マナヅル
| マナヅル | |||||||||||||||||||||||||||
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マナヅル Grus vipio
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| 保全状況評価[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||
| VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Grus vipio Pallas, 1811 | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| マナヅル | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| White-necked crane White-neped crane |
マナヅル(真鶴、真名鶴[3]、Grus vipio)は、鳥綱ツル目ツル科ツル属に分類されるツル。
目次 |
分布 [編集]
大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、モンゴル北東部、ロシア南東部[4][5]
夏季に中華人民共和国北東部、モンゴル北東部、アムール川・ウスリー川流域で繁殖し、冬季になると日本、朝鮮半島(東部個体群)、長江下流域(西部個体群)ヘ南下し越冬する[4][5][6]。日本では主に出水平野に越冬のため飛来(冬鳥)する[4][5][6]。
形態 [編集]
全長120-153センチメートル[5]。全身の羽衣は灰色や暗灰色[5]。頭頂から喉、後頸にかけての羽衣が白い[4][6]。嘴基部は黒い剛毛で被われる[4]。耳孔を被う羽毛(耳羽)は暗灰色[5]。耳孔後方から側頸、前頸、下面にかけての羽衣は暗灰色や濃灰色[4][5]。雨覆は灰白色[6]。初列風切や次列風切の羽先は黒い[5]。三列風切は長く、色彩は白[4][5]。
眼の周囲から嘴基部にかけて羽毛が無く、赤い皮膚が裸出する[4][5]。虹彩は橙色や橙黄色[5][6]。嘴は黄緑色や暗黄緑色[5][6]。後肢は淡赤色や暗赤色[5][6]。気管は胸骨(竜骨突起)の間を曲がりくねる[5]。
幼鳥は頭部から後頸の羽衣が褐色で、雨覆が褐色みをおびる[6]。
生態 [編集]
湿原や低地の草原などに生息し[5]、渡りの途中や越冬地では河川や干潟、農耕地にも飛来する[4]。
食性は雑食で、魚類、昆虫、カエル、植物の茎、葉、種子などを食べる[4][6]。
繁殖形態は卵生。湿原や低地の草原に草を組み合わせた巣を作り、5月に1回に2個の卵を産む[4][5][6]。雌雄交代で抱卵し[5]、抱卵期間は28-33日[6]。生後2-3年で性成熟する[6]。
人間との関係 [編集]
食物とされたこともあり、和名の「な」は食用を意味する古語[3]。和名の「ま」は「標準的な」の意[3]。
農作物を食害する害鳥とみなされることもある。日本の出水平野では政府により土地の買収や被害補償などの対策がとられているが[4]、一方で農業被害による地元住民との軋轢もある[6]。
繁殖地での野焼きや開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している[4]。越冬地でも出水平野では他種も含め多数の個体が飛来し過密状態になっていることから伝染病の感染、鄱陽湖では三峡ダム建設に伴う水位変化によって生息数の減少が懸念されている[4]。出水平野では穀物や魚類を給餌している[4]。出水平野は1952年に「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に、1987年には出水・高尾野鳥獣保護区として国の自然保護区に指定されている[6]。
画像 [編集]
脚注 [編集]
- ^ CITES homepage
- ^ The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2012. Grus vipio. In: IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1.
- ^ a b c 安部直哉 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』、山と渓谷社、2008年、300-301頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、92、192-193頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、28、33-34、159頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 環境省 自然環境局 生物多様性センター
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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