マラカナンの悲劇
| 大会名 | 1950 FIFAワールドカップ | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 開催日 | 1950年7月16日 | ||||||
| 会場 | エスタジオ・ド・マラカナン(リオデジャネイロ) | ||||||
| 主審 | |||||||
| 観客数 | 199,854人 | ||||||
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← 1938
1954 →
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マラカナンの悲劇またはマラカナッソ(西: Maracanazo, 葡: Maracanaço)は、1950年7月16日にリオデジャネイロのエスタジオ・ド・マラカナンで行われた、FIFAワールドカップ・ブラジル大会の決勝リーグ第3戦、ブラジル対ウルグアイの試合でブラジルが優勝を逃したことを指す通称である。
目次 |
経過 [編集]
決勝リーグ第2戦まで [編集]
開催国として悲願の初優勝を目指すブラジルは、1次リーグを2勝1分で突破した。
決勝リーグにはブラジルの他、ウルグアイ、スウェーデン、スペインが進出した。ブラジルは同リーグでスウェーデンを7-1、スペインを6-1の大差で退けていた。これに対し、ウルグアイはスウェーデンには勝ったもののスペインには引き分け、1勝1分となっていた。つまり、ブラジルはウルグアイに対し引き分け以上であれば優勝が決まる状況にあった。
最終戦を残しての順位は以下の通り。
| 順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 2 | 2 | 0 | 0 | 13 | 2 | +11 | |
| 2 | 3 | 2 | 1 | 1 | 0 | 5 | 4 | +1 | |
| 3 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 3 | 8 | -5 | |
| 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 | 10 | -7 |
- 当時の勝ち点は勝利2、引分1、敗戦0
最終戦 [編集]
| 1950年7月16日 15:00 BRT (UTC-3) |
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| ウルグアイ |
2 - 1 | エスタジオ・ド・マラカナン(リオデジャネイロ) 観客数: 199,854人[1] 主審: |
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| スキアフィーノ ギジャ |
レポート | フリアカ |
ブラジル対ウルグアイの会場エスタジオ・ド・マラカナンには199,854人の観客が集まった。この試合でブラジル代表は初めて白のホームユニフォームを着て挑んだ。
後半開始2分にフリアカのゴールでブラジルが先制しブラジルの優勝が決まったかと思われた。ところがウルグアイは後半21分にスキアフィーノが同点ゴール、後半34分にギジャが逆転ゴールを決め、そのまま試合終了。この結果、ウルグアイが3大会ぶり2回目の優勝を達成した。
会場は水を打ったように静まり返り、自殺を図る者まで現れた。結局2人がその場で自殺し、2人がショック死、20人以上が失神し、ブラジルサッカー史上最大の事件となった。この事件を忘れるため、ブラジル代表はその後ユニフォームを黄色(カナリア色)に変更。以後、白いユニフォームの着用を避け続けることになる。
当時は人種差別がまだ激しい時代だった。敗戦による観客の怒りは出場していた3人の黒人選手に向けられ、特にGKのモアシール・バルボーザは死ぬまで疫病神扱いされてしまった。
当時9歳だったペレがこの試合後落ち込んでいた父親を「悲しまないで。いつか僕がブラジルをワールドカップで優勝させてあげるから」と励ましたというエピソードが知られている。その言葉通り、8年後のFIFAワールドカップ・スウェーデン大会にて17歳ながら代表となり、6得点を挙げてブラジルのワールドカップ初優勝に大きく貢献した。
最終結果 [編集]
最終順位は以下の通り。
| 順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | 5 | +2 | |
| 2 | 4 | 3 | 2 | 0 | 1 | 14 | 4 | +10 | |
| 3 | 2 | 3 | 1 | 0 | 2 | 6 | 11 | -5 | |
| 4 | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 4 | 11 | -7 |
脚注 [編集]
- ^ “FIFA World Cup superlatives (pdf)”. FIFA.com. 国際サッカー連盟. pp. 5. 2011年3月1日閲覧。
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