マツダ・K360

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マツダ・K360は東洋工業(現マツダ)が、かつて生産・販売していた軽三輪トラック(オート三輪)である。 けさぶろうの愛称で知られる。

東洋工業初の三輪トラックとなり、同社のT600とは共通設計の姉妹車でもある。

概要[編集]

小杉次郎によるスタイリングと明るいツートーンカラーにより、商用車とは思えないスマートさで人気となった。

メカニズムでは、エンジン自体とその搭載方法が特徴となっている。エンジンは空冷 4ストローク OHV V型2気筒BA型ガソリンエンジンで、バンク角は76°、潤滑ドライサンプである。最高出力は11馬力 / 4300 rpm 、最大トルクは2.2 kg-m / 3000 rpm で、搭載位置はキャビン背後の荷台との間、いわゆるミッドシップ縦置きされ、それに続く3速マニュアルトランスミッションプロペラシャフトを介し、後輪を駆動する

トランスミッションは、前進が常時噛み合い式(コンスタントメッシュ)、後退が選択擦動式である。

フレームは三角形はしごフレームで、サスペンションは、前がリジッドフォーク + ボトムリンク + コイルスプリング、後は半だ円リーフスプリング + リジッドアクスルである。ショックアブソーバーは前輪にのみ、リーディング&トレーリングシューの油圧ドラムブレーキは後輪のみに備わる。

操舵装置は、ラックアンドピニオンギアを用い、丸ハンドルとなっている。

なお、この車両とマツダ・B360は1960年代にミャンマーに輸出され、その後は1990年代中期頃まで現地生産が行われていたため、ミャンマー国内では現在でも現役の車両が多数見られるという。

歴史[編集]

マツダ・K360 2005年2月撮影

関連項目[編集]

外部リンク[編集]