マルタン・マルジェラ
マルタン・マルジェラ(Martin Margiela、1957年4月9日 - )はベルギー、ルーヴェン出身のファッションデザイナー。
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[編集] 略歴
- 1957年 - ベルギーに生まれる。
- 1980年 - アントウェルペン王立芸術学院を卒業。同期には「アントウェルペンの6人」と呼ばれたアン・ドゥムルメステール、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ダーク・ヴァン・セーヌ、ダーク・ビッケンバーグ、ドリス・ヴァン・ノッテン、マリナ・イーがいた。後にイーがデザイナーを引退したため、マルジェラを「アントウェルペンの6人」に含めることもある。
- 1984年 - パリで見たジャン=ポール・ゴルチエのショーに感銘を受け、ゴルチエのアトリエに入る。
- 1988年10月 - 自身のブランド「マルタン・マルジェラ」を立ち上げ、パリコレクション(レディース)でデビュー。
- 1998年 - エルメスのプレタポルテのデザイナーに就任。
- 1999年 - 「マルタン・マルジェラ」、メンズコレクションを発表。
- 2002年 - 「マルタン・マルジェラ」がディーゼルに買収され、ディーゼル傘下に入る。
- 2004年 - エルメスを退任。
[編集] 人物像
デビュー当時こそコレクションのフィナーレに顔を出していた事もあった様だが、現在では公の場に姿を見せる事は殆どなく、ファッション業界関係者でさえも、彼の素顔を見た人は極少数。雑誌のインタビューもFAXで質疑応答し、ミステリアスな雰囲気を演出している(デビュー直後はまだイメージ戦略が立っていなかった為か、記者と対談しインタビューに答えている。「初めてゴルチエのステージを見た時の感動」を普通に返答している。)。
[編集] コレクションライン
現在、マルジェラの服や小物には0~23迄の数字が明記された白地の布が縫い付けられており、このタグからコレクションラインを読み取る事ができる。この表記方法は、メンズラインがコレクションに加わった1999年頃から採用されている。レディースコレクションのみの時は現在のコレクション「1」同様に、何も書かれていない白い布が縫い付けられているだけだった。数字が表す一覧は下記の通り。
- 0 - 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服
- 0 10 - 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服
- 1 - 女性のためのコレクション(ラベルは無地で白)
- 4 - 女性のためのワードローブ
- 10 - 男性のためのコレクション
- 14 - 男性のためのワードローブ
- 11 - 女性と男性のためのアクセサリーコレクション
- 22 - 女性と男性のための靴のコレクション
- 13 - オブジェ、または出版物
- MM6 - ♀のための服
デザインの方向性としては「アンチモード」を掲げており、中でも軍服のリメイク品や中古ジーンズに白ペンキのペイント等の作品は「ポペリズム」(貧困者風)と呼ばれた。それまでの煌びやかで優雅な雰囲気を持つ「モード」とは対極のコレクションとして「デストロイコレクション」とも呼ばれ、以降マルジェラの代名詞ともなった。又過去には、畳むと四角になる服などのデザインでコム・デ・ギャルソンと合同でショーを行った事もある。メゾンマルタンマルジェラの大株主であるレンゾロッソのインタビューによると、現在ブランドとしての「メゾン・マルタン・マルジェラ」のデザインは、マルタン自身が直接関わっておらず、メゾンにいる数人のデザインチームが担当しているとの事。
[編集] ショップ
初期から日本での売り上げが多く、最初からの大取引先である仙台の「リヴォルーション」との関係は有名。現在日本におけるオンリーショップは、旗艦店である恵比寿を始めとし、表参道(2007年に青山より移転)・新宿(以上東京)・梅田・心斎橋(以上大阪)・仙台の計6店舗。但し店舗によって、扱うコレクションラインは異なる(下記の公式ウェブサイトを参照の事)。その他、セレクトショップでの扱いもある。