マニアックマンション
『マニアックマンション』(Maniac Mansion)は、1988年にルーカスフィルム(現・ルーカスアーツ)によって制作・販売されたパソコン向けアドベンチャーゲーム。主人公デイブと、個性豊かな特技を持った仲間たちを操作し、マッドサイエンティストの館に囚われたデイブの恋人のサンディを救出するアドベンチャー。後に株式会社ジャレコからFC移植版が発売された。
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概要[編集]
1970年代、アドベンチャーゲームの始祖『アドベンチャー』の登場を皮切りに、グラフィック表示なしで文字の直接入力のみでゲームを進行させるいわゆるテキストアドベンチャーが盛んに制作され始めた。1980年代に入ると『ミステリーハウス』に代表される、文字入力のシステムにグラフィック表示を組み合わせたグラフィックアドベンチャーが登場。
その後、新たな方向性が模索された末に『kings Quest』が発売された。三人称視点にしてグラフィック内にキャラクターを表示し、そのキャラクターを直接操作していくという、現在の3Dアドベンチャーゲームの基礎ともいえる手法がこのゲームによって確立されることとなった。その手法を踏まえつつ、マウスだけでの快適な操作を実現したのがPC版『マニアックマンション』である。
様々な特技を持った主人公の仲間の中から2人を選び、キャラクターを切り替えながら調査を進めるマルチプレイヤーシステムを採用している点も特徴的で、どの仲間を連れて行ったかにより、謎の解き方やエンディングが微妙に異なってくる仕様となっている。演出やシナリオ面ではブラックユーモアが織り交ぜられているが、難易度は高い。
米国国内ではNESにも移植されている。また1988年にジャレコにより日本国内向けにFC移植版が発売されたが、NES版と異なりグラフィックが全面的に描き換えられ、バッテリーバックアップ式だった国外版と変わってパスワード形式でのデータ保存となっている。
ストーリー[編集]
今から20年前、とある丘の上の館に温厚な医者が住んでいた。しかしある日、一筋の流れ星が彼の館の近くに落ちてから、館の主Dr.フレッドは人が変わったかのように地下室に篭り、怪しげな研究に没頭するようになる。近所の人々はその様子を見て恐れおののき、館の名を狂気の館、『マニアックマンション』と呼び習わすようになった。ひょんなことからマニアックマンションに迷い込んだ主人公デイブの恋人、サンディを救うため、デイブと仲間たちの命がけの救出作戦が始まる。
登場人物[編集]
日本で発売された移植版では全てひらがな表示となっており、人名も同様である。デイブの他に、仲間の中から2人を選び、キャラを切り替えてそれぞれの特技を活かしながらゲームを進めていく。
- デイブ(でいぶ)
- 主人公だが特に特技が無い。
- バーナード(ばーなーど)
- 名誉ある科学部部長。
- マイケル(まいける)
- 有名な賞を取った写真家。
- シド(しど)
- プッツン切れた音楽家。
- ウェンディ(うぇんでぃ)
- 有名な小説家になるのが夢。
- ジェフ(じぇふ)
- サーファー。
- ラザー(らざー)
- パンクバンドのボーカル。
- サンディ(さんでぃ)
- デイブの恋人。マニアックマンションに迷い込み囚われの身となってしまう。
- Dr.フレッド(Dr.ふれっど)
- マニアックマンションの主で医者。家の近くに流れ星が落ちてから、人が変わったかのように怪しげな研究に没頭しだす。
- エドナ(えどな)
- Dr.フレッドの妻。元看護婦。
- エド(えど)
- Dr.フレッドとエドナの息子。父親に反抗している。
- グリーンテンタクル(ぐりーんてんたくる)、パープルテンタクル(ぱーぷるてんたくる)
- 屋敷に棲むタコ足の生物。
- メテオポリス(めておぽりす)
- 宇宙の平和を守る警察官。メテオを追っている。
- メテオ(めてお)
- メテオポリスによって指名手配されている凶悪犯罪者。
攻略本[編集]
- マニアックマンション完全攻略テクニックブック
- ワークハウス編、徳間コミュニケーションズ
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ルーカスアーツアドベンチャーアイランド 個人運営によるルーカスアーツ制作のアドベンチャーゲーム紹介サイト。