マロン派

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マロン派は、レバノンを中心に信者を擁する東方典礼カトリック教会の一派。アラビア語もしくはシリア語によって典礼を行う。同派の名前の由来は、4~5世紀のアンティオキアで活動した宣教師マールーン(en:Maron)に由来するといわれる。

[編集] 概要

マロン派は、かつて単意論であって東方正教会ならびにローマ・カトリック教会とは離れていた(東西教会の分裂はマロン派発生当時はまだ起こっていなかった)。その後、十字軍時代にカトリック教会との接触を機にマロン派とカトリック教会双方から再合同の交渉が行われ、1180年、第5回ラテラノ宗教会議によりローマ=カトリックに帰属した。一方でマロン派は独自の典礼を保持し、教会用語や祈祷書には古シリア語やアラビア語が用いられている。現代ではカトリック教会に属しながらも自らの典礼の伝統を守る東方典礼教会の一つになっている。

レバノン国内では人口のおよそ3割程度を占め、古くから重要な政治ポストを占める最大宗派である。レバノン内戦においては増加するイスラム教徒と対立し、同派の民兵組織が侵攻したイスラエルの協力下でパレスチナ難民に対する大量虐殺を行い国際的非難を浴びた。レバノンの他にシリアアメリカキプロスイスラエル(レバノン内戦で避難した人達)に分布。彼らはアラブと欧米における言語や商慣行を知る事から、有力なレバノン商人を輩出してきた。レバノンにおける政治バランスの悪化により、多くのマロン派住民と資産が内戦終結後に海外に再流出しているとされる。

移民先の各地で政治的、経済的な成功を収めたり、ビジネスでも幅広く活躍する者も多い。日本では、日産の再建に辣腕を振るったカルロス・ゴーンが有名である。

[編集] 著名人

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