マット・カリル

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マット・カリル

Matt Kalil
ミネソタ・バイキングス No. 75

2011-0910-MattKalil.jpg
オフェンシブタックル
生年月日:1989年7月6日(24歳)
出身地:アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州コロナ
身長:6' 6" =約198.1cm 体重:308 lb =約139.7kg
NFLデビュー
2012年ミネソタ・バイキングス
経歴
大学USC
NFLドラフト2012年 / 1巡目(全体の4番目)
 所属チーム:
通算成績
(2012年までの成績)
出場試合数     16試合
先発出場試合数     16試合
NFL.comよりの成績
受賞歴・記録

マット・カリル(Matt Kalil 1989年7月6日- )はカリフォルニア州コロナ出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLミネソタ・バイキングスに所属している。ポジションはオフェンシブタックル。オールプロセンターライアン・カリルの弟である。

経歴[編集]

大学進学前の2008年には、Rival.comから5つ星、全米で3番目のオフェンシブタックルと評価された[1]

USCに進学した彼は、1年次には、右タックルのタイロン・スミスの控えとなり、主にスペシャルチームとしてプレー、ボストンカレッジ戦で初先発した。2年次にはチャールズ・ブラウンから左タックルのポジションを奪い、全13試合に先発出場した。ディフェンシブラインマンやスペシャルチームでもプレーし、ノートルダム大学戦ではPATをブロックした[2]。3年次の2011年にも左タックルとして先発出場し、1試合平均456.8ヤード獲得のトータルオフェンスを支えた。この年カリルは、自身はQBサックを許さず、オフェンシブラインユニット全体でも、マット・バークリーを全米最少の8被サックと守った[3]。この年モリス賞を受賞[4]、ロンバルディ賞のセミファイナリストにも選ばれた。

2010年シーズン終了後、カリルは2012年のNFLドラフトで最も優れたオフェンシブラインマンと目された[5][6]。2011年12月16日にアーリーエントリーを表明した[7]。先発した24試合で相手選手に許したQBサックは、わずか1回であった[8]

NFLドラフトコンバインでも高いパフォーマンスを見せ[9]、ドラフトで全体3位指名権を持つミネソタ・バイキングスが指名することが予想された。

1巡指名が期待される選手として、ドラフトに招待された[10]クリーブランド・ブラウンズとのトレードダウンによって[11]、全体4位でバイキングスから指名された。バイキングスがドラフト1巡で指名するのは、2002年ブライアント・マッキニー以来であった[12]

カリルはUSCのオフェンシブラインマンとしては、1968年ロン・イエーリー1977年マービン・パウエル1980年アンソニー・ムニョス、1995年のトニー・ボセーリに次いで5人目のドラフトトップ5で指名された選手となった。同僚のタイロン・スミスは、2011年のドラフトで全体9位で指名されており、同一大学のオフェンシブラインマンが2年連続ドラフトトップ10で指名されるのは、2001年、2002年にテキサス大学レナード・デービスマイク・ウィリアムズ以来であった。

2012年7月26日、バイキングスと4年契約を結んだ[13]。シーズン開幕戦のジャクソンビル・ジャガーズ戦ではジョシュ・スコービーのPATをブロックした[14]。この年チームは10勝6敗でプレーオフに進出、カリルらのブロックもあり、エースRBのエイドリアン・ピーターソンは、NFL新記録まであと9ヤードの2,097ヤードを走った[15]

シーズン終了後、ワシントン・レッドスキンズトレント・ウィリアムズナイトクラブでのけんかにより負傷したため、代役としてプロボウルに選出された[16]

人物[編集]

父親のフランク・カリルは、アーカンソー大学のセンターで、1982年のNFLドラフトでバッファロー・ビルズに指名され、USFLアリゾナ・ラングラーズヒューストン・ギャンブラーズでプレーした。兄のライアン・カリルは、USCでオールアメリカンに選ばれたことがあり、現在カロライナ・パンサーズに所属している[17]

脚注[編集]

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  1. ^ 2008 Prospect Ranking”. rivals.com (2008年1月17日). 2013年1月2日閲覧。
  2. ^ Profile”. USC. 2013年1月2日閲覧。
  3. ^ Matt Kalil to enter 2012 draft”. ESPN (2011年12月16日). 2013年1月2日閲覧。
  4. ^ USC football: Matt Kalil wins Pac-12's Morris Trophy”. ロサンゼルス・タイムズ (2011年12月12日). 2013年1月2日閲覧。
  5. ^ Pete Prisco (2011年5月1日). “Flash forward: Top 32 picks for the 2012 NFL Draft”. CBSスポーツ. 2013年1月2日閲覧。
  6. ^ Tony Pauline (2011年5月3日). “Stanford's Luck headlines early look at top 2012 draft prospects”. スポーツ・イラストレイテッド. 2013年1月2日閲覧。
  7. ^ 名門USCの系譜を継ぐ ビッグラインマン”. NFL JAPAN. 2013年1月2日閲覧。
  8. ^ 生沢浩 (2012年5月9日). “OL一家出身カリルはバイキングスを救えるか【後編】”. NFL JAPAN. 2013年1月2日閲覧。
  9. ^ 注目Tカリル、コンバインで期待どおりの高評価”. NFL JAPAN (2012年2月26日). 2013年1月2日閲覧。
  10. ^ Aaron Wilson (2012年4月12日). “NFL invites 26 players to attend the draft”. profootball.scout.com. 2013年1月2日閲覧。
  11. ^ Evan Silva (2012年4月26日). “Browns trade up to the No. 3 overall pick”. NBCスポーツ. 2013年1月2日閲覧。
  12. ^ Minnesota Vikings sign Matt Kalil”. twincities.com (2012年7月26日). 2013年1月2日閲覧。
  13. ^ バイキングス、ドラフト全体4位のLTカリルと契約合意”. NFL JAPAN (2012年7月27日). 2013年1月2日閲覧。
  14. ^ Peterson steps back in, Vikings beat Jaguars 26-23”. スポーツ・イラストレイテッド (2012年9月9日). 2013年1月2日閲覧。
  15. ^ Adrian Peterson just misses record”. ESPN (2012年12月31日). 2013年1月2日閲覧。
  16. ^ Kalil Selected To His First Pro Bowl”. vikings.com (2013年1月25日). 2013年3月21日閲覧。
  17. ^ Michael Lev (2010年9月29日). “USC's Kalil takes it one kick-step at a time”. ORANGE COUNTY REGISTER. 2013年1月2日閲覧。

外部リンク[編集]

先代:
クリスチャン・ポンダー
ミネソタ・バイキングス
ドラフト1巡指名
2012年
ハリソン・スミス
次代:
シャリフ・フロイド
ゼイビア・ローズ
コーダレル・パターソン