マトリックスの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

マトリックスの登場人物一覧は、映画『マトリックス』、『マトリックス・リローデッド』、『マトリックス・レボリューションズ』、OVAアニマトリックス』、ビデオゲームENTER THE MATRIX』に登場する人物たちの一覧を記述している。

ネブカドネザル号[編集]

ネオ(トーマス・A・アンダーソン)[編集]

表向きは、大手ソフト会社のコンピュータープログラマーとして働いている好青年。裏の顔は数々のコンピューター犯罪を犯していたクラッカー。日々の生活の中、現実に違和感を覚え、何者かも知らないままにモーフィアスに近づこうとし、そのために、エージェントに狙われる。それらをきっかけとして、本当の現実の姿を知り、そこにある人類の存亡を賭けた戦いへと身を投じていく。

THE MATRIX
仮想世界に住んでいて優秀なプログラマーだったが、裏の顔はネオとして電脳犯罪を犯していた。モーフィアスとコンタクトを取ろうとしたためエージェントに目を付けられ、追跡プログラムを仕込むための囮として捕縛される。その後モーフィアスと出会い、選択を迫られた末に、現実世界の住人となる。オラクルとの会話から自分が救世主ではない事を悟るが、エージェントとの戦いで自分の意識がマトリックスの法則を突き破りかけている事を感じ、徐々に彼自身「自分が救世主ではないか」と信じ始める。仮想世界でエージェントとの戦いの末、彼は撃ち殺される。その時トリニティーの愛によって蘇生し救世主として覚醒、スミスを倒す。救世主の能力とはマトリックスの情報を分解し、自分の望むとおりに書き換える事で自分の意識が届く範囲に対してマトリックスを操作する事であり、エージェントがマトリックスを支配できるなら、自分はマトリックスを無視できる事である。彼はその力を駆って、マトリックスにつながっている人類たちにマシンたちへの宣戦布告を呼びかける。
RELOADED
救世主として覚醒した為、楽々とエージェントと戦える絶大な力を手に入れ、空も飛べるアノマリー(異常情報体)となる。再びオラクルに会い、トリニティーが危機に陥る予知夢を見ている。ザイオンの破局を防ぐためにソースへ至ろうとするが、たどり着いたメインフレームにおいてアーキテクトから衝撃的な事実を知らされる。救世主とはマトリックスを完全なものに近づける為に進化の閉塞に至ったマトリックスをリロード(再構築)し、それまでの情報を反映した、ヴァージョンアップした状態で新たにマトリックスの世界を始める役目を負った、ただのプログラムである。自分のような救世主が過去に5人いた。ザイオンの破滅による人類生存とトリニティーの救出を救う道を選ぶ。
REVOLUTIONS
マトリックスと機械世界の間の駅に監禁されていた所を、トリニティーに助けられる。ナイオビから譲り受けたロゴス号でマシンシティを目指すものの、道中で密航していたスミス/ベインと戦い、眼を焼かれる。覚醒して電子の流れ(ただし「電子の流れ」と思われる光が写っているシーンでは雷が描写されないなど疑問点が残る)が見えると、スミスの存在を感じ取る事が出来、ベインを撃退する。その後、センチネルの追撃を振り切りマシンシティの心臓部に向かうが、制御不能に陥ったロゴス号がマシンシティ構造物と衝突し、その際トリニティーを失う。悲しみを乗り越え最深部に向かうと、マシン達の統合知性体デウス・エクス・マキナとの間にスミスを倒すかわりにザイオンを見逃し、人類を解放し、戦争を終わらせる取り引きを交わす。仮想世界では、大雨の中スミスと最終決戦を繰り広げる。戦闘の最中、勝利を確信したスミスの放った一言を聞き、スミスの中に同化されきっていないオラクルがまだ存在している事、スミスの不可解な復活に始まる一連の出来事が全て、人類・マシン双方にとって脅威となる存在を作為的に生み出す事によって、戦争を終わらせる為のオラクルの計画であった事を理解し、自らスミスにわざと同化される事で、外部からのアクセスが不可能になっていたスミスへの進入口を作り出し、デウス・エクス・マキナによってスミスもろともに消去プログラムによって破壊される。人類とマシンの戦争はここに終結し、彼は厳かにマシンシティの摩天楼の中に消えていった。

モーフィアス[編集]

伝説的なハッカーであり、仮想世界の中では最も危険なテロリストということになっている。最後の人類の街(ザイオン)に属する工作船・ネブカドネザル号の船長。救世主の存在を頑に信じ、ついにネオを探し出す。ネオが救世主であると信じきれないザイオンの幹部から煙たがられ、やがて孤立する。マトリックスに入り共に戦う戦士たちや、他の船長からの信頼は厚い。

THE MATRIX
ネブカドネザル号の船長で、ネオたちの父親的存在。オラクルの予言による救世主伝説を信じている。ネオに赤の薬を飲ませ現実世界へと導き、ネオに柔術や仮想世界での戦い方を覚えさせる。サイファーの裏切りで、エージェントに拘束され拷問を受けるが、ネオとトリニティーによって助けられる。
RELOADED
救世主探しの旅を終え、ネオの使命を果たすために命がけでサポートし、エージェントやメロビンジアン配下のツインズと激闘を繰り広げる。昔の恋人(ナイオビ)がロック司令官と付き合っているためか、彼とは犬猿の仲。予言を信じる彼の信念は、本作の終盤で大きな試練を迎える。
REVOLUTIONS
ネオを救うために、メロビンジアンが潜む地下クラブにトリニティーとセラフの三人で殴りこむ。マトリックス内のオラクルへも予言への疑義を口にするも、ネオとトリニティーが信じる道を後押しする事を決意。ザイオンを救うために、ナイオビのハンマー号の操縦をサポートした。

トリニティー[編集]

THE MATRIX
ネブカドネザル号の副船長。黒髪のショートカットの美女で本作のヒロイン。かつては国税局のコンピュータに侵入した凄腕ハッカーだったが、モーフィアスと出会って仮想世界の真実を知り、共に戦う。ネオの案内役として現実世界へと導き、以前から彼に好意を持っていた。サイファーからの好意は無視し、サイファーが反乱を起こした時に殺されかけるがタンクに救われる。モーフィアスが捕縛された時にネオと共にビルに侵入し、エージェントと戦い救出する。ネオがスミスに殺された時、自身の愛でネオを蘇生させる。ネオには直接出会うまで男だと思われていた。
RELOADED
タイムリミットが数分しかなかったが、ネオを救うために仮想世界へ乗り込む。エージェント・トンプソンに銃殺されるが、ネオによって蘇生した。
REVOLUTIONS
ネオを救うために、メロビンジアンが潜む地下クラブにモーフィアスとセラフの三人で殴りこむ。その後ネオと共にマシンシティの心臓部に向かうが、制御不能になったロゴス号がマシンシティの構造物に衝突した際に致命傷を負い、ネオに看取られながら息絶えた。

その他の乗組員[編集]

タンク
ネブカドネザル号のオペレーターでTHE MATRIXに登場。サイファーに撃たれるが一命を取りとめ、ビーム銃でサイファーを射殺、ネオやトリニティーを助けた。その後はエージェントに捕まったモーフィアスの救出に向かうネオとトリニティーを援護する。続編のRELOADEDではTHE MATRIXとRELOADEDの間の過程で、戦死している[1]
ドーザー
THE MATRIXのみに登場。タンクの兄。弟(タンク)と共にネブカドネザル号のオペレーターを務めていた。サイファーの凶行を阻止しようとするが射殺される。実は、ザイオン生まれの人間。
リンク
ネブカドネザル号の新オペレーター。RELOADED、REVOLUTIONSに登場しモーフィアスたちを援護する。ジーの恋人。モーフィアスを心から尊敬している。オペレーターとしての経験は長い。タンクの遺言に従ってネブカドネザル号に志願した。
エイポック
トリニティー、スイッチと行動している。THE MATRIXのみに登場。ネオが救世主であることを祈っている。サイファーが船に戻った際にプラグを抜かれて仮想世界で死んだ。
スウィッチ
THE MATRIXのみに登場。気が高く少し荒っぽい性格の女性。サイファーが船に戻った際にエイポックの次にプラグを抜かれて仮想世界で死んだ。
マウス
THE MATRIXのみに登場。船員の中では一番小柄かつおしゃべりである。マトリックスの事を説明する訓練プログラムを書いた。“赤いドレスの女”は彼の自慢。仮想世界で他のメンバーがオラクルに会いに行く間留守番を受け持つが、エージェントに出口を塞がれSWAT隊に射殺された。
サイファー(レーガン)
THE MATRIXのみに登場。モーフィアスの救世主伝説を信じておらず、トリニティーに好意を持っていたが相手にされなかった。赤い薬を飲んだことを後悔[2]、密かにネブカドネザル号のメンバーを裏切ってエージェントと内通。モーフィアスを引き渡す事を条件に仮想世界に戻してもらう事をスミスと契約する。船に戻った瞬間、タンクとドーザーを襲撃。更にエイポックとスイッチをも殺害したが、瀕死のタンクに撃たれた。

ビジラント号[編集]

ソーレン
ビジラント号の船長。評議会でナイオビと共にモーフィアスを探すことに賛成した。仮想世界で発電所の破壊に向かうが、現実世界でセンチネルズの放った爆弾メカ「トゥボム」が船に直撃し死亡。
ENTER THE MATRIXでは、エージェントに捕まったアクセルを助け出すため登場。
アクセル
他メンバーは仮想世界の発電所の破壊に行くが、ジャックスと現実世界に残る。センチネルズが接近した事により砲台に向かおうとするが、老朽化していた船内の床が壊れ落下し死亡。
ENTER THE MATRIXではエージェントに捕まりナイオビの助けで脱出するも、再びエージェントに捕まりゴーストの助けにより救出される。
バイナリー
ビジラント号の女性船員。船長たちと仮想世界の発電所を破壊しに行くが、ソーレンと同じくして死亡。
ベクター
一等航海士の黒人。船長たちと仮想世界の発電所を破壊しに行くが、ソーレンと同じくして死亡。
ジャックス
オペレーター。現実世界に残っていたが、船内でのアクセルの落下の際、その破片の鉄筋によって串刺しに遭う。

ロゴス号[編集]

ナイオビ
ロゴス号船長でRELOADED、REVOLUTIONSに登場。勇敢な女性。敵に立ち向かい、ゲーム・ENTER THE MATRIXでは主人公の1人でもある。以前はモーフィアスと付き合っていたが、現在はロック司令官と付き合っている。車や船の運転の達人。
RELOADEDではトラックから落下したモーフィアスを助け、REVOLUTIONSではロゴス号より巨大で操縦が難しいハンマー号をモーフィアスのサポートの下乗りこなし、通常飛行不可能な狭い地下通路を通り、ザイオンへと生還した。
ゴースト
RELOADED、REVOLUTIONSに登場。ゲーム・ENTER THE MATRIXでは主人公の1人でもある。常にナイオビと行動し、厚く信頼しあう関係。射撃の名手で武器のチェックは怠らず、現実世界でもハンマー号の機銃を使い多くのセンチネルを破壊した。メロビンジアンにナイオビが捕まった時は、居場所を探るためパーセフォニーとキスを交わす。
ENTER THE MATRIXでは、トリニティーとは兄妹のような関係で、組み手をしたり、気軽に下世話な話もできるほどに仲が良い。好意も寄せていたようだった。
スパークス
ロゴス号のオペレーターでRELOADED、REVOLUTIONSに登場。特にENTER THE MATRIXに登場する。芯が強い人物で、時には2人にきつく警告する[3]。、たいていは軽く流され聞いてもらえない。ENTER THE MATRIXでは、彼のオペレートが重要となる。

カデューシャス号[編集]

バラード
カデューシャス号船長。RELOADED、ENTER THE MATRIXに登場。最初の下水道の会議でオラクルからの伝言を受けるため、補給が必要なモーフィアスに代わって仮想世界に残った。スミスが乗り移ったベインによって殺害される。
ENTER THE MATRIXでは、セラフと手合わせをしている。
ベイン
一等航海士。RELOADED,REVOLUTIONSに登場。RELOADEDでは最初の下水道の会議でオラクルからの伝言を受けるため仮想世界に残ったが、スミスに見つかり追われマラカイを逃がす。責任感が強く真面目な人物。スミスに捕まり乗っ取られ、これを把握していない仲間が帰還回線を開いた為、肉体はそのまま精神のみスミスとなった状態で現実世界へと戻った。
その後は始終薄ら笑いを浮かべ、スミス以上に人を食った態度の危険人物に変貌する。ネオに対する暗殺行為は皆ことごとく失敗。その後ザイオン艦隊が機械軍を迎撃しようとした際、艦隊を全滅させる。自分は昏睡状態でローランドのハンマー号に救出・収容される。
REVOLUTIONSでは昏睡状態から目を覚ます。皮膚の乱れから精神錯乱を疑われ、また手に自傷までも発見されたが、ネオを含め艦隊の誰も真相に気づかなかった。船医のマギーを刺殺しハンマー号から逃走。ロゴス号に潜伏してネオとトリニティーに襲い掛かる。電流をネオの目に流し盲目とさせたが、ネオに倒される。
マラカイ
一等航海士でRELOADEDのみに登場。オラクルからの伝言を受けるため仮想世界に残ったがスミスに見つかり追われ、ベインより先に逃げる。最後にはスミスが乗り移ったベインに殺害された。

ハンマー号[編集]

ローランド
ハンマー号船長でRELOADED、REVOLUTIONSに登場。RELOADEDでは全滅した迎撃艦隊の中で、唯一生き残ったベインを救助した。またセンチネルに破壊されたネブカドネザル号から脱出したモーフィアスたちを助けた。
REVOLUTIONSではマシンシティへ行こうとするネオの提案を一笑し、ハンマー号を貸して欲しいという頼みも断るが、ナイオビがロゴス号を提供したので渋々認める。以降はモーフィアスやナイオビ達と共にハンマー号でザイオンへの帰還を図る。
マギー
ハンマー号船医でRELOADED、REVOLUTIONSに登場。RELOADEDではセンチネルを破壊し昏睡したネオや生き残ったベインの看病をした。
REVOLUTIONSでは目を覚ましたベインによって刺殺された。
モーゼル
ハンマー号の乗組員の黒人でRELOADED、REVOLUTIONSに登場。
コルト
ハンマー号の一等航海士でRELOADED、REVOLUTIONSに登場。
エーケイ
ハンマー号のオペレーターでRELOADED、REVOLUTIONSに登場。

モーゼル・コルト・エーケイの名は、銃の名前(主にメーカー名)に由来する。

ザイオンの住人[編集]

ロック司令官
ザイオン攻撃部隊の司令官で指示を出す。予言や奇跡を信じない現実主義者。RELOADED、REVOLUTIONSに登場。ナイオビの恋人で、彼女の元恋人(モーフィアス)が嫌い。REVOLUTIONSでは冷静な性格でザイオン軍を指揮し、ザイオンに殺到した25万体のセンチネルズに立ち向かった。
副官
ロックの部下。RELOADED、REVOLUTIONSに登場。RELOADEDではイカロスから連絡を受け、最初の二隻が迎撃位置に就いた事をロックに知らせた。
ハーマン
女12人、男6人のザイオンの評議員の指導者的存在。元はマトリックスに繋がれていた人間。RELOADED、REVOLUTIONSに登場。RELOADEDではネオと、ザイオンやマトリックスの仕組みについて話し合った。REVOLUTIONSではキッドから戦争が終わったと聞かされ茫然とする。
ミフネ
ザイオンに駐在する船長。RELOADED、REVOLUTIONSに登場。その指導力からも伺えるかなりのベテラン。RELOADEDではモーフィアスとロックの仲裁をし、REVOLUTIONSではザイオンでの防御戦の際APUに乗り指揮を執る。圧倒的な数の攻撃に、APUは自身を含めて13基まで減るが、最後まで諦めずにトリガーを引き続けた。最期はセンティネルの大群に正面から攻撃され、壮絶な戦死を遂げる。また、ハンマー号の帰還を察知、死に際キッドに自身のAPUを使いゲートを開けるように言った。抜群の戦いぶりだったが、実は訓練プログラムを終えていなかったことを告白して逝く。三船敏郎がモデルである。
キッド
ANIMATRXでは仮想世界の少年だったが、ネオとトリニティーに助けられネオを崇拝している。実は、外部からの操作無しに自らの意思でMATRIXから脱出した、極めて稀な存在である。仮想世界にいたころの名は、michael karl popper。
RELOADEDでは、スミスに乗り移られたベインの行為を偶然に阻止した。
REVOLUTIONSでは、兵役対象年齢に達していなかったにも関わらず志願兵となり、それを見抜いたミフネに自分の心情を語った。その後の戦闘中に死んだミフネのAPUに乗り込み、ゲートを開いてナイオビたちを助けた。最後はセンティネルズが撤退したとき住人達に終戦を告げた。訓練プログラムを終えていなかった。
ジー
リンクの妻。RELOADED、REVOLUTIONSに登場。ドーザー、タンクとは兄妹関係。ドーザーがネブカドネザルで死んだため、夫を心配、他の船に移るように呼びかけるがなかなか応じてもらえない。
REVOLUTIONSではチャラと組みロケット砲の装弾手としてセンチネルズに立ち向かう。またゲートを開こうとするキッドをビーム銃で援護する。
カズ
ドーザーの妻で、2児の母親。ジーの義姉でもありよく話をする。RELOADED、REVOLUTIONSに登場する。
チャラ
REVOLUTIONSに登場。ジーと組みロケット砲の砲撃手として機械軍の掘削機を破壊する任務に就く。掘削機を破壊しようとするが失敗し、撤退する途中でセンチネルに胸を貫かれて死亡する。
ズーカ
REVOLUTIONSに登場。APUに乗り込みセンティネルズに立ち向かったが落下し死亡。

マシン・シティの住人[編集]

センティネル
現実世界におけるマシン・シティの戦闘機械で、人類抹殺の物理的実行役。
蛸に似た外見の鋼鉄製の機械で、原理不明だが飛行能力を持つ。
戦闘では高速で敵に張り付き、短距離レーザーで切断したり、伸縮性を持つ脚部で格闘を行う。また収納式の小型爆弾「トゥボム」を放つことができ、これでビジランド号やネブカドネザル号を破壊した。
電磁パルスのぎりぎり射程圏外からトゥボムを放ったり、ハンマー号の帰還を阻止するため事前にゲートを破壊する等、賢い一面も見られる。
動力は電気なので、EMP攻撃の範囲内にいると電子回路がショートし、即座に機能停止して無力化する。
初代から登場しているが、REVOLUTIONSでは25万体のセンティネルがザイオン攻略に参加。
人類滅亡のあと一歩のところまで追い詰めた。
デウス・エクス・マキナ(Deus Ex Machina)
マシン・シティを統括する機械仕掛けの神。太陽をモチーフとした巨大な鋼鉄のオブジェクト。
現実世界における地上の支配者であり、人間を「電池」として稼働している発電所を運営することで都市機能を動かしている。
人類にとっては敵の親玉であるが、発電管理のために必要なマトリックスが制御不能になってしまったため、
人間の代表である「救世主」ネオと取引を行い、彼の献身を見届けた後、人類との共存に同意した。
マトリックス内の住人であるアーキテクトと同一の存在かどうかは不明である。

マトリックス内の住人[編集]

アーキテクト[編集]

マトリックス世界を設計・創造したプログラムであり、マトリックス内でも白髪の老人の姿で現れる。
RELOADEDにてネオを自らの元に導き、「次世界の創造のために現在のザイオン(人間)を見捨てる」か「人間と機械双方の破滅を選ぶ」かの二択を迫る。
純粋な「理論」に基づいて動作しているため、人間の持つ「曖昧さ」が理解できず、「Yes」か「No」の選択しか提示・選択できない。
そのため、過去に何度かマトリックスの運営に失敗していることを告白している。
後述の「預言者」は、人間の持つ曖昧さを理解するために作ったプログラムであり、自分をマトリックスの「父」とするなら、彼女は「母」であると認めている。

仮想世界の人間たち[編集]

マトリックスにつながれた状態の人間たち。
多くの人間たちは、自分たちが「電池」として栽培されている現実を知らず、マトリックス世界を「現実」として生きている。
チョイ
THE MATRIXのみに登場。ネオに2000ドルの仕事を頼んだ男。ネオを息抜きにとクラブに誘う。
白ウサギの女
THE MATRIXのみに登場。チョイに寄り添っていた女。チョイと一緒にネオをクラブに誘う。左肩の後ろに白ウサギの刺青がある。
ラインハート
THE MATRIXのみに登場。メタ・コーテックス社の幹部で、ネオの上司。ネオをアンダーソンと呼ぶ劇中最初の人物であり、「選択」を口にするのも彼が最初である。

エージェント[編集]

マトリックスを守る監視プログラムで、マトリックスを破壊しようとする者を排除する役目を持つ。
ハッカーであるザイオンの接続者(人間)や、不正規プログラムであるエグザイルを「削除」する任務を帯びる。
マトリックスに繋がっている人間であれば、誰でも強制的に「上書き」してエージェントにすることが可能。
ただし、一つの監視プログラムが上書きできる上限は基本的に「一人」であり、同じエージェントが同時に二人以上存在することはできない。
エージェントたちはマトリックス内では政府の人間として扱われ、警察や軍よりも上位の存在として振る舞える。彼らのオフィスも軍の警備するビルの中にある。
インカムで連絡を取り合っており、みな深緑色のスーツに黒いサングラス、使用する銃はデザートイーグルである。
拳攻撃はコンクリートをも砕き、銃撃もバレット・ドッジで躬す。
ただし、マトリックス内の物理法則を超えた動きは出来ないため、超高速で無数に叩きつけられるバルカン砲の掃射や、
銃口を身体に密着しての発砲などを行われると、流石に回避が間に合わず(一時的ではあるが)死亡する。
エージェント・スミス
THE MATRIXではエージェントのリーダー的存在。ブラウン、ジョーンズと共に行動する。
モーフィアスら一味を追い、囮としてネオを捕獲。遂にモーフィアスを拘束し、自白プログラムでザイオンへのコードを聞き出そうとするが失敗。
廃墟のホテルへネオを追い詰めて殺すが、救世主として蘇生したネオに倒される。
RELOADEDでは、エージェントとしてのプライドを捨ててネオへの復讐心に燃え、ソースに戻るルールを拒否して復活した。
ネオに倒された際に、彼の救世主としての能力の「一部」が上書きされたらしく、
エージェントの「マトリックスの住人なら誰でも強制上書きできる能力」のリミッターを外し、無制限に「自分」のコピーを作り出して大軍団でネオに立ち向かう。
また、マトリックス侵入中のザイオンの住人ベインの脳に対しても上書きを行い、現実世界へも出現する。
REVOLUTIONSではオラクルも上書きし、マトリックスの住人全員を自分のコピーに変え、世界を乗っ取る。
大量の自分のコピーを観客にして、大雨の中でネオと対決、激戦の末にネオを破って自らをコピーしたが、
スミス化したネオが現実世界で接続していたデウス・エクス・マキナの削除命令を受け入れてしまったため、彼もろとも削除されてしまう。
結果、スミスとなっていたすべての存在は元通りに戻った。
ネオのことを最後までアンダーソンと呼ぶ。以前エージェントだった時代にセラフとも戦った事があるようだが、その時は一蹴されたようである。
エージェント・ジョーンズ
THE MATRIXではエージェント達のサブリーダー。連邦政府ビルの屋上でネオ&トリニティーと戦い、一度はトリニティーに撃たれている。
PATH OF NEOではスミスを倒されためにリーダーに昇格。ブラウンと共に行動し、レッドピルの捕縛任務に従事している。
エージェント・ブラウン
THE MATRIXではスミスの手下で、捕縛したモーフィアスに注射をしたり、冒頭でトリニティーを追った。
PATH OF NEOではスミスを倒されジョーンズをリーダーとして行動。任務はレッドピルの捕縛。
エージェント・ジョンソン
RELOADEDのみに登場。ブラウン、ジョーンズ、スミスよりも後に作られたアップグレードしたエージェント。
リーダー的存在でジャクソン、トンプソンと行動している。
高速道路でトラックの上でモーフィアスと格闘し、刀でネクタイを切断され逆上し、中段正拳突きで吹っ飛ばした。
キー・メーカーを削除しようとするが、背後からモーフィアスに飛び蹴りを見舞われ蹴り飛ばされた。
エージェント・トンプソン
RELOADEDのみに登場し3人の中でサブリーダー的存在。公園でネオとスミスが戦っているときに出くわしたが、スミスに乗っ取られた。
その後、復活し高速道路でトレーラーの運転手になりトリニティーを追い詰めた。
発電所でトリニティーと戦い、窓ガラスを突き破り落下しながらも撃ち続けた。
エージェント・ジャクソン
RELOADEDのみに登場し、高速道路でトンプソンにキーメーカーを探せなどと指示した。発電所内でトリニティーを追いかけるトンプソンを銃で援護した。
エージェント・グレイ
マトリックスオンライン」に登場、マシンの監査員として登場。
エージェント・ペース
「マトリックスオンライン」に登場、女性。
エージェント・スキナー
「マトリックスオンライン」に登場。

エグザイル[編集]

故障し正規の役目を放棄、またはヴァージョンアップに伴い不要となり、本来ソースに戻り削除されるべき存在にも関わらず削除命令を聞かず、仮想世界に留まる不正プログラムの総称。
人間ではないがマトリックス内では人間と同じ容姿を与えられ、基本的にはマトリックス内の物理法則に従うが、プログラムに応じた特定の「越権行為」を行える能力を持つ。
正規のマトリックスからは不要の存在であるため、削除のためにエージェントに追われるという点では、ザイオンの人間たちと共通する。

メロビンジアン一味[編集]

主にエグザイルで構成されるマトリクス内のシンジケート。
ザイオンの住人との関係は冷徹ではあるものの中立で、状況によっては取引に応じることもある。
正規のマトリックスにとっては削除対象であるため、「削除」を担当するエージェントとは敵対関係。
メロビンジアン
マトリックス内の最古プログラム。元は「因果応報」を司るプログラムだったが、「選択」のプログラム(預言者)が台頭したためエグザイルの頭目となる。
データを直接改竄する力を持つ快楽主義者。多くのエグザイルを配下に従え、キー・メーカーを監禁していた。
だが、傲慢な言動が災いして、妻パーセフォニーに裏切られる。
RELOADEDでは、すべての言語を嗜み、あらゆる言語の中でフランス語が最も好きな言語と語る。実際、興奮するとフランス語で暴言を叩きつける。
REVOLUTIONSでは、トレインマンを使い昏睡状態に陥ったネオをマトリックスとソースを結ぶ駅に閉じ込めた。
クラブを襲撃したトリニティー・モーフィアス・セラフの三人にネオを返す条件として“預言者の目”を要求するが、逆にトリニティーに銃を突きつけられる結果となり、
“この場で死ぬ”か“ネオを渡す”かの選択に迫られ、結局、無条件降伏の形でネオを渡すことになる。
パーセフォニー
メロビンジアンの妻で、長身の美しい女性。夫と同じくエグザイルだが、何のプログラムかは不明。キスをする事で、相手の心を読める能力を持つ。
出会った当時のメロビンジアンは現在のネオに似ていたらしく、純粋に彼に惹かれていた。しかし長期間の夫婦生活で倦怠期を迎え、現在は腐れ縁に近く、彼の浮気を黙認しつつも嫌っている。
RELOADEDでは、キー・メーカーに会いにきたネオたちと会い、浮気していた夫を裏切り、ネオとのキスを交換条件としてキー・メーカーを解放する。
REVOLUTIONSでは一応「仲直り」したらしく夫とクラブでくつろいでいたが、唐突にやって来たトリニティーのネオに対する献身的な愛に驚く。
アベル
メロビンジアンの部下で、元々はマトリックス内で暮らしていた人間。メロビンジアンに助け出された。
ENTER THE MATRIXではナイオビたちから鍵を奪った。
RELOADEDでは、部屋でケインと映画を観ていた時にパーセフォニーが来て頭に銀弾を撃ち込まれる。
ケイン
メロビンジアンの部下で、元々はマトリックス内で暮らしていた人間。メロビンジアンに助け出された。
ENTER THE MATRIXではアベルと共にナイオビたちから鍵を奪った。
RELOADEDでは、部屋でアベルとホラー映画を観ていた時、パーセフォニーによってアベルを殺され、メロビンジアンにこの事を報告し広場でネオと戦うが蹴り倒される。
ケインとアベルは、旧約聖書に出てくる兄弟カインとアベルから由来。
ツインズ
メロビンジアンを守る双子の部下。旧式のエージェントであり、体を幽体化して物理法則を無視する能力を持ち、壁をすり抜けたり破損した身体を復元(回復)したりできる。
個別の名前はなく、一人称は『We』。見分け方は指輪の位置。肌が白く、服装も白っぽい物でまとめられている。片割れはトリニティーに好意を持っているらしい。
RELOADEDで逃げたキー・メーカーを追い、剃刀を武器に駐車場でモーフィアスと戦う。最後はモーフィアスと戦い、車ごと爆破され上空高く吹き飛ばされ戦線離脱する。
ENTER THE MATRIXでは逃げたナイオビ、ゴーストを追った。この時はサングラスをかけていない。
トレインマン
REVOLUTIONSのみに登場。マトリックス内のあらゆる列車のプログラムの管理者で、密かにメロビンジアンと取引したプログラム(エグザイル)をマトリックスへ移動させている。
腕に大量の腕時計を巻き付けており、ここから全ての列車の運行を見ている。
「モービル・アヴェニュー」とは、マトリックスとソースの中間に不正に設計した場所。
メロビンジアンと取引したラーマ一家をマトリックスへ送りに行く途中、モーフィアス達に捕捉されるが銃と列車を駆使して逃走。
その後「モービル・アヴェニュー」にてネオとラーマ一家と遭遇し、ネオのみを置き去りにした。
メロビンジアンがトリニティーに屈した為、彼の列車はネオを迎えに行くのに利用された。
Qボールギャング
スキンヘッドの3人組。RELOADEDではラーマの背中を押しているシーンでのみ登場。
REVOLUTIONSではクラブの玄関の守衛をしていたが、その能力を見せる間もなくトリニティー、モーフィアス、セラフに敗れる。
バウンサー
REVOLUTIONSのみに登場。メロビンジアンが潜む地下クラブを守るバウンサー4人組。
自身の身体の重力方向を自在に変える能力を持ち、天井や壁をバウンドするボールの様に縦横無尽に跳ねまわり、相手を翻弄する。
トリニティー、モーフィアス、セラフと戦うも敗れる。
ブラド
ENTER THE MATRIXに登場。ヴァンパイアのリーダー。柔軟な身体を生かした体術でナイオビ、ゴーストを苦しめる。
クージョ
ENTER THE MATRIXに登場。狼男・ドーベルマンのリーダー。獰猛なパワーファイトでナイオビ、ゴーストを苦しめる。

その他のエグザイル[編集]

エグザイルの全てがメロビンジアン一味に与しているわけではなく、独立して放浪する者もいる。そういった者が困った場合、「預言者」に頼ることが多いようだ。

オラクル
マトリックスの古いプログラムの一つ。老女の容姿を持ち、モーフィアスらザイオンの人間を導く存在。
「選択」を司り、人間の行動を理解・予測するために創られた直感プログラムである。
アーキテクトとは正反対の位置に立って彼と競争せねばならない役割上、エグザイルという生き方を選択している。
未来を見通す力“預言者の目”を持つが、「未来予知」とは「自らの選択」の上で成り立つと語り、選択を超えた(自分で選択したわけではない)未来の予知は、彼女にとっても不可能である。
THE MATRIXでモーフィアスたちに救世主伝説を語り、初めてネオと遭遇する。
RELOADEDでは、セラフに守られながら再びネオと会い、助言を行っている。だがこの段階で、アーキテクトの存在を語らなかった。
REVOLUTIONSでは、ラーマがサティーを守るために、自分の削除コードをメロビンジアンに教えたことで消滅の危機に陥り、何とか生き延びるも、顔が変わっている[4]
物語の後半でスミスに上書きされ、スミスの「代表」として直接ネオと戦うが、スミスと一体化したネオが削除命令を受け入れ、スミスが全滅した後に元の姿に戻る。
セラフ
オラクルを守っているプログラム。白いスーツを着たアジア系の顔立ちの男性の姿。戦闘能力に長け、格闘においてはネオと同等。
メロビンジアンから「放蕩息子」と呼ばれていたことから、メロビンジアンとパーセフォニーの息子(のプログラム)ではないかと思われるが、真相は不明。
昔はメロビンジアンの配下に居たらしく、その頃は“翼のない天使”と呼ばれていた。
エージェント・スミスとも対戦経験があることから、後述のサティーと同じく、生まれつきのエグザイルである確率が高い。
RELOADEDでオラクルの守護者として初登場。ネオと組み手を行い互角に近い戦闘力を見せつける。
ENTER THE MATRIXではバラードと戦った。
REVOLUTIONSでは、モーフィアスとトリニティーと共にネオ救出に向かう。
ネオの救出は成功したが、その後サティーを連れて脱出しようとするも、すでに世界を乗っ取りかけていたスミスに追い詰められ、同化されてしまう。
キー・メーカー
RELOADEDのみに登場。名前通り、マトリックス内で使えるあらゆる鍵を作り出すことの出来るプログラム。
アジア系の初老男性で、いかにも「町の鍵屋」な外見。
登場時には既にエグザイルであり、エージェントに追われる身だったが、その能力に目をつけたメロビンジアンによって監禁されていた。
ネオ達に救出された後、マトリックスの中枢(ソース)に入る為の方法を教え、自身はネオとモーフィアスと共にソースへと入る。
そして、スミスの襲撃からネオ達を逃がそうとソースの中核(メインフレーム)の手前の部屋の扉を開けるが、スミスが放った銃弾を受けて倒れる。
最後にモーフィアスには現実世界へ通じる道を教え、ネオにはメインフレームに入る扉の鍵を渡し、死亡した。
ラーマ
RELOADED、REVOLUTIONSに登場。エグザイルではなく、発電システムの正規プログラムだが、娘(サティー)を救うためにエグザイルと接触。
オラクルの削除コードをメロビンジアンに教えることで、サティーを生き延びさせた (cf.ENTER THE MATRIX) 。
メロビンジアンと取引の帰り、RELOADEDにてネオと目が合うシーンがある。
カマラ
REVOLUTIONSに登場。ラーマの妻。インタラクティブ・ソフトを作成する正規プログラム。夫と異なり、身内以外の人物に対して警戒心が強い女性。
サティー
REVOLUTIONSに登場。ラーマとカマラの間に生まれた子供(のプログラム)。
マトリックスによって生み出された存在ではないため役割が明確でなく、生まれつきエグザイルであることを余儀なくされる。
マトリックスの再構成の鍵を握る“最後のエグザイル”とされる。

脚注[編集]

  1. ^ タンクを演じていた役者がギャラのトラブルでスタッフともめた為
  2. ^ 本人曰く、不味い食事ばかり食べさせられていたから
  3. ^ 2人を心配しているというより、自分が面倒ごとに巻き込まれたくない様子
  4. ^ 実際の事情はTHE MATRIX・RELOADEDでオラクルを演じていた女優が病死したため