マミラピンアタパイ

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マミラピンアタパイ(Mamihlapinatapai ときにmamihlapinatapeiとも書かれる)(IPAによる発音)はティエラ・デル・フエゴ諸島のヤーガン語由来の言葉。ギネス・ブックに「最も簡潔な言葉」であり、最も翻訳の困難な言葉として登録された[1]。この単語を使うと「二人の人間が自分から言いたくはないがお互いが欲している何かを他方が伝えてほしいと両者が望んでいる状態」を表すことができる。

ボランティアのジレンマを説明するときに用いられることがある[2]

また、この言葉は「Defining the World」にも載っている[3]。サミュエル・ジョンソンが、簡潔でありながら、かつ精確に言葉を定義することの困難に直面したことについて論じたものだ。

この言葉は、再帰/受動の接頭辞である ma- (母音の前では mam- )、「次にどうすればよいのか途方に暮れる」という意味である語根 ihlapi 、状態を表す接尾辞 -n 、到達を表す接尾辞 -ata 、 両数を表す接尾辞 -apai から成っている。再帰の mam- には互換という意味もある。

脚注[編集]

  1. ^ Matthews, P. (ed.). 1992. The Guinness Book of Records 1993.
  2. ^ Fisher, L., p76, Rock, Paper, Scissors: Game Theory in Everyday Life, 2008.
  3. ^ Hitchings, H., p92, Defining the World, Farrar, Strauss, and Giroux, New York, 2005.

外部リンク[編集]