マルセル・イルハン

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Marsel Ilhan.jpg
マルセル・イルハン
基本情報
ラテン文字名 Marsel İlhan
国籍 トルコの旗 トルコ
出身地 ウズベキスタン・サマルカンド
居住地 トルコ・イスタンブル
生年月日 1987年6月11日(27歳)
身長 190cm
体重 78kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2006年
ツアー通算 0勝
シングルス 0勝
ダブルス 0勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2010)
全仏 2回戦(2011)
全英 2回戦(2010)
全米 2回戦(2009・11)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 87位(2010年1月17日)
ダブルス 564位(2009年5月25日)
2011年10月30日現在

マルセル・イルハンMarsel İlhan, 1987年6月11日 - )は、トルコの男子プロテニス選手。ウズベキスタンサマルカンドに生まれ、トルコのイスタンブルに在住している。2009年全米オープンにおいて、当地初の4大大会シングルス本戦出場を果たした。自己最高ランキングはシングルス87位、ダブルス564位。フォアハンド・ストロークのクロスコート・ショット(打つ側から見て、自分の右側から相手コートの左側へ放つショット)を得意にする選手。

来歴[編集]

イルハンは6歳からテニスを始め、幼少時代からエフゲニー・カフェルニコフロシア)に憧れて育った。2006年に19歳でプロ入りし、2007年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップのトルコ代表選手に選ばれる。2008年ウィンブルドン4大大会予選会に初出場。それから2009年ウィンブルドンまでは、5大会連続で予選1回戦止まりだった。2009年全米オープンで、イルハンは初めて予選3試合を勝ち抜き、トルコ人選手として史上初のシングルス本戦出場を成し遂げた。本戦1回戦でもクリストフ・ロクスベルギー)を 3-6, 6-3, 3-6, 7-5, 7-5 で破り、史上初のシングルス本戦勝利を成し遂げる。この快挙は男子ツアー公式サイトでも「イルハン、トルコに歴史を刻む」との賞賛を得た[1]。続く2回戦では、アメリカの長身選手ジョン・イスナーに 3-6, 4-6, 6-7(1-7) のストレートで敗れた。全米オープンの1か月後、イルハンは楽天ジャパン・オープンで来日する。予選2試合で日本近藤大生杉田祐一を連破して本戦入りし、本戦1回戦でガエル・モンフィスフランス)に敗退した。

2010年全豪オープンでも、イルハンは予選3試合を勝ち抜いて本戦入りした。本戦1回戦ではフランスのベテラン選手、セバスチャン・グロージャンを 6-4, 6-3, 7-5 のストレートで破り、前年度の全米に続いて2大会連続初戦突破を果たす。全豪の2回戦では、第11シードのフェルナンド・ゴンサレスチリ)に 3-6, 4-6, 5-7 のストレートで敗れた。全仏オープンでは予選で敗退したが、ウィンブルドンでは予選を勝ち上がり、1回戦を突破した。

2011年全仏オープンでは予選を勝ち上がり大会初出場を果たした。1回戦で故障明けのトミー・ハースドイツ)を 6-4, 4-6, 7-6(1), 6-4 で破り4大大会全てで初戦突破を果たした。

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2008 2009 2010 2011 2012 2013 通算成績
全豪オープン A LQ 2R 1R LQ LQ 1–2
全仏オープン A LQ LQ 2R LQ LQ 1–1
ウィンブルドン LQ LQ 2R LQ LQ A 1–1
全米オープン LQ 2R LQ 2R LQ LQ 2–2

脚注[編集]

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  1. ^ Ilhan Creates History For Turkey”. atpworldtour.com (2009年8月31日). 2010年1月20日閲覧。

外部リンク[編集]