マルタ騎士団

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ロードス及びマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会
:Sovrano Militare Ordine Ospedaliero di San Giovanni di Gerusalemme di Rhodi e di Malta
:Sovereign Military Hospitaller Order of St. John of Jerusalem of Rhodes and of Malta
マルタ騎士団の国旗 Coat of Arms of the Sovereign Military Order of Malta.svg
国旗 マルタ十字
国の標語 : ラテン語:Tuitio Fidei et Obsequium Pauperum
国歌 : Ave Crux Alba
公用語 イタリア語
首都 ローマ マルタ宮殿
最大の都市 なし
政府
騎士団総長 Matthew Festing
首相 Jean-Pierre Mazery
面積
総計 xxx,xxxkm²???位
水面積率 不明
人口
総計(2007年 11,000人(192位
人口密度 xxx人/km²
GDP(自国通貨表示)
合計(Xxxx年 xxx,xxxScudo
GDPMER
合計(Xxxx年 xxx,xxxドル(???位
GDPPPP
合計(Xxxx年 xxx,xxxドル(???位
1人当り xxxドル
独立 エルサレムにて
1113年2月15日
通貨 Scudo(???
時間帯 UTC +1(DST: 不明)
ccTLD なし
国際電話番号 不明
マルタ騎士団の紋章
国章

マルタ騎士団(マルタきしだん、Sovereign Military Order of Malta)は、カトリック騎士修道会であり、国際連合にオブザーバーとして参加する主権実体(sovereign entity)である。十字軍時代のパレスチナに発祥した聖ヨハネ騎士団が現在まで存続したもので、正式名称はロードス及びマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会(ロードスおよびマルタにおけるエルサレムのせいヨハネびょういんどくりつきししゅうどうかい、:Sovrano Militare Ordine Ospedaliero di San Giovanni di Gerusalemme di Rhodi e di Malta, :Sovereign Military Hospitaller Order of St. John of Jerusalem of Rhodes and of Malta)という。

  • 団(修道会)事務局:ローマ市コンドッティ通り68
  • Sovereign Military Order of Malta, Magistral Palace, Via Condotti, 68 - 00187 Rome - Italy


目次

[編集] 歴史

第1回十字軍の後、1100年ごろ、巡礼保護を目的としてエルサレムで設立された。正式名称から明らかなように病院をもち、ことに病気になった巡礼者の保護に務めた。十字軍勢力がパレスチナから追われた後はロードス島を根拠とし、聖地巡礼をするキリスト教徒の重要な経由地の守護者、ムスリム(イスラム教徒)に対する聖戦の実行者として活躍したが、1522年オスマン帝国スレイマン1世によりロードス島は陥落。本拠をマルタ島に移して、マルタ騎士団と呼ばれるようになった。しかし1798年ナポレオン・ボナパルトの侵攻によりマルタ島を奪われ、領土を失う。

領土を失った後も、マルタ騎士団は伝統的に独立国家と同様の主権を有しているとされるが、正確な性質は不明瞭である。ローマに騎士団の本部ビルを保有し、バチカンのようにイタリアから独立領土として承認されてはいないものの、建物内はイタリアから治外法権を認められた領域である。従って、これを一種の大使館と見なすこともできる。しかし、その建物はあくまでイタリアの主権範囲であり、治外法権が認められただけであるため、領土とは呼べず、実質領土のない国である(国家と見なして、マルタ騎士団国と日本語で呼ばれることもある)。

[編集] 国際連合での位置付け

国連では、マルタ騎士団を「非加盟国」としてではなく、「オブザーバーとして参加するために招待を受ける実体(entity)あるいは国際組織」のひとつとして扱っており、国としては認めていない。マルタ騎士団は世界の約94か国と外交関係を持ち、在外公館を保有しているが、2009年現在、日本はマルタ騎士団を国として承認しておらず、外交関係も持たない。

医療などの慈善活動を行っており、独自のコイン切手を発行している。また、イタリア入国とは別に入境に際して許可の取得が必要である。

[編集] 統治機構

騎士団は、憲章に基づき、大評議会、次の役職が置かれている。

  • 総長(Gran Maestro)は、国務評議会(Consiglio Compito di Stato)で選挙された終身職である。総長は、伝統的に大公(Principe)の称号をおび、また伝統的に騎士団修道会の総長としてローマ教皇から枢機卿に親任される。
  • 事務総監(Gran Commendatore)は、事務をつかさどる。
  • 外務総監(Gran Cancelliere)は、外交に関する事項をつかさどる。
  • 医務総監(Grande Ospedaliere)は、保健衛生、民生及び人道援助に関する事項をつかさどる。
  • 財務総監(Ricevitore del Comun Tesoro)は、財政及び予算に関する事項をつかさどる。

憲章に基づく会議体はこれらのものがある。

  • 国務評議会(Consiglio Compìto di Stato)
  • 大評議会(Capitolo Generale)
  • 政務評議会(Sovrano Consiglio) 
  • 管理評議会(Consiglio del Governo)
  • 監事会(Camera dei Conti)
  • 司法評議会(Consulta Giuridica)
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[編集] その他

騎士団の総長(Principe e Gran Maestro)は、カトリック教会の修道会の総長として、伝統的に枢機卿の任命を受けているが、枢機卿のほとんどが聖職者である現代においては、あくまで名誉的なものである。

アマチュア無線の世界では、マルタ騎士団は国籍符号「1A」を用いており、たとえばクラブ局(局名:1A0KM―Knights of Maltaの略)が存在している。しかしこの「1A」は、国際電気通信連合(ITU)がマルタ騎士団に割り当てたものではなく、アマチュア無線のみにおける独自の規定である。同様な例は、一部の領有権紛争対象地などの"帰属地未定区域"においても見受けられる。ところで、自らの希少性を保つため無線局の運用を意図的に制限しているとしばしば噂され、偽物が登場することも少なくない。また、アマチュア無線の世界でのentity資格に対し疑問を呈する意見があることも事実である。

[編集] 外部リンク