マルガレーテ・フォン・ホラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
エノー女伯及びホラント女伯マルガレーテ

マルガレーテ・フォン・ホラントドイツ語:Margarethe (I.) von Holland1311年 - 1356年6月23日)は、神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世の2番目の皇后。エノー女伯ホラント女伯、ゼーラント女伯。エノー伯ギヨーム1世の長女。母ジャンヌはヴァロワ伯シャルルヴァロワ家の祖)の娘で、フランスフィリップ6世の妹。イングランドスティーブンの子孫にあたる。フランス語マルグリット(Marguerite)、オランダ語マルハレタ(Margaretha)。兄にエノー伯ギヨーム2世、妹にイングランド王エドワード3世の王妃フィリッパ・オブ・エノーがいる。

1324年に最初の妃ベアトリチェ・シフィドニツカに先立たれたルートヴィヒ4世と結婚した。1345年に兄ギヨーム2世が子供のないまま没したため、伯位を継承した。しかし、1350年ネーデルラントで派閥抗争が起こり、マルガレーテと次男のヴィルヘルムがそれぞれ擁立された。1354年に和睦、ホラント、ゼーラントはヴィルヘルムに譲渡、エノーはマルガレーテの手元に残された。

1356年のマルガレーテの死により、エノーもヴィルヘルムが手に入れたが、1357年に精神に異常をきたし、代わりにマルガレーテの三男アルブレヒトが摂政としてネーデルラントを統治した。

子女[編集]

  1. マルガレーテ(1325年 - 1374年)
    1. 1351年、ブダでスラヴォニア公シュテファンと結婚
    2. 1357年/1358年、ゲルラッハ・フォン・ホーエンローレと再婚
  2. アンナ(1326年頃 - 1361年6月3日) - 下バイエルン公ヨハン1世と結婚
  3. ルートヴィヒ(1328年 - 1365年) - 上バイエルン公ブランデンブルク辺境伯(後に選帝侯) 
  4. エリーザベト(1329年 - 1402年8月2日)
    1. 1350年、ヴェローナ領主カングランデ2世デッラ・スカラと結婚
    2. 1362年、ヴュルテンベルク伯ウルリヒと再婚
  5. ヴィルヘルム(1330年 - 1389年) - 下バイエルン=シュトラウビング公エノー伯ホラント伯ゼーラント伯
  6. アグネス(1335年 - 1352年) 
  7. アルブレヒト(1336年 - 1404年) - 下バイエルン=シュトラウビング公、エノー伯、ホラント伯、ゼーラント伯
  8. オットー(1340年 - 1379年) - 上バイエルン公、ブランデンブルク選帝侯
  9. ベアトリクス(1344年 - 1359年) - スウェーデンエリク12世
  10. ルートヴィヒ(1347年 - 1348年)
エノー伯およびホラント伯の紋章
先代:
ウィレム4世
ホラント伯ゼーラント伯
1345年 - 1354年
ルートヴィヒ4世と共同統治
(1345年 - 1347年)
次代:
ウィレム5世
先代:
ギヨーム2世
エノー伯
1345年 - 1356年
ルートヴィヒ4世と共同統治
(1345年 - 1347年)
次代:
ギヨーム3世