マトリックス・リローデッド
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| マトリックス・リローデッド THE MATRIX RELOADED |
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|---|---|
| 監督 | ラリー・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー |
| 製作 | ブルース・バーマン グラント・ヒル アンドリュー・マーソン アンディ・ウォシャウスキー ラリー・ウォシャウスキー |
| 脚本 | ラリー・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー |
| 出演者 | キアヌ・リーヴス キャリー=アン・モス ローレンス・フィッシュバーン モニカ・ベルッチ ジェイダ・ピンケット=スミス ヒューゴ・ウィーヴィング |
| 音楽 | ドン・デービス |
| 撮影 | ビル・ポープ |
| 編集 | ザッハ・シュテンベルク |
| 配給 | ワーナー・ブラザーズ |
| 公開 | 2003年5月15日 2003年6月7日 |
| 上映時間 | 138分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | 7億3500万ドル(全世界) 2億8100万ドル 110億円 |
| 前作 | マトリックス |
| 次作 | マトリックス・レボリューションズ |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『マトリックス・リローデッド』(The Matrix Reloaded) は、2003年のアメリカ映画。
1999年に公開されたSF映画『マトリックス』の続編(第2作)であり、完結編の『マトリックス・レボリューションズ』に続く。
ジー役は当初アリーヤを配役して撮影を進めていたが、完成前に彼女が事故死したために、この役はノーナ・M・ゲイが代わって制作された。
監督・脚本はウォシャウスキー兄弟。ワーナー・ブラザーズ配給。
2003年5月15日、北米で公開された。その約半月後に世界中でも公開された。日本公開は6月7日。
『マトリックス・リローデッド』は全米で2億8100万ドル、全世界で7億3500万ドルの興行収入を記録する大ヒットを起こした。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概要
本作は映画撮影技術、視覚効果の予算は第一作を上回っており、何人かのファンは第三作のアクション、ストーリー、哲学的な要素はさらにこれを上回るだろうと見解した。
リローデッドは、アメリカで公開初日に4250万ドルの興行収入を記録し、2002年5月にスパイダーマンが記録した3940万ドルを越え、全米の公開初日の興行収入の新記録を樹立した。
前編のマトリックスの登場人物のほとんどは、リローデッドにも続けて出演している。また、リローデッドにはメロビンジアンなどの多くの新しい登場人物が出演している。また、第一作で紹介されたザイオンがリローデッドでついに登場する。
この映画は、戦闘シーンが多いためと、ユダヤ、キリスト、イスラムの3つの一神教に関連した人類の起源の話題が多いためにエジプトで上映禁止になった。エジプトのメディアは、リローデッドはシオン(エルサレム)をモデルにしたザイオンが登場し、それが悪に破壊されるため、シオニズムを助長する映画だとクレームをつけた。
[編集] ストーリー
第一作と第三作のあらすじは『マトリックス』と『マトリックス・レボリューションズ』を参照、また作品世界の前提となる世界観は『アニマトリックス』を参照。本項では「マトリックス」シリーズ三部作の中間に位置するリローデッドにのみ焦点を当て、この大まかな展開を述べる。
マトリックス・リローデッドは、コンピュータに支配された未来の世界でマトリックス(仮想現実)と現実の世界を舞台に、人類とコンピューターとの戦いを描く。なお多くの人はコンピュータに支配されていることすら認識しておらず、全ての人間がコンピュータを介して共通の「夢のような仮想現実世界」に暮らしていることすら気付いてはいない。前作『マトリックス』で1990年代のような世界に暮らしていたハッカーのネオが、自分が現実だと思い込んでいたマトリックス世界から抜け出し(実質的には切り捨てられ)、「コンピュータに支配され、電源としてのみ利用され続ける人類」という悪夢のような現実と対面、人類をコンピュータの支配から解き放つ「予言された救世主」としての開眼を経て、宿敵エージェント・スミス(AI)を打ち倒した。
本作での物語は、現実世界での立場を得たネオが再びマトリックスの悪夢に悩まされる所から始まる。マトリックス世界では自身の能力により無限ともいえる力を得たネオではあったが、現実世界ではトリニティーやモーフィアスらに救世主として信頼をされるも、逆にネオにとっては彼らこそが自分の存在理由であり、彼らを失うことに怯えるナイーブな青年だったのだ。
この中で現実世界に生き残ったわずかばかりの人類の最後の砦とも言える地下世界「ザイオン」では、一つの重大な問題が持ち上がっていた。ザイオンはかねてより宿敵であったマトリックスを支配するコンピュータに対しホバークラフトシップを駆使してのゲリラ戦を挑んでいたが、遂にコンピュータ側はザイオンへの直接攻撃のため、センチネルと呼ばれるロボット25万体もの大群による殲滅作戦を決行したことが明らかとなった。
対応の遅れたザイオン側に残された時間は72時間を切っており、一刻の猶予も無い。その中でネオ達は生き残りを賭してマトリックス内に潜入、仮想世界で反マトリックス勢力の精神的支柱ともなっているオラクルに会見、更に彼女の側近であるセラフに導かれ、人間を搾取するために作られたマトリックス世界のもう一つの姿、コンピュータ自身の中で無秩序に広がった仮想世界が、実はコンピュータ自身の意思決定能力にすら影響する精神世界の延長であるという真実に触れていくことになる。
その中で、ネオは「予言された救世主」ではなく「プログラムされ予定された救世主」で、またザイオンですらもマトリックス世界の破局を予防するために「アーキテクト」によって企画された存在であることを知らされる。現実世界では攻撃ロボットのセンチネルの大群がザイオンに迫っていた。ネオは、自分の属している現実世界や親しい人たちか、それとも人類を生かしてより完成されたマトリックスへの変化の礎となるかの選択を迫られ、続編『マトリックス・レボリューションズ』へと物語が続く。
[編集] 撮影
撮影は主にオーストラリアシドニーのフォックス・スタジオ・オーストラリアにおいて、続編『マトリックス・レボリューションズ』と同時進行で行われた。高速道路でカーチェイスを行う場面はアメリカカリフォルニア州アラメダの使用されなくなったアラミダ海軍退役軍人飛行場で撮影され、この映画を撮影するためだけに古い滑走路上に約2.5キロにも及ぶ高速道路を造った。この大規模なセットは後にテレビ番組「怪しい伝説」に検証されたほどである。また、短いトンネルの部分はカリフォルニア州オークランドとアラミダを結ぶウェブスターチューブで撮影され、基地内の航空機格納庫では編集作業も行われた。高速道路の場面中、2台のフォード・トーラスと1台のダッジ・ラム、ダッジ・ストレイタスが一瞬登場するものの、それ以外の自動車は全てゼネラルモーターズ製である。そのうちカーチェイスに参加した自動車にはトリニティの運転するキャデラック・CTS、敵のザ・ツインズが運転するキャデラック・エスカレード EXT、パトカーには数台のシボレー・インパラ、シボレー・カプリスが使われた。後に追加された車種としてオールズモビル・イントリーグ、オールズモビル・オーロラ、シボレー・タホ、アウディ・A8、三菱・マグナ、レクサス・ESなども登場している。
カーチェイスを撮影するべく条件に合う高速道路を探していたとき、撮影のため道路を封鎖して貸しきる事が出来る道路としてオハイオ州アクロンにある環状線オハイオ州道59号線を見つけたが、プロデューサーが「撮影を始める度に車をスタート位置に配置する時間が莫大にかかる」としたことから、ゼロから高速道路を造ることになった。その後この環状線は劇中のカーチェイスの最後にあった、2台のセミトレーラトラックが正面衝突するとどうなるかを検証するためにテレビ番組「怪しい伝説」で使用された。
また、それらセットに使用された大量の資材はメキシコの低所得者向け住宅の木材として送るなど97%が再利用された。
[編集] 著作権
著作権を侵害しコピーしたファイルが公開から約2週間後にはインターネット上に出現した。このファイルは映画館に高精度のデジタルビデオカメラを持ち込み、スクリーンを丸ごとズームして撮るという古典的な手法でデジタル化され、それがネット上にファイル共有ソフトなどで違法に配布された。このファイルに翻訳した字幕を付け、自分のハンドルネームをナンバリングして再配布する者も多かった。
[編集] DVD
2003年に日本で発売された本作のDVDのオリジナル音声と日本語吹替え音声ではサラウンドミックスに違いがある。ネオがセラフにオラクルの場所まで案内され、オラクルとの会話が終わりエージェント・スミスが登場するシーンでは、オリジナル音声はセンタースピーカーからスミスの声が出るが、日本語吹替え音声はリアスピーカーから声が出る。また、新エージェント達の日本語吹替えの配役ミスがあるシーンがある。
[編集] スタッフ
- 監督 - ラリー・ウォシャウスキー / アンディ・ウォシャウスキー
- 配給 - ワーナー・ブラザーズ
- 脚本 - ラリー・ウォシャウスキー / アンディ・ウォシャウスキー
- 音楽 - ドン・デービス
- カメラ - ビル・ポープ
- 編集 - ザッハ・シュテンベルク
- 視覚効果 - ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス
- 製作 - ブルース・バーマン / グラント・ヒル / アンドリュー・マーソン / アンディ・ウォシャウスキー / ラリー・ウォシャウスキー
[編集] 登場人物
詳細は「マトリックスの登場人物一覧」を参照
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語版1 | 日本語版2 |
|---|---|---|---|
| ネオ(トーマス・アンダーソン) | キアヌ・リーブス | 小山力也 | 森川智之 |
| モーフィアス | ローレンス・フィッシュバーン | 玄田哲章 | 内海賢二 |
| トリニティ | キャリー=アン・モス | 日野由利加 | 戸田恵子 |
| エージェント・スミス | ヒューゴ・ウィーヴィング | 中田和宏 | 大塚芳忠 |
| ナイオビ | ジェイダ・ピンケット=スミス | 本田貴子 | 深見梨加 |
| オラクル | グロリア・フォスター | 此島愛子 | 片岡富枝 |
| パーセフォニー | モニカ・ベルッチ | 大坂史子 | 塩田朋子 |
| ロック司令官 | ハリー・レニックス | 石塚運昇 | 菅生隆之 |
| メロビンジアン | ランバート・ウィルソン | 中村秀利 | 江原正士 |
| キー・メーカー | ランドール・ダク・キム | 仲野裕 | 辻親八 |
| ザ・ツインズ | ニール&エイドリアン・レイメント | ? | 福山廉士 |
| セラフ | コリン・チョウ | 辻谷耕史 | 家中宏 |
| ジー | ノーナ・ゲイ | 朴璐美 | 引田有美 |
| ハーマン評議員 | アンソニー・ザーブ | 村松康雄 | 麦人 |
| キッド | クレイトン・ワトソン | 緑川光 | 石田彰 |
| ベイン | イアン・ブリス | ? | 蓮池龍三 |
| ティラント | フランキー・スティーブンス | 沢木郁也 | ? |
| ソーレン | スティーブ・バストーニ | 佐々木勝彦 | 若本規夫 |
| アイス | ケリー・バトラー | 吉沢希梨 | ? |
| アジャックス | シェイン・C・ロドリゴ | 松本大 | ? |
| ベクター | ドン・バッテ | 石住昭彦 | ? |
| ゴースト | アンソニー・ウォン | 二又一成 | 駒谷昌男 |
| コラプト | ポール・コッター | 保村真 | ? |
| ウルム | テレル・ディクソン | 斉藤瑞樹 | ? |
| リンクの姪 | アリマ・アシュトン=シェイブー | 黒葛原未有 | ? |
| カズ | ジーナ・トレス | 唐沢潤 | ? |
| ディラード | ロビン・ネビン | 沢田敏子 | ? |
| アーキテクト | ヘルムート・バカイティス | 有本欽隆 | 中村正 |
| バラード | ロイ・ジョーンズ・ジュニア | 楠大典 | ? |
| リンク | ハロルド・ペリノー・ジュニア | 大川透 | 鳥海勝美 |
| エージェント・トンプソン | マット・マッコーム | ? | 斎藤志郎 |
- 日本語版1:DVD版
[編集] 関連項目
- マトリックス
- マトリックス・レボリューションズ
- アニマトリックス(THE ANIMATRIX)
- エージェント (マトリックスの登場人物)
- モーフィアス
- ネオ
- シミュレーテッドリアリティ
[編集] 外部リンク
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