3 .255 .326 .509 .835
2005 38 118 107 11 21 2 0 7 44 16 0 0 0 1 9 1 1 38 1 .196 .263 .411 .674
2006 110 390 348 61 89 20 2 26 191 60 1 1 0 1 37 0 4 92 0 .256 .333 .549 .882
2007 86 284 269 37 65 15 0 18 134 54 2 1 0 1 13 1 1 72 6 .242 .278 .498 .776
2008 103 342 316 50 76 12 0 25 163 56 0 3 0 2 24 0 0 95 6 .241 .292 .516 .808
2009 87 294 258 33 65 11 1 13 117 36 0 2 0 6 29 2 1 72 5 .252 .323 .453 .777
2010 NYY 82 237 212 22 61 7 0 12 104 33 0 0 0 3 19 0 3 61 3 .288 .350 .491 .841
2011 LAD 36 70 66 4 13 1 1 2 22 7 0 0 0 0 4 0 0 16 4 .197 .243 .333 .576
通算:10年 640 2016 1827 256 450 83 4 115 886 301 3 9 0 16 159 4 14 510 30 .246 .309 .485 .794
  • 2011年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Marcus Thames Stats” (英語). ESPN.com. 2012年1月16日閲覧。
  2. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版、2009年、185頁。ISBN 978-4-331-51370-5
  3. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』 廣済堂出版、2008年、142頁。ISBN 978-4-331-51300-2
  4. ^ 『月刊スラッガー』2009年4月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-4、25項
  5. ^ 月刊スラッガー』2010年12月号、日本スポーツ企画出版社、2010年、雑誌15509-12、83項
  6. ^ 『月刊スラッガー』2010年11月号、日本スポーツ企画出版社、2010年、雑誌15509-11、8項

外部リンク[編集]