マット・ホリデー
| セントルイス・カージナルス #7 | |
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| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | |
| 生年月日 | 1980年1月15日(32歳) |
| 身長 体重 |
6' 4" =約193cm 235 lb =約106.6kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 1998年 MLBドラフト7巡目(全体 210位)でコロラド・ロッキーズから指名 |
| 初出場 | 2004年4月16日 カージナルス戦 |
| 年俸 | $16,317,774(2011年)[1] |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム | |
| WBC | 2006年 |
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この表について
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マット・ホリデー(Matt Holliday, 1980年1月15日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州スティルウォーター出身のプロ野球選手。フルネームはマシュー・トーマス・ホリデー(Matthew Thomas Holliday)。外野手(主に左翼手)、右投右打。MLBセントルイス・カージナルスに所属している。
目次 |
[編集] 経歴
1980年1月15日にアメリカ合衆国オクラホマ州スティルウォーターで誕生。父のトム・ホリデーはカレッジベースボールの強豪校として知られるオクラホマ州立大学でかつてヘッドコーチをしており、叔父のデーブ・ホリデーはロッキーズのスカウトを務めるなど、ホリデー家は "野球一家" だった。スティルウォーター高校に在学中、野球とアメリカンフットボールの両方で活躍。アメリカンフットボールのクォーターバックとしてオクラホマ州立大学へ進学する予定だったが、1998年のMLBドラフト7巡目(全体210位)でロッキーズに指名され、野球のプロ選手の道へ進む。その時の契約金は7巡目指名ながら840,000ドル。さらに7年分の年俸保証700,000ドルという条件も付いていた。
[編集] コロラド・ロッキーズ
マイナーリーグでは三塁手としてプレイしていたが、2001年に右肘を傷めてトミー・ジョン手術をし、その後は左翼手に転向。メジャーデビューを果たしたのは入団から6年経った2004年4月16日のカージナルス戦で、その試合では3打数無安打に終わった。しかしこの年は計121試合に出場し、打率.290・14本塁打・57打点を記録、新人王投票でも5位に入った。
2005年は前年とほぼ同じ125試合出場ながら、打撃3部門全てで1年目を上回る成績を記録。さらに俊足も発揮し、14盗塁を記録した。翌2006年のシーズン前には、2006 ワールド・ベースボール・クラシックにアメリカ合衆国代表として出場。さらにMLBのレギュラーシーズンでも自身初の30本塁打・100打点など前年を上回る成績を残した。オールスターにも初選出された。
チームの主砲となったホリデーは、2007年に自己最高のシーズンを送る。開幕直後は5番打者として、5月に入ると3番打者として出場。ほとんどの記録でキャリアハイを更新し、打率・打点・安打・二塁打・塁打の5部門でリーグ1位となった。9月にはホリデーが月間MVPを受賞する活躍をすると、その間にチームは11連勝を含む20勝8敗を記録し、レギュラーシーズン終了時点でナ・リーグ西地区で2位のパドレスと並んだ。ポストシーズン進出を賭けたパドレスとのワンゲーム・プレーオフで6打数2安打2打点を記録、そしてロッキーズは延長13回に2点差を逆転するサヨナラでパドレスに勝利しプレーオフ進出を果たした。ホリデー自身も2打点を上げたことでライアン・ハワードを逆転し、打点王を獲得。このことはワンゲーム・プレーオフがレギュラーシーズンに含まれる制度による恩恵を受けた例として取り上げられる。さらに首位打者にも輝き、MVP投票ではジミー・ロリンズに次ぐ2位だった。
2008年1月18日、ホリデーは2年間2300万ドルでロッキーズと契約延長した[2]。5月25日、左ハムストリングを痛めたことによりホリデーは6月10日まで故障者リスト入りすることになった[3][4]。7月6日、ホリデーは3年連続でオールスターゲームに選出された[5][6]。ファン選出されたアルフォンソ・ソリアーノが故障したことにより、先発出場することになった[7]。当日のオールスターゲームでは右翼手として出場し、この試合の初得点となるソロ本塁打を放った[8]。
この年は故障者リストに入っていたこともあって過去2年より少ない139試合出場に終わった。成績は打率.321、173安打、25本塁打、88打点、107得点、290塁打を記録。この活躍が認められ3年連続でシルバースラッガー賞を受賞し[9]、28盗塁と出塁率.409はキャリアハイだった。盗塁はこの年の左翼手ではメジャー3位、出塁率は同じく左翼手でメジャー2位だった[10]。
[編集] オークランド・アスレチックス
シーズン終了後の11月14日、ヒューストン・ストリート、グレッグ・スミス、カルロス・ゴンザレスとの1対3の交換トレードによりオークランド・アスレチックスに移籍した[11]。
2009年は4月の打率が.240と低迷していたが、7月には打率が2割8分まで上昇した。しかし、チームは地区最下位に低迷し、ホリデーはラジオのインタビューで、「またプレーオフでプレーしたい。もしこのチームで不可能なら僕の代わりにいい選手を獲ってもらいたい。それによって僕がプレーオフの可能性のある球団でプレーできるなら問題ない」とトレードを容認する発言をした[12]。そして、7月24日にブレット・ウォレス、クレイトン・モーテンセン、シェーン・ピーターソンに加えアスレチックスが150万ドルを負担する3対1の交換トレードでセントルイス・カージナルスへ移籍した[13]。
[編集] セントルイス・カージナルス
カージナルス移籍後、63試合の出場で打率.353・13本塁打・55打点を記録し、チームはホリデー移籍後、39勝25敗を記録し、3年ぶりに地区優勝を果たした。しかし、ロサンゼルス・ドジャースとのディビジョンシリーズでは打率.167(12打数2安打)と低迷し、チームも3連敗で敗れ、シーズンを終えた。シーズン終了後、FAを宣言し、代理人のスコット・ボラスはマーク・テシェイラの8年総額1億8,000万ドル規模の契約を要求したが[14]、2010年1月7日にカージナルスと7年総額1億2,000万ドル、8年目は1,700万ドルの球団オプションの契約に合意。アルバート・プホルスの7年総額1億ドルを上回る球団史上最高額の契約となった[15]。 2010年は4月に5試合連続無安打の時期があったものの、それ以降は波なく好成績を残した。打率、OPSはどちらもリーグ5位の.312、.922をマークし、守備でもプラス・マイナス・システム、守備防御点でリーグ2位の+14、+8、補殺はリーグトップの8を記録した。
[編集] 選手としての特徴
打撃センスには天性のものがあり、トッド・ヘルトンに代わって主砲の地位を揺るぎないものにした。クリント・ハードル監督がホリデーのことを「パワーを備えた巧打者」と称しているように、パワーヒッターでありながら安定したバットコントロールを兼ね備えている。広角に打球を打ち分けることで安打を量産し、長打になるほどその傾向が強まるという特徴を持っている[16]。
ホリデーの打撃成績は、「極端な打者有利」とされる本拠地球場クアーズ・フィールドとその他の球場では大きな差がある。以下に、本拠地とその他の球場での打撃成績[17]を表にして示す。数字は2007年までのもの。
| 球場 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 敬遠 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 長打率 | 出塁率 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本拠地 | 286 | 1067 | 223 | 388 | 83 | 14 | 69 | 706 | 248 | 18 | 8 | 0 | 5 | 93 | 6 | 25 | 176 | 35 | .364 | .662 | .425 | 1.087 |
| その他 | 273 | 1050 | 149 | 287 | 67 | 7 | 34 | 470 | 147 | 20 | 7 | 1 | 7 | 84 | 5 | 13 | 225 | 30 | .273 | .448 | .333 | .781 |
このように、打者有利の本拠地球場での成績が、その他の球場での成績を大きく上回っている。それでもFOXSportsは「本拠地のアドバンテージを抜きにしても、ホリデーは(2008年1月時点で)メジャーで一番多くの得点を生み出す左翼手である」と、その打力を評価している[18]。
巨体に似合わず走塁面でも高い能力を秘めており、5年連続で2ケタ盗塁を記録している。守備面では守備範囲が狭く、粗さが目立つが、年々失策は減少傾向にある(7→7→6→3)。2007年は守備率・失策数でメジャー1位を記録したチームの守備陣の一人としてリーグ優勝に貢献した。
[編集] 年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | COL | 121 | 439 | 400 | 65 | 116 | 31 | 3 | 14 | 195 | 57 | 3 | 3 | 1 | 1 | 31 | 0 | 6 | 86 | 9 | .290 | .349 | .488 | .837 |
| 2005 | 125 | 526 | 479 | 68 | 147 | 24 | 7 | 19 | 242 | 87 | 14 | 3 | 0 | 4 | 36 | 1 | 7 | 79 | 11 | .307 | .361 | .505 | .866 | |
| 2006 | 155 | 667 | 602 | 119 | 196 | 45 | 5 | 34 | 353 | 114 | 10 | 5 | 0 | 3 | 47 | 3 | 15 | 110 | 22 | .326 | .387 | .586 | .973 | |
| 2007 | 158 | 713 | 636 | 120 | 216 | 50 | 6 | 36 | 386 | 137 | 11 | 4 | 0 | 4 | 63 | 7 | 10 | 126 | 23 | .340 | .405 | .607 | 1.012 | |
| 2008 | 139 | 623 | 539 | 107 | 173 | 38 | 2 | 25 | 290 | 88 | 28 | 2 | 0 | 2 | 74 | 6 | 8 | 104 | 9 | .321 | .409 | .538 | .947 | |
| 2009 | OAK | 93 | 400 | 346 | 52 | 99 | 23 | 1 | 11 | 157 | 54 | 12 | 3 | 0 | 2 | 46 | 3 | 6 | 58 | 8 | .286 | .378 | .454 | .831 |
| STL | 63 | 270 | 235 | 42 | 83 | 16 | 2 | 13 | 142 | 55 | 2 | 4 | 0 | 5 | 26 | 5 | 4 | 43 | 5 | .353 | .419 | .604 | 1.023 | |
| '09計 | 156 | 670 | 581 | 94 | 182 | 39 | 3 | 24 | 299 | 109 | 14 | 7 | 0 | 7 | 72 | 8 | 10 | 101 | 13 | .313 | .394 | .515 | .909 | |
| 2010 | 158 | 675 | 596 | 95 | 186 | 45 | 1 | 28 | 317 | 103 | 9 | 5 | 0 | 2 | 69 | 10 | 8 | 93 | 13 | .312 | .390 | .532 | .922 | |
| 2011 | 124 | 516 | 446 | 83 | 132 | 36 | 0 | 22 | 234 | 75 | 2 | 1 | 0 | 2 | 60 | 4 | 8 | 93 | 21 | .296 | .388 | .525 | .912 | |
| 通算:8年 | 1136 | 4829 | 4279 | 751 | 1348 | 308 | 27 | 202 | 2316 | 770 | 91 | 30 | 1 | 25 | 452 | 39 | 72 | 792 | 121 | .315 | .388 | .541 | .929 | |
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
[編集] 獲得タイトル・表彰
- 首位打者 1回:2007年(.340)
- 打点王 1回:2007年(137打点)
- シルバースラッガー賞 3回:2006年 - 2008年
- MLBオールスターゲーム選出 5回:2006年、2007年、2008年、2010年、2011年
[編集] 性格
慎ましい性格で知られ、その謙虚な姿勢からファンやチームメイトの信頼は厚い。2007年のリーグチャンピオンシップシリーズでMVPを受賞した際にも「この賞はおれのものではない。みんながもらうべき。25等分できたらいいのに」と語っている[19]。またホーム試合には自身の子供を連れていき、試合後は一緒に室内打撃練習場に行くという微笑ましい光景がよく見られる[16]。
[編集] 脚注
- ^ “St. Louis Cardinals Salary/Payroll Information - 2011” (英語). ESPN.com. 2011年8月6日閲覧。
- ^ The Official Site of Major League Baseball: News: Major League Baseball News
- ^ Rockies add Holliday to DL - The Denver Post
- ^ ESPN - Holliday comes off disabled list, Tulowitzki, Barmes improving - MLB
- ^ Cook, Holliday are All-Stars - The Denver Post
- ^ Hurdle has winning on his agenda : Rockies : The Rocky Mountain News
- ^ ESPN - Holliday to replace Soriano in NL All-Star lineup - MLB
- ^ ESPN - National League All-Stars vs. American League All-Stars - Recap - July 15, 2008
- ^ http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20081113&content_id=3678086&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb
- ^ MLB Player Batting Stats: 2008 - Stolen Bases - LF
- ^ Bloom, Barry M. (2008年11月12日). “Rockies, A's complete Holliday deal”. MLB.com. 2010年3月13日閲覧。
- ^ 小林信行 「MLB30球団レポート&全選手個人成績 オークランド・アスレチックス/OAK ホリデイがラジオでトレードを希望?」 『月刊スラッガー』2009年8月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-8、70頁。
- ^ Leach, Matthew (2009年7月24日). “Cardinals acquire Holliday from A's Prospects Wallace, Mortensen, Peterson shipped to Oakland”. stlcardinals.com. 2010年3月13日閲覧。
- ^ Crasnick, Jerry (2009年11月10日). “Boras compares Holliday, Teixeira” (英語). ESPN.com. 2010年3月13日閲覧。
- ^ Leach, Matthew (2010年1月7日). “Holliday party: Cards introduce slugger” (英語). MLB.com. 2010年3月13日閲覧。
- ^ a b 菊地靖「慎ましいロッキーズのスラッガー」 『NumberWeb』、2007年9月25日。2007年12月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ "Matt Holliday Career Batting Splits," Baseball-Reference.com. 2008年1月26日閲覧。
- ^ Dayn Perry, "A position-by-position look at MLB's best," FOXSports.com, January 19, 2008. 2008年1月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ Mark Bowman / MLB.com 「シリーズMVPのホリデー「この賞を25等分したい」」 『MAJOR.JP』、2007年10月16日。2007年12月26日閲覧。[リンク切れ]
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
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