マンディブラリスフタマタクワガタ

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マンディブラリスフタマタクワガタ
Hexarthrius mandibularis.JPG
マンディブラリスフタマタクワガタ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 甲虫目 Coleoptera
亜目 : 多食亜目 Polyphaga
下目 : コガネムシ下目 Scarabaeiformia
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: クワガタムシ科 Lucanidae
亜科 : クワガタムシ亜科 Lucaninae
: フタマタクワガタ属 Hexarthrius
: マンディブラリスフタマタクワガタ
H. mandibularis
学名
Hexarthrius mandibularis
Deyrolle, 1881
和名
マンディブラリスフタマタクワガタ
オオキバフタマタクワガタ

マンディブラリスフタマタクワガタHexarthrius mandibularis)は、昆虫綱甲虫目クワガタムシ科フタマタクワガタ属に分類されるクワガタムシ。種小名mandibuは大アゴを、laris水牛を意味する。

分布[編集]

インドネシアボルネオ島スマトラ島)、マレーシア(ボルネオ島)

形態[編集]

フタマタクワガタ属最長。オスの大顎は長く、基部から下方へ向かう。中央部に1対の大型の突起(内歯)があり、基部から先端にかけても細かい鋸状の内歯がある。 体表は艶消しがあり、光沢は見られない。メスは、パリーフタマタやリノケロスに非常によく似ていて雑種も見つかる。

稀にパリーフタマタの雑種の個体(通称セアカマンディブ)が見つかることもある(2003年にキルヒナーフタマタクワガタとして記載されたものは通称セアカマンディブであるとの説もある)。

生態[編集]

熱帯雨林に多く生息。成虫は夜行性だが、暗い熱帯雨林の為、昼間に活動する事もある。

食性は成虫は主にロダンなどの樹液を、幼虫はそれらの朽ち木や、その腐蝕物等を食べる。

生活史[編集]

生後6-9ヶ月で蛹になる。オスよりもメスの方が幼虫期間は短い。蛹化後1ヶ月程で羽化し成虫になる。成虫の寿命は6-8ヶ月。

大きさ[編集]

各亜種別の体長(大顎先端から鞘羽の先端までの長さ)の公式記録を記す。

マンディブラリスフタマタクワガタ(原名亜種)♂48.8mm - 112mm(飼育下最大106.3mm 2009)

マンディブラリスフタマタクワガタ(スマトラ亜種)♂38.8mm - 118mm(飼育下最大111.6mm 2006)

飼育[編集]

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に亜種H. m. sumatranusが流通する。スタイルがよく、大きいことで人気の種だが、非常に性質が荒く同種他種問わず争い、殺すこともあるため基本的には単独飼育となる。

大顎で挟む力が非常に強く中央の内歯で挟まれると非常に痛い。オオヒラタクワガタ類や、コーカサスオオカブトにも戦いを挑む。

雄が雌を殺してしまう事もあるので、雄の大顎にチューブをつける、ワイヤーでくくるなどの工夫が必要である。野外で採集されたものは、ほとんど交尾が済んでいると思われるので交尾させなくとも産卵は、できる。産卵は、堅くつめた発酵マットの上に朽木を置くとよい。市販のホダ木にも産むが、カビが生えると卵が孵化しないなどがあるため、市販のバクテリア材や植菌材を使うという方法もある。幼虫飼育は菌糸ビンでも発酵マットでも飼育できる。しかし菌糸ビンでも添加剤入り発酵マットでも大きく育つが、野外の大きさに迫ることは難しいとされる。