マリオン・ジマー・ブラッドリー

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マリオン・ジマー・ブラッドリーMarion Zimmer Bradley1930年6月3日 - 1999年9月25日)は、アメリカ小説家SF作家ファンタジー作家、編集者

活動と評価[編集]

歴史上の伝説に題材を採り女性主人公の視点から描くことで、男性本位や西欧キリスト教的な歴史通念・世界観とは異なる視点を提供する作品を書いていることでも知られる。

代表作に『ダーコーヴァ年代記』『アヴァロンの霧』など。『アヴァロンの霧』でローカス賞ファンタジーノベル部門を受賞している。

日本ではその多くが創元推理文庫またはハヤカワ文庫から刊行されているが、2007年現在その多くが絶版となっている。

編集者でもあり、『ファンタジーマガジン』の編集などに携わった。

作品一覧[編集]

  • 『宇宙の秘密の扉』 The Door Through Space (久保書店QTブックス
  • ダーコーヴァ年代記
    地球から遠く離れた惑星ダーコーヴァ ("Darkover") に不時着した人類と、そこに生まれた独自の文化の形成と崩壊を描く大河ドラマ的SF小説。『どちらかと言えばファンタジー』という評価もある。下記リストの他に、ブラッドリー自身の著作を含むアンソロジーが多数発表されている。
    • The Sword of Aldones, 1962年
      『オルドーンの剣』創元推理文庫東京創元社(以下同じ)、大森望訳、1987年
    • The Planet Savers, 1962年
      『惑星救出計画』 - 創元推理文庫(大森望訳、1986年
    • The Bloody Sun, 1964年、1979年改稿
      『宿命の赤き太陽』創元推理文庫(浅井修訳、1986年)
    • Star of Danger, 1965年
      『はるかなる地球帝国』 - 創元推理文庫(阿部敏子内田昌之訳、1986年)
    • Winds of Darkover 1970年
      『炎の神シャーラ』 - 創元推理文庫(赤尾秀子訳、1987年)
    • The World Wreckers 1971年
      『惑星壊滅サービス』 - 創元推理文庫(中村融訳、1987年)
    • Darkover Landfall, 1972年
      『ダーコーヴァ不時着』 - 創元推理文庫(細美遥子宇井千史訳、1987年)
    • The Spell Sword, 1974年
      『カリスタの石』 - 創元推理文庫(阿部敏子訳、1987年)
    • The Heritage of Hastur, 1975年
      『ハスターの後継者 上/下』 - 創元推理文庫(古沢嘉通訳、1987年)
    • The Shattered Chain, 1976年
      邦訳は第一部と第二部&第三部が別タイトルで刊行されている。
      『ドライ・タウンの虜囚』 - 創元推理文庫(中原尚哉訳、1987年)
      『ヘラーズの冬』 - 創元推理文庫(氷川玲子・宇井千史訳、1987年)
    • The Forbidden Tower, 1977年
      『禁断の塔 上/下』- 創元推理文庫(浅井修訳、1988年
    • Stormqueen, 1978年
      『ストームクイーン 上/下』 - 創元推理文庫(中村融・内田昌之訳、1988年)
    • Two to Conquer, 1980年
      『キルガードの狼 上/下』 - 創元推理文庫(嶋田洋一訳、1988年)
    • Sharra's Exile, 1981年(The Sword of Aldone の改訂版)
      (未邦訳)
    • Hawkmistress, 1982年
      『ホークミストレス 上/下』 - 創元推理文庫(氷川玲子・中原尚哉訳、1988年)
    • Thendara House, 1983年
      (未邦訳)
    • City of Sorcery, 1984年
      (未邦訳)
    • The Heirs of Hammerfell, 1989年
      (未邦訳)
    • Rediscovery, 1993年、Mercedes Lackeyとの共著
      (未邦訳)
    • Exile's Song 1996年、Adrienne Martine-Barnesとの共著
      (未邦訳)
    • The Shadow Matrix, 1998年、Adrienne Martine-Barnesとの共著
      (未邦訳)
    • Traitor's Sun, 1999年、Adrienne Martine-Barnesの著作
      (未邦訳)
    • Fall of Neskaya, 2001年、Marion Zimmer Bradley, Deborah J. Ross
      (未邦訳)
    • Zandru's Forge, 2003年、Marion Zimmer Bradley, Deborah J. Ross
      (未邦訳)
    • Flame in Hali, 2004年、Marion Zimmer Bradley, Deborah J. Ross
      (未邦訳)
    • The Alton Gift, 2007年、Marion Zimmer Bradley, Deborah J. Ross
      (未邦訳)
    • Falcons of Narabedla(ダーコーヴァ年代記と世界観を共有する作品)
      外伝『ナラベドラの鷹』 - 創元推理文庫(宇川真実子訳、1987年)
    • The Door Through Space(ダーコーヴァ年代記と世界観を共有する作品)
      外伝『時空の扉を抜けて』 - 創元推理文庫(山本圭一訳、1987年)
  • アヴァロンの霧
    アーサー王伝説をベースに、『妖精のモーゲン』の視点から物語を見つめ直したフェミニズムファンタジー小説。女性中心の土着信仰、新しい信仰に侵蝕されていく古い世界、と言う作者独特のモチーフを、地球上の伝承に題材を採ることでより明確に表現した作品。
    1. 『異教の女王』 - ハヤカワ文庫早川書房(以下同じ)、岩原明子訳、1988年)
    2. 『宗主の妃』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1988年)
    3. 『牡鹿王』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1988年)
    4. 『円卓の騎士』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1989年)
  • ファイアーブランド - トロイアの王の娘にして古代信仰の巫女、そしてアポロンの巫女でもある、王女カッサンドラーの半生と、トロイア戦争の終焉までを描くファンタジー小説。トロイ戦争の顛末と、女性主導の古代の大地信仰が失われていく様を、丁寧に描く。
    1. 『太陽神の乙女』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1991年
    2. 『アプロディーテーの贈物』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1991年)
    3. 『ポセイドーンの審判』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1991年)
  • 聖なる森の家
    1. 『白き手の巫女』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1994年
    2. 『竜と鷲の絆』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1994年)
    3. 『希望と栄光の王国』 - ハヤカワ文庫(岩原明子訳、1995年

外部リンク[編集]